1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

コツコツ峠

お気に入り

• コツコツ峠の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「コツコツ峠」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• コツコツ峠とは

  実際にあった怖い話 2025年11月号

• 友人たちの話。
  
  彼らバイク乗りの間で、
  気味悪がられている峠があるのだという。
  
  「そこの峠を攻めていると、
  ヘルメットが後ろから小突かれるんだ。
  何か固い物で、コツコツって。
  感触としては、人の拳骨みたいな物で、
  軽くコツッと突かれるような」
  
  「いや、誰も後ろには乗ってないんだけどね。
  真後ろを走ってるライダーからも、
  何も異常は確認されていないし」
  
  「俺たち、そこのこと、
  コツコツ峠って呼んでいるんだ」
  
  
  
  
  
  「でもコツられる奴って、
  大体面子が同じなんだよなー。
  何か決まりでもあるのかなー？」
  
  話を聞かされた私は、
  つい軽い気持ちで言ってしまった。
  
  「コツコツされる人って、
  イケメンに限られるんじゃないの？」
  
  正直なところ、
  コツコツ体験者は
  特に美男でも醜男でもないと思うが。
  
  相当に適当な思いで口にした私の言葉に、
  ライダー達の雰囲気が変わった。
  
  変わってしまった。
  
  彼らは今も、
  気味が悪いのを無視して
  コツコツ峠を攻めている。
  
  その日コツられた者が、
  
  『その日で一番イケてるライダー』
  
  ということで、
  帰りにファミレスで
  皆に一杯奢るという決まりになったのだそうだ。
  
  「えっ、奢るの？
  奢られるんじゃなくて？」
  
  聞き間違えたかと思い、
  そう問い直すと、
  
  「イケメンライダーは心も財布も広いんだぜ」
  
  と得意げに答えられた。
  
  ……まぁ、仲が良くて何よりである。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった31

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】実際にあった怖い話 2026年1月号 Amazon
  • 【じわ怖】夜な夜な出る社宅 短編2分
  • 【じわ怖】深い穴 短編2分
  • 【じわ怖】体育館の階段 短編1分
  • 【じわ怖】一緒に帰るよ 短編2分
  • 【意味怖】今日もこうして息子の足の爪を切ってやっている 短編1分
  • 【洒落怖】水を置かなきゃ 短編2分
  • 【洒落怖】私の携帯知らない？ 中編3分
  • 【洒落怖】魂が落ちた 長編6分
  • 【洒落怖】死人を占う 長編5分
  • 【洒落怖】旅館の求人 長編8分

  ひっそりと話題になってる心霊系の本

  • 

    訳アリ心霊マンション　3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)

  • 

    立原美幸の日々是心霊1巻 (ダイトコミックス)

  • 

    シャラクナ～怪奇心霊見聞録～ 第一巻 (あすかコミックスDX)

  • 

    心霊探偵八雲　ＳＥＣＲＥＴ　ＦＩＬＥＳ　完全版　絆 心霊探偵八雲　番外編 (講談社文庫)

  • 

    週刊実話 増刊　発禁！ 最恐の心霊現象2025夏 [雑誌]

  • 

    心霊探偵八雲５　完全版　つながる想い 心霊探偵八雲　完全版 (講談社文庫)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  コツコツ峠 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】除雪車

  次の話：【じわ怖】田舎の神々

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.12417

    【じわ怖】歴史の研究者

    自分は文化財関係の仕事やってるんだが、 仕事上の付き合いも歴史の研究者ばかり。 その中の一人の研究者の体験なんだが、 京都のとあるホテルに泊まった時、 夜中に金縛りにあい何だ

    1163

    32

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12357

    【じわ怖】おばあちゃんもかくれんぼしてるの？

    自分が３歳の時の事、 父方の祖母が亡くなった。 皆さんお察しの通り、 人に対しての死という現実の認識が出来ない子供のこと、 私はキャッキャッ親戚の連中とふざけ走り回り、
    

    朗読 はこわけあみ 酔いどれホラーV

    1395

    40

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12733

    【じわ怖】すれ違う他の登山者

    すれ違う他の登山者と挨拶を交わしながら稜線を歩いていた。 印象に残る登山者もいれば、 そうでない登山者もいる。 その中に、 帽子、シャツ、ズボンからザックに至るまで

    1561

    23

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.20801

    【じわ怖】自慢のノイズ

    ある友人（仮にA）との話。 お互い別のバンドやってて、 ある日のライブの打ち上げで仲良くなった。 そいつ、音楽さえあれば なんにもいらないっていうような奴でさ。&#

    朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】

    2433

    52

    1

    0

    長編10分

  • 怖い話 No.12507

    【じわ怖】あたしこの布団で寝るのいやー！

    高2の修学旅行先にて。 九州の海辺のホテルに一泊の晩。 その夜は班ごとでなく、 女子1クラス大部屋で寝るコトになってました。 箸が転げても可笑しいお年頃、

    1471

    31

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.20662

    【じわ怖】怖い話をネットで公開

    実際にあったお話です。 怖い話が好きで、 自宅の近所であった自殺の話を、 少し脚色してネットで公開したそうです。 その夜、 投稿に対するレスを確認していると

    1596

    55

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.20711

    【じわ怖】事故現場

    怖さの種類が違う気がするが一応。 大学生だったころ、 仲がそれなりによかった友人と一緒に、 ちと歩いて遠出をしていた。 結構人がいるところだったんだが、 信

    1957

    34

    0

    1

    中編4分

  • 怖い話 No.5457

    【じわ怖】札幌郊外の某山中

    札幌郊外の某山中。 心霊スポット巡りで、 参加者の一人が場所を知っているとの事で行ったのだけど、 林の中にまず3mくらいの仏像が2体立っている。 しかし何かがおかしい。 それを越すと緩やかな石段

    888

    48

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11759

    【じわ怖】幸せそうな家族

    誰も住んでいないと思っていたマンションの隣の部屋から、 両親二人と小さな子一人、という仲の良さそうな家族が出てきた。 玄関からちらっと見えた部屋の中はすごく生活感があり、 その家族は

    3648

    44

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.12315

    【じわ怖】事故に遭った後の記憶

    僕には四つ下の弟がいて、 彼はバイクで通勤してました。 ある日、彼が出勤途中に事故に遭い、 救急車で病院に担ぎ込まれました。 僕にも連絡があり、 急いで駆け

    792

    40

    0

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• コツコツ峠

  ふっかつの呪文

  ゆばぞせお　ひりごてぃ　いをゆこへ　ざぅぇおと　
  っいべずく　げぱおだけ　きにをふへ　ひくてんひ　
  ぶぞるいら　けぺちにけ　ぢへぃるわ　せゃゅぺぐ　
  はぽかむぉ　ぶゃざぁぎ　ばどやにす　ほごほぜな　
  ぜなれぷぴ　ずへすたう　ぼてねえこ　ふでのぱぱ　
  ゲリジホメ　ガラリヴム　ノゥグサビ　ブアァレバ　
  ブテンマシ　ミサジスァ　ヵヘセボヌ　ヘジザヴベ　
  ヲェヒネプ　ゴサスヲェ　ンヘムサラ　ジバョヲム　
  ゲジヮセョ　デユレジヮ　トペトボポ　ュゴプエォ　
  ウヅジシヵ　ボマヲゲノ　ダゴフムエ　ニツヅメハ