1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

祖父の法要

お気に入り

• 祖父の法要の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「祖父の法要」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 祖父の法要とは

  N 1 (電撃コミックスNEXT)

• 祖父が死んで昨日四十九日の法要だったんだけど、
  そのあとの席で祖母から聞いた話。
  
  通夜の晩、
  座敷に親戚知人が集まって、
  祖父についていろんな話で盛り上がったんだけど、
  客がみんな帰った後、
  祖母が来客用の座布団を押入れにしまおうとふすまを開けて、
  「あら、」と言ってそのまま固まってる。
  
  
  
  
  
  やがて
  
  「あらあらごめんなさい」
  
  と言って、
  座布団をしまわずにふすまを閉めた。
  
  おれたちが
  
  「どうしたの？」
  
  と聞いても、
  
  「いいえー」
  
  とすました顔で台所へ行ってしまったので、
  伯父が押入れを開けてみたが、
  そこには何もなかった。
  
  「まさか母さん、
  親父が死んだショックでボケが始まったんじゃないだろうな」
  
  などと父や伯父は心配したが、
  別にほかに変わったことは無かった。
  
  そして昨日に祖母が、
  
  「あの時ふすまを開けたら、
  死んだはずのおじいちゃんがかしこまってて、
  私とちょうど目があって二人ともびっくりしちゃってねえ。
  でも、おじいちゃんは生きていたころよく、
  
  『おれは死んだらこっそり戻ってきて、
  みんなが俺のことをどう言ってるか、
  香典をいくら出したか確かめる』
  
  って言ってたのを思い出したんで、
  『ごめんなさい』って言って閉めたの。
  おじいちゃんは『いや、こちらこそ失礼』って笑ってたわよ」
  
  と打ち明けたので、
  
  「通夜や葬式で滅多なことを言うとやばいなー」
  
  と、一同思わず周りを見回したのでした。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった50

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】警察怪談　報告書に載らなかった怖い話 (角川書店単行本) Amazon
  • 【じわ怖】八尺様 長編14分
  • 【じわ怖】群馬県の山奥 短編2分
  • 【じわ怖】道路を走る女 中編3分
  • 【じわ怖】友人次郎 中編3分
  • 【意味怖】ご臨終でーす！ 短編1分
  • 【ほん怖】カラスと話せる女の子 中編4分
  • 【意味怖】子猫 短編1分
  • 【洒落怖】私の妹 中編4分
  • 【洒落怖】ありがとう 長編10分
  • 【意味怖】心霊スポットで一夜を過ごす 短編1分

  ひっそりと話題になってる心霊系の本

  • 

    心霊スポットの漫喫でバイトしてた話 パチ美のWeb漫画まとめ

  • 

    心霊探偵八雲４　完全版　守るべき想い 心霊探偵八雲　完全版 (講談社文庫)

  • 

    心霊探偵八雲１　赤い瞳は知っている (角川文庫)

  • 

    新　心霊探偵八雲　赤眼の呪縛

  • 

    恐怖の心霊実験★幽霊ホテルに泊まる★縁起の悪いこと、ぜんぶやる★深夜の有名心霊スポット巡り 恐怖の心霊実験―――どんな不幸が訪れるのか？ (鉄人文庫)

  • 

    【心霊＆絶叫】身近にひそむ恐怖体験～チャールズ後藤編～ （1） (本当にあった笑える話)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  祖父の法要 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】牙

  次の話：【じわ怖】病院の特別室に出る幽霊

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.3951

    【じわ怖】もう救助しましたから

    俺東京の練馬に住んでるんだけどさ 今日明け方３時ころ外からスピーカーで話す声が聞こえてさ外を見たんだ そしたら消防車と救急車とパトカーがズラリとならんでたんだ それでよく見たら向いのマンションとその

    1839

    29

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5394

    【じわ怖】古い仏像の写真

    大学の助教授から聞いたお話。 助教授はまだ30代で、 お酒を飲むのが大好きな人。 とある授業を選択したところ、 この助教授が担当だった。 色々と質問をしている内に、 なぜか飲みに行く話になった

    1842

    45

    0

    1

    中編3分

  • 怖い話 No.13418

    【じわ怖】一人の生徒

    中学生の時塾に行ってた。 そこの塾は個人経営の小さい塾で、 俺が通ってたA校舎と隣の市のB校舎の2つしかなかった。 中3の夏休みに2泊3日の勉強合宿があって、 長野

    1133

    16

    0

    1

    中編3分

  • 怖い話 No.4784

    【じわ怖】ミッキー

    貧乏。 生活保護以下の母子家庭なんだが、 変な事があったんで書き込む。 見事に貧乏なんで、 この前の休日は子どもと２人で電車に乗ってきた。 田舎の私鉄なんで単線。 一車両。途中は全無人駅。

    937

    40

    2

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13133

    【じわ怖】樹齢50年以上の大きな木

    土建屋の作業員から聞いた話。 林道工事の最中、 一本の木が土中から掘り出された。 樹齢50年以上の大きな木。 根っこも枝も枯葉もそのまま残っている。
    

    1597

    26

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11952

    【じわ怖】奉納された絵馬

    とある神社を参拝した時の話です。 そこは規模は小さいものの、 観光地としては全国的に有名な場所にあるので、 あまり具体的に書くと特定するのは容易だと思うので、 適当にぼかしま

    1378

    35

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.19001

    【じわ怖】鏡の中

    池袋に住んでいた友達と経験したことなんだ。 池袋という土地は繁華街を離れると、 急に田舎じみた様相を見せる。 カラスが鳴いて土塀にとまってるあたり、 ここが東京だと

    1218

    43

    0

    0

    長編5分

  • 怖い話 No.20614

    【じわ怖】何もない壁

    私はバーでバーテンドレス（バーテンダーの女版です）をしてます。 スタッフはオーナーと私だけで、 ビルの二階にある小さなバーです。 店の入り口から一番近いカウンターの席に、&

    1851

    62

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.5501

    【じわ怖】琵琶湖にいった

    インフレータブルボート（※ゴムボート）+2馬力で琵琶湖にいったんだわ。 それで夕暮れになって天候が怪しくなってきた。 夕立が来そうな気配・・・と思ってたら 先に雷が鳴り出した。 やっべなぁ．．．と

    1630

    42

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.13384

    【じわ怖】昼休み時間に飼育小屋に行った

    10年以上経っても不思議な生き物。 小学生の時飼育係が回ってきた。 1日当番制でもう1人いたがその日は欠席。 昼休み時間に1人で飼育小屋に行った。
    

    1488

    31

    0

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 祖父の法要

  ふっかつの呪文

  へすねのと　ぬてぉほへ　そはごつる　くそつほほ　
  でごんびが　しぅめぁぉ　みばゃべろ　ざへむむか　
  へとればぜ　そぶっぴさ　つひかかば　がぱづぬわ　
  よっぁきぴ　ぬけるしだ　げねべなぅ　どわちめり　
  だりとうお　にけこやじ　ぶなゅじぶ　ぜにぴむじ　
  ニザルプナ　ザヵクガア　パパョヮメ　ヴボホクィ　
  ワザガベタ　アベンヲシ　ムヘッダカ　シヤニザペ　
  スゴゴツサ　ゴマテホド　オヶデッェ　ルケグバプ　
  ホヒヤンゥ　ルゼチュマ　ツヌトエゴ　デヮザヘセ　
  エモモュマ　ビジョダヶ　セユベオゾ　ゼケゾエジ