怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
ポテトサラダ
お気に入り
1200
30
1
0
長編5分
コピー
「ポテトサラダ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
見えないけど、よくないモノがいるとゾワゾワを感じるって程度なんだけど、大学の一時期、そのよくないモノに憑きまとわれて疲弊していた。どこで拾ってきたのか、家にいるとよくある現象に加えて、毎晩夢に出てくるようになっていた。その姿が本当におぞましい。老若男女、色んな人(…の、色んなパーツ)がポテトサラダのように練り固まったような姿。あぁ、これは夢だな、ってわかるタイプの夢だったんだけど、色んな声で「助けてくれ」だの「恨みを」だの「許さない」だの、悲鳴・怒声・罵声を口々にぶつけてくるもんで、気持ち悪い容姿も相まって、目覚めるたびにゲーゲー吐いてた。 当然体調も精神も少しずつ病んでいって大学にも行けなくなっていたけど、こんなこと誰にも相談できないし、「このまま一人でタヒぬのかな」とか「死んだら俺もポテトサラダの中に混ざるのかな」とか、しまいには「アレの中に混ざるのなら一人じゃなくなるのか」と半分諦めていた。そんな折、就職していて疎遠になっていた古い友人からの着信があった。用件を要約すると、『なんとなーく気になって電話した今から泊まりに行くから家にいろ』めんどくせぇと思ったけどどうせ用事もないし、昔から人の話を聞かないやつだったので家に泊めることになった。家に来た友人は特に大事な話があるでもなく、勝手に部屋の掃除をして、一人でゲームして、二人分の飯作って、風呂に湯を張って、自分の家のように普通に過ごしてた。そのまま酒飲んで雑魚寝。酒の効果と久々の来客の疲れですんなり寝入ることができたんだけど、夢の中にはやっぱりアレが出てきた。いつもどおり好き勝手なことを喚かれてげんなりしていたら、いきなり俺とそれの間に割って入るように友人が登場。え?あれ?と混乱している俺を他所に、「愚痴愚痴愚痴愚痴うるせーよ!!!」と一喝。ポテトサラダ沈黙。そのまま歩を進めた友人。おもむろにポテトサラダの顔の一つをむんずと掴んで、ズルッと引きずり出してドベシャアっと地面に投げ出す。その引きずり出された人(?)の前にどっかり座り込んで、「座れ!!で?お前は何が恨めしい?何が許せない?他人である俺達に何をしてほしい?対価に何をしてくれる?俺たちに何の得がある?」と尋問。「えーあーうー…」状態で口を噤んでしまった人(?)を一瞥して、「話にならねー!次!お前!!」と、次の顔を掴んでズルッドベシャアッ。「座れ!!お前は?…(中略)…お前もか!次!!」ズルッドベシャア「座れ!!お…(中略)次!!」ズベシャア「座れ(略)次!!」ズャア「座(ry)!」…老若男女同じように怒鳴りつけて、全員バラバラに分解。一クラス分くらいいた。「好き勝手に恨み言を投げかけておきながら、誰も何に対して恨んでいるのかを言えないとはどういう了見だ」「見知った顔ならともかく、見知らぬ他人に対して対価も提示せず救いを乞うとは無礼だ」「集まっている時は散々騒いでいたくせに、引き剥がされたとたん何も言えなくなるその根性も気に食わん」と、説教。最後に、「そもそも一般人の俺達が、お前らの往くべき所に導くなんて出来るわけがない。もうバラバラに動けるだろうから、それぞれ勝手に神社でもお寺さんでも教会でもお地蔵さんのとこでも行って、そこの主さんに導いてもらえ。あとは知らん。散れ散れ!」と言い放ち、シッシッと散会させた。久しぶりにすっきりと目覚めると、友人が「おつかれさん」と朝飯を用意してくれていた。どうしても気になって、アレは何だったのか聞いてみたけど、「知らね」と返された。ただ「40人39脚でもつれて転んで絡まって身動き取れなくなった感じじゃね?」って。ついでに、なんでいきなり泊まりに来たのか聞いてみたら、「なんとなく?証拠はないけど絶対ビンゴって思うことあるじゃん?」だって。よくわかるようなわからないような。あまりスッキリしないまま終わったけど、大学卒業後もそいつとはたまーに連絡を取り合う程度の付き合いは続いている。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
1人が登録しています
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった30
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 (竹書房怪談文庫)
実際にあった怖い話 2026年7月号
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
こわいやさん 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
ちょっと怖い話1 フォロワーさんのひとこと体験談
意味怖エピソード 1: 意味がわかると怖い話の漫画
前の話:【じわ怖】ヘビが多すぎる山
次の話:【じわ怖】ファンです
怖い話 No.13138
【じわ怖】八森町にある山
1408
27
短編2分
怖い話 No.11928
【じわ怖】電子会社での高給バイト
1711
42
怖い話 No.5816
【じわ怖】廃線を走る電車
2196
39
短編1分
怖い話 No.4911
【じわ怖】通化事件の後
1797
36
怖い話 No.5225
【じわ怖】山のてっぺんで妙な物を見つけた
1677
中編4分
怖い話 No.13155
【じわ怖】山中の寂れた無人駅
1406
26
怖い話 No.5139
【じわ怖】電柱の前で手を合わせていた
1272
31
中編3分
怖い話 No.5790
【じわ怖】この部屋以前何かありましたか?
1655
25
怖い話 No.5274
【じわ怖】伯父が死にかけた
1188
43
怖い話 No.5419
【じわ怖】SUN
1581
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
交通事故にあった猫は最後に見た人間を呪う
幽霊と暮らしてた
起きて
障子
北風と太陽
ポイ捨て
無色透明なビール
子供たちの笑い声
蜥蜴火