怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
古い登山靴
お気に入り
1363
35
0
短編2分
コピー
「古い登山靴」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
夏と秋、山小屋でアルバイトをしていた後輩が下山してきた。朝から晩まで追い回されるように過ごし、ほんの少しの山歩きを楽しんだらしい。その山小屋は、夕方ともなると宿泊する登山者で満杯になり、靴が整然と玄関付近を埋め尽くす。無論、整然と靴を並べるのは我が後輩の役目だ。 指名されたわけではないが、何となく、後輩の役目になってしまった。靴を各自で保管すれば良さそうなものだが、小屋の主人の方針で客の靴は玄関に並べておく。翌朝、客が出かけ始めると、玄関から靴が消えていく。ある朝、全ての宿泊客が出払った後、靴が一足だけ残された。年季の入った古い登山靴だ。昨夜、これがあっただろうかと思い返してもはっきりしない。覚えきれないほどの人数が泊まれるような施設ではない。小屋の主人に声をかけ、靴を見に玄関へ戻ると、すでに靴はない。翌朝、彼の忙しい一日が始まり、宿泊客の出発が一段落し、せわしない一日の中でも、時間の流れが少しだけゆったりする頃、玄関の掃除を始めようとする彼が見るのは、昨日と同じ靴だ。小屋の主人を呼びに行った。無論、二人が戻る時には靴など残っていない。三日目にも靴はあったが、もう彼は主人を呼びに行かなかった。小屋の主人を連れてくることが、靴の主を追い立てる行為に思えた。数日後、客が出払った後の玄関に、その靴はなかった。代わりに食堂のテーブルに彼宛の封筒が置かれていた。封筒を開くと、しわくちゃの千円札が一枚。客からの心づけだから取っておけと主人に言われ、彼は千円札を財布に入れた。千円札に印刷されている人物は、伊藤博文だった。あの靴と同じくらい年季が入った、古い札だった。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった35
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで
身近で起こった怖〜い話①
実際にあった怖い話 2026年1月号
フォロワーさんの本当にあった怖い話
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 (竹書房怪談文庫)
前の話:【じわ怖】死んで捨てられた動物
次の話:【じわ怖】山の主様
怖い話 No.5337
【じわ怖】人を殺した車の修理
1452
30
短編1分
怖い話 No.19031
【じわ怖】下高井戸のワンルームマンション
1101
23
怖い話 No.5095
【じわ怖】寝ていた母親
1541
51
怖い話 No.18752
【じわ怖】TV局に日本兵の幽霊がいた
1413
36
怖い話 No.15148
【じわ怖】半分透けてる
1328
40
怖い話 No.4185
【じわ怖】玄関を開けて入ると
1958
54
怖い話 No.5374
【じわ怖】仮眠しようとすると気配がする
1691
22
怖い話 No.13412
【じわ怖】通学でいつも通る橋の上から
1099
29
怖い話 No.4868
【じわ怖】オンドウ様
1768
32
中編3分
怖い話 No.13550
【じわ怖】母親だと名乗る人物
1702
41
1
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
運び屋
霊の言葉
ヒゲもじゃ
取り囲まれた家
一番いい所
非常階段鬼ごっこ
戦艦長門
若い女子を食う山姥