怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
祭り
お気に入り
1862
23
0
中編4分
コピー
「祭り」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
私の祖母の母のお兄さんの話になります。 代々霊感が強い家系らしく(私の祖母の代からなくなりましたが) 祖母の母方の兄弟はほとんど見えていたそうで、 電車の中はもちろん 歩いていてもその辺の普通の人みたいに見えていたそうです。 そして今回の話は もう亡くなった祖母の母のお兄さんの話です。 その亡くなった時と場所が面白い所なんですよね、 どこかで聞いたような話だと思います。 実際私も祖母にこの話を聞いて、 あれ?どこかで聞いたような、 という気分になりました。 前置きはさておき… 彼は若い頃から霊感が強く、 逆に霊に対して喧嘩をふっかけるような人だったらしく、 別にいつどこで何がきても全然怖がらない人でした。 そして江戸っ子にありきな大のお祭り好きでもありました。 そしてある日 彼が待ちわびたお祭り(街を上げての夏祭り)の当日。 彼自身はこの日がお祭りだと信じて疑わなかったのですが、 実際のところは1日早く、 夏祭り自体は次の日だったのですが、 彼はきづかず、街の高台にある神社へと向かいました。 昔の話なので、 もちろん街灯なんてものも存在していなく、 彼は山道を一人あがっていきました。 そして神社の入り口にさしあたるかかりのところに、 知らないおじいさん(神社の人でもない)が立っていました。 そのおじいさんは彼に 「今日じゃないよ、祭りは明日だよ」 と教えてくれました。 しかし一度こうと決めたら変えない彼は 「いんや、今日だ」 といって何度もとめるおじいさんの静止を聞かず、 そのまま神社へと続く山道を登っていきました。 しかし、別に普段から通いなれてる道、のはずが 一向に神社につこうとはしません。 それどころか所々何かおかしい、 普通じゃない気がしたそうです。 そしてしばらくすると、 なぜか墓地にあたったそうです。 「あれ?こんな所に墓地なんてあったっけなぁ…」 と思いながらも、 彼は祭りは今日だと信じて疑わなかったので、 別にとおりぬけ、 さらに続く山道を一人歩いていました。 その次にあったのは大きな岩、道をふさぐかのごとく、 そして何かを暗示しているかのごとく道をふさいでいました。 しかし、彼はそんな事気にもとめず、 それを乗り越えて とうとう神社につきました。 そしてそこにいたのはあのおじいさんでした。 あれ?道は一本なのに、 それもあんな大きな岩まであったのに、 どうしてだろう?と疑問を隠せなかった所におじいさんは、、 「ほれ、今日じゃなかっただろ?」 確かに今日ではなかったのです、 しかし彼はそれ以上におじいさんを不思議がっていました。 が、確かに今日ではない、 そして何か納得はいかないものの帰るしかないので、 また三道をおりていきました。 おじいさんの事をずっと考えながらおりていくと 山道の終わりの場所までつきました。 しかし、 あれ?あの大きな岩は? いや墓地はどこにいった? のぼるのとくだるのとでだいぶ時間が違うぞ、と思いつつ キツネにでもつままれたのだろう、と思い、 普通に帰りました。 何一つとして障害はなかったし、 あのおじいさんが誰だったのかもわからないまま 家路へと向かいました。 一年後~ あのできごとから一年後 彼はすっかりその事も忘れ、 海外へと旅にでる支度をしてました。 そして明日へとせまった前日にこれはおこりました。 彼はその夜厠(トイレ)にいこうとぞうりを履き、 外にでました。 しかしそこで滑って転んで 頭を強打してしまったのです。 それを見つけた家族はすぐに彼をみにいったのですが、 しかし彼の顔が恐怖にひきつっていたのは 今でも忘れられないそうです。 そして彼は次の日に亡くなりました。 しかし、前日は前年の祭りのあった日とかぶり、(同じ位の時刻) そして彼の乗る船の出る時間ちょうどに彼はなくなったそうです。 こんな事ってあるんでしょうか? 彼は厠で何かをみたのでしょうか? それは誰にもわかりません。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった23
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)
フォロワーさんの本当にあった怖い話
5分で読める! 誰かに話したくなる怖いはなし (宝島社文庫)
児童相談所の怖い話
怖い話をしよう(1)
「超」怖い話 癸 (竹書房怪談文庫)
前の話:【洒落怖】坂道にいた女
次の話:【洒落怖】カーテンの隙間から
怖い話 No.200
【洒落怖】オオオカ タダタカ
朗読 朗読ランプ亭
1359
32
2
1
怖い話 No.8563
【洒落怖】入りたがらない
1698
36
短編2分
怖い話 No.9837
【洒落怖】真っ赤な小人
1081
37
短編1分
怖い話 No.17080
【洒落怖】やたら階段で転ぶ
1398
29
怖い話 No.2763
【洒落怖】後ろ姿
1311
28
怖い話 No.7776
【洒落怖】場所が悪すぎる
1597
33
怖い話 No.2066
【洒落怖】6つの閉じられた目
1455
26
中編3分
怖い話 No.666
【洒落怖】変な家
2611
49
怖い話 No.1880
【洒落怖】旅館のトイレ
1566
24
怖い話 No.21320
【洒落怖】夢の侍
1520
7
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
剣鉈
これまで3回ほど異世界に行ったことがある
エレベーターの女
井戸の中
犬と外国人の幽霊
一番奥の個室
セールス先
消えた彼女