怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
ハイキング
お気に入り
2643
30
0
中編4分
コピー
「ハイキング」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
連休のおかげで久しぶりに年の離れた従兄弟に会えたので、 こんなこともあったよなーって話で盛り上がったんだけど、 そんな思い出に1つだけ、 懐かしくも不思議な話があったわ。 もう10年以上も前の話だけど…… 当時小学生だった自分は、 毎年夏休みになると従兄弟の住む長野県へ遊びに来ていたんだ。 地元では見れない規模の花火大会…… 見たこともないような変な虫や生き物。 よくわからない奇祭とか、 従兄弟には色々な所に連れて行ってもらったよ。 そんなある年、 小学生の自分は従兄弟と2人でハイキングに行くことになった。 詳しい場所は伏せるけど、 とある山から入って、とある高原に抜けるルート。 ハイキングとは言うものの、 ただのガチ山登りで小学生にはきつかったのを覚えているよ。 最初の1時間くらいは本当に楽しかった。 登山ルート沿いに沢があって、 確か生まれて初めて山椒魚を触った。 大学生の従兄弟は物知りで生えてるコケがいかに珍しいかとか、 この辺りにはどんな動物がいるとかいろいろ教えてくれたよ。 しかし小学生の自分に山登りは、 ただひたすらにキツク、 自然というものにに飽き始めていた。 しまいには持ってきた携帯ゲーム機をいじりながら 歩いたりしていたなぁ。 そんなこんなで2時間ほど過ぎて、 山の中腹で食事を終わらせ休憩し始めたとたんに、 ガスなんだか霧なんだか……周辺がもやってきた。 ルートがわからなくなると洒落にならないと、 先を急ぐ準備をしていると、 目の前の沢から、 モンペを着てほっかむりのおばちゃん2人が段差をよじ登ってきたんだよね。 挨拶をするでもなく 山道を先へ進みだすおばちゃん2人。 従兄弟と自分は 「地元の人かな?」 「山菜とか採れるんじゃない?」 なんて小声で話しながら、 同じ道を進み始めた。 おばちゃんたちのシルエットを追う形で霞の中しばらく歩くと、 高原側からいかにも山が好きそうなお兄さん達が下りてきて、 「こんにちわ!」 とか 「ガスがきついから気をつけて」 「がんばれ」 とか挨拶をしてくれてさ、 自分も一人前に扱われたみたいでうれしくてねぇ…… 振り向いて降りていく集団に手を振った時に気づいた。 ねぇ従兄弟、 後ろからも似た格好のおばちゃん達が登ってくるんだけど…… 靄がかかっているので 顔立ちとかがはっきり見えるわけではないんだけど、 うねうねと曲がる山道、 手を振り返してくれる兄さん達とすれ違うように、 腰の曲がったシルエットが見える。 従兄弟は 「うーん」 と首をかしげ 「あのさ」 と切り出した。 「さっきの兄さん達が、 おばちゃん達に挨拶してたの聞こえた?」 言われてみれば、 振り向いて手を振った時におばちゃん達とすれ違ってるはずなのに、 先ほどのような挨拶を交わす声は聞こえてこなかったんだよね。 従兄弟は小声で続けた。 「おばちゃん達、何も持ってないんだよね。 普通道具もなしに山にはいるかな? 怖がらせちゃいけないと思って言えなかったんだけど…… 地元の人だとして、手ぶらで山菜取りにきて、麓に下りず、 一言も話さずに山登るなんて普通じゃないと思うんだよね」 「おばけ?」 と従兄弟に聞いたと思う。 「まさかー。 でも気味悪いし、先に行かせちゃおうか」 とか言い出して、 適当な石に座りこむとタバコをふかし始めた。 自分も疲れていたので座り込み、 後ろからやってくるおばちゃん達が通り過ぎるのをぼーっと眺めながら、 田舎や畑で見かけるような、ただのおばちゃんだよなぁなんて考えていると、 あっけないくらい何事もなく、おばちゃんたちは目の前を通り過ぎていった。 おばちゃん達をやり過ごした後は靄も晴れて、 目的の高原に無事たどり着けた。 普通に地元のおばちゃん達だったのか、 お化けの類だったのかはわからないけど、 山の空気もあって、自分には忘れ難い、 なんとも言えない強烈な夏休みの思い出になったなぁ。 冒頭に書いたように久しぶりに従兄弟と話せたんだけど、 さすがに向こうも覚えていたよ。 当時は完全にお化けだと思っていたそうだ。 タヌキやキツネはタバコが嫌いという話を誰かから聞いた事があり、 試しに吸ってみたと言っていたね。 長文な上にモヤモヤする話で悪いね。 長野の山や高原に行く事があったら、 話のネタにでもしておくれ。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった30
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
最凶貴族は死亡フラグを覆す【電子単行本版】1 (comic スピラ)
MOONLIGHT MILE【完全版】(1)
マザコン夫と姑が許せない 読者さんの恋愛・浮気体験談
幽霊と疲れた会社員: 第41話「幽霊とあの日の忘れ物」編
幽霊と疲れた会社員: 第2話「河原の出会い」編
幽霊と疲れた会社員: 第1話「疲れた会社員」編
前の話:【洒落怖】曾祖母のお見舞い
次の話:【洒落怖】電車内で遭遇
怖い話 No.9232
【洒落怖】手を引っ張られる
1216
41
1
中編3分
怖い話 No.17052
【洒落怖】神様?
1601
45
短編2分
怖い話 No.8548
【洒落怖】変な遊び
1889
19
怖い話 No.21146
【洒落怖】ネジ
1268
15
短編1分
怖い話 No.9976
【洒落怖】気持ちの悪い男
1511
43
怖い話 No.21562
【洒落怖】自首した理由
朗読 めたんの怖い話紹介ch
2994
58
怖い話 No.2816
【洒落怖】ツンバイさん
1545
38
長編7分
怖い話 No.2100
【洒落怖】よく死ぬ
1341
怖い話 No.18210
【洒落怖】孤独死した女性の部屋
2050
36
怖い話 No.9892
【洒落怖】バァちゃん助けて
1388
25
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
イジメっ子3人
母親の怒り
はいじま駅
扇風機の向こうから聞こえる声
一人かくれんぼ
夜の山道でマラソンの練習
ミア
神様に感謝
メンヘラ