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四国の東部
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石じじいの話です。終戦後すこしたってから、彼は初の長距離遠征として四国の東部に石探しの旅に出たそうです。当時は車も所有しておらず、なかなか大変だったということです。石もそれほど多くは運べないので、半分物見湯山の旅だったのです。かなり深い山に入った時に、「変な人物(じじい曰く阿呆」に遭遇したそうです。 じじいが山奥の河原で野営の準備をしていた夕刻、上流から汚らしい格好をしたリュックを背負った小柄な男がやってきました。彼は長いあいだ風呂にもはいっておらず、着物も洗っていないと見えて臭かったと。じじいもたいがいだと思うのですが、じじいは衛生観念のかなり高い人だったので、まめに体を拭いて洗濯していました。その男曰く、「この山には宝がある!」「それを私は探しているのだ!」じじいは当惑しました。熱心にこちらに話してくるその内容が「荒唐無稽」に思えたからです。「昔は、ここが世界の中心だった」「私が宝を見つけたら、世界中の信心(宗教?信仰?)がひっくり返る」「昔、ここらにやってきた平家の落人たちが、宝を見つけて、それを守護することにしたが、世代を経るにしたがって、その目的が忘れさられて、歴史のなかに埋もれてしまった」などなど。じじい曰く「難しい、信じれん話で、よう覚えておらんわい」「わしは、それより、気が気やなかったで。頭のおかしい人に夕方、山のなかで会うてみなや。こわいで」じじいはその人物を警戒しました。彼は、今日一晩いっしょにいたい、と言ったそうです。彼は重いツルハシのような道具や折りたたみ式のシャベルなどを携帯していましたが、食べ物をもっていなかったそうです。じじいは彼に食物を分けてやりました。夜、眠る時に、「夜中に襲われて金品を奪われるのではないか?」と気になって、オチオチ眠れなかったそうです。翌朝早く目をさますと、すでにその人物は姿を消していたそうです。じじい曰く、「そがいなとこに宝なんぞあるかい!とりつかれたおかしなもんよ」しかし、今この話を考えると、「ソロモンの秘宝伝説」だったのかもしれません。じじいはその後、少しの石を得て、土佐ば(高知県)の方に山を下るのですが、そこでさらに怖いことに遭遇することになります。
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