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本物の素材
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知人A(♀)が仲間数人を誘い、部屋で宴会をした。仲間というのは、フィギュア者/人形者混合部隊。たわいもない話で盛り上がり、いつの間にか数人の仲間が終電を逃していた。Aの部屋は狭いワンルーム。 仲間の中には男性もいたので、Aに遠慮して「荷物だけ部屋に置かせて。始発までカラオケいってくる」と、必要ない荷物を部屋に置き、出て行った。Aと残った仲間B(♀)はそのまま就寝。しばらくして、AはBのうめき声で目が覚めた。見ると、Bが寝苦しそうにうなっている。Bちゃんどうしたんだろう、と起き上がろうとした瞬間、ものすごい力で床に押し付けられた!誰かがAの上に馬乗りになり、首をがっちりした手が押さえている!強盗か変質者かとパニックになった。Aはそのまま意識を失ってしまったらしい。翌朝、というか数時間後に帰ってきた男性陣の押すインターホンで意識が戻ったA・Bは、部屋の隅で震えている。聞くと、Bも似たような目にあったらしい。これは男性陣の誰かが…?と疑いつつも、着衣等乱れは無い。第一、男性陣はカギが無いから入ってこられるわけが無い。男性陣を部屋に入れ恐怖の体験を告白。すると、男性陣の一人Cがポツリと「それ、俺のせいかも…」Aの部屋に置きっぱなしにした袋の中から、1体のミリタリーフィギュアを出した。そういえば前日「装備一式、俺が作ったんだ~」と見せびらかしていた人形だった。手先の器用なCは、ミリタリーショップや古着屋等で軍の払い下げ品を買い漁り、フィギュアに着せる装備を『本物の素材で』作っていた。端布で充分なので、傷みの激しいモノでも安ければ買い込んで使っていた。そして何を考えたか、フィギュアを持ち運ぶ時使っている『おくるみ』は…よせばいいのに、本物の死体安置袋から作っていた。死体安置袋の件は前日聞かされていなかったので、その場は阿鼻叫喚。その場の全員からフルボッコの口撃を受けたCは、そのままフィギュアをお寺に持ち込まされたそうだ。寺でも、「差し出すのは装備品だけにまけてくれないか」と言い出して再びフルボッコ。ちなみに私は、この話をA・BとC両方から聞かされている。Aは二度とフィギュア者なんか家に入れるかと憤慨するし、Cは懲りずに余っている布でまた作ると言っている。(だからミシン貸してくれ、と)うーん、板ばさみ。
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