1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

河原

お気に入り

• 河原の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「河原」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 河原とは

  怖い都市伝説 (ミリオンムック)

• 僕が子供の頃の話だ。
  
  その前の年の夏休み、
  僕は妹と近所の川の河原で遊んでいて、
  叫び声に気付いたら妹は川に流されていた。
  
  遺体は一週間たってから、
  だいぶ下流で見つかった。
  
  その日、僕は一人で妹の流された河原に来ていた。
  
  お父さんとお母さんは危ないから来ちゃいけないと言っていたので、
  黙って一人で来た。
  
  僕は河原でつんだ花を川に流して、
  お祈りをした。
  
  
  良く覚えていないけど、
  うろ覚えの念仏とか
  
  「ごめん」
  
  とか祈っていたと思う。
  
  ふと目を上げると、
  川の中程に青白い色をした
  おかっぱの女の子の顔が浮かんでいた。
  
  その女の子は
  川の中から僕の方に向かって無表情のまま歩いてきた。
  
  その顔を見て、僕は
  
  「ああ、妹だ」
  
  と思った。
  
  不思議に怖いとは思わず、
  1年ぶりに見る妹が近づいてくるのを河原に立って待っていた。
  
  妹は1年前、
  おぼれたときと全く変わっていなかった。
  
  やがて水からあがった妹は
  髪から水をぽたぽたたらしながら
  僕の前に立ってにこりと笑った。
  
  懐かしさと再会の嬉しさに
  僕は手を伸ばして声をかけようとすると、
  妹は急に目をつり上がらせて口を醜くゆがませて
  
  「あたしは死んだのにお兄ちゃんはなぜ死なない」
  
  と叫んだ。
  
  僕ははじめてぞっとして目をつぶってしまい、
  また目を開けたときには妹はもういなかった。
  
  それ以来、あの河原には行っていない。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった37

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】怪異ー百モノ語ー　僕が君に語りたい百の怖い話 (MPエンタテイメント) Amazon
  • 【洒落怖】ちょっとした霊感と超能力 中編4分
  • 【洒落怖】恨んでいる理由 中編4分
  • 【洒落怖】口論の末 短編2分
  • 【洒落怖】他人の影がついてきていた 中編3分
  • 【意味怖】学校での会話 短編1分
  • 【じわ怖】同じ帽子 短編2分
  • 【じわ怖】他人に見えないものが見える 短編1分
  • 【意味怖】バスの中で 短編1分
  • 【ほん怖】深夜に聞こえる様々な音 短編2分
  • 【じわ怖】山伏の祟り 短編2分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    解剖、幽霊、密室 (ビームコミックス)

  • 

    感受点 (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)

  • 

    誰かが描いた漫画（１） (コミックＤＡＹＳコミックス)

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

  • 

    N 2 (電撃コミックスNEXT)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  河原 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】曰く付きの荷物

  次の話：【洒落怖】ニホンザル

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.8068

    【洒落怖】ビデオレター

    会社の同僚が亡くなった。 フリークライミングが趣味のＫという奴で、 俺とすごく仲がよくて 家族ぐるみ（俺の方は独身だが）での付き合いがあった。 Ｋのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で 休みがあ

    朗読 洒落にならない怖い話

    6478

    50

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.642

    【洒落怖】窓の外に

    古い6階建てのビルに住んでる友人（A）から聞いた話。 そのビルはAの親戚が、Aの生まれるずいぶん前に建てたビルらしくて、安っぽいスナックとかが入居してる。Aの父親がそのビルをいくらかで譲ってもらって、ちょうど空いていた

    1866

    25

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.9776

    【洒落怖】謎の預かり物

    これは大学の先輩が体験した実話 その先輩は沖縄の人で 東京の大学の受験のため上京していた時のこと 特に東京近郊に知り合いもいなかったので 都内のホテルに一人で宿泊していた 何校か受験するため

    朗読 はこわけあみ 酔いどれホラーV

    2074

    41

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.8443

    【洒落怖】変わった隣人

    私が住んでいるマンションのお隣さんが ちょっと変わっている。 お隣さんは、お婆ちゃん・母・娘の３人暮らしみたい？ お父さんの姿は見たこと無いな。。。 エレベーターに向かうから 当然のようにお

    1888

    41

    0

    0

    長編5分

  • 怖い話 No.2231

    【洒落怖】キスマークつきの千円札

    深夜のコンビニでの仕事の一つに、売上金の計算と送金作業がある。 レジおよび回収箱の中に入った金が幾らか計上して、銀行や郵便局に送る作業である。そんな中で紙幣や硬貨を数えている時に、「よくこんなモノをレジに出す気になるよ

    1769

    40

    0

    2

    長編5分

  • 怖い話 No.22973

    【洒落怖】実家近くの異常さ

    実家の近くに少し濁った川があるんだが、 そこの生態系が色々とやばい。 何がやばいって、 フナやメダカといった普通の魚から、 何処のどいつが放したのやら、 でっかいコイだの金魚だの、 グッピーやバスの仲間まで泳い

    1085

    9

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.22442

    【洒落怖】砲兵森

    私は元陸上自衛官で、 関東にある某普通科連隊にいました。 残念ながら私が体験した話ではなく、 在隊時にMという上官から聞いた話を書きます。 本題に入る前に、 陸上自衛隊の演習場について説明します。 （

    916

    14

    0

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.353

    【洒落怖】黒い箱

    数日前に娘を出産した妹から聞いた話である。 夜、娘をベビーベッドに寝かせ、旦那は床に妹はベッドで寝ていたそうである。＃実家すなわち自分の家に帰省しています。 明け方、・・・ぅぅうと泣き声みたいな声がしたので妹は娘が起

    1780

    20

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.2318

    【洒落怖】こんなはずじゃ・・・

    ある秋の休日、父と高校生の娘がドライブに出掛けた。 最初は娘の作ったお弁当を公園で食べ、午後になったら帰る予定だったがあまりにも天気が良く気持ちいいので山の方に行ってみることにした。山の麓のコンビニで飲み物を買い込むと

    2357

    54

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.10291

    【洒落怖】お釣り

    お昼の出来事。 うちは小さな飲食店をやっています。 見渡すまでもなく店内の様子を見れるくらい小さな、 田舎の定食屋みたいなもんですが、 最近は地元で温泉を掘りだしたこともあり、 ちょっと遠くからのお客

    1674

    41

    0

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 河原

  ふっかつの呪文

  わゆぬぁぃ　はすろぇぷ　れゅだばわ　わねぺすも　
  ぃそおぴや　みっんかだ　ぐぼげくゅ　ずざぼごむ　
  でるゆごづ　るてあぱふ　じづをへつ　をぜょぉぁ　
  にぷでざぶ　あふとぇく　すぽぇおご　をこつをぽ　
  そしこにぶ　ぴどくまお　きぇじおう　てべへむぐ　
  ュナメポテ　ェニハネヒ　テシァゲヵ　ジゥデフイ　
  ルヶウゥコ　プビユサュ　ッミパァボ　ゥヮダヶニ　
  シヵンモブ　ミツャリネ　ゴムキヮザ　ミレウヲソ　
  バルンオニ　ボチフミパ　ザヂネタリ　タヒヲドザ　
  ゼケロリイ　プャダサヲ　ヮハドイサ　サツギタペ