1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

キャハハ

お気に入り

• キャハハの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「キャハハ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• キャハハとは

  僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• これは今から五年位前に
  実際に体験した話です。
  
  当時、私は会社員で、
  妹は高校生でした。
  
  その日、
  私は仕事から定時で帰宅し、
  リビングに入ってすぐソファーに寝転がって
  漫画を読みはじめました。
  
  まだ夕方で、
  夕日が沈む前だったので
  電気はつけなくても充分明るかったのを覚えています。
  
  
  しばらく漫画を読んでいたら
  何やら二階から、
  
  「キャハハ」
  
  と笑い声が聞こえてきました。
  
  何人かの話し声がします。
  
  あぁ、また妹が友達連れて二階で遊んでるのか、
  と思って、
  気にせず漫画に集中しようとしてたんだけど、
  だんだん二階で話が盛り上がってきたようで、
  笑い声がどんどん大きくなってきました。
  
  あ～うるさいなぁ、
  と思いながら
  気にしないように我慢していたんだけど、
  やがて笑い声が
  
  「キャハハハハ」
  
  から、
  
  「ギャハハハハ！！！！」
  
  になり、
  床をダンダン叩き出しました。
  
  しまいには、
  笑い声が叫び声になってきて、
  
  「ギャヤァアアアアアアアヴヴヴヴヴヴひひひひゥボォォオオオオオ！!」
  
  とか言いながら、
  リビングの天井の電気が揺れる位
  ダン！ダン！ダン！ダン！
  って蹴りまくってる。
  
  獣の断末魔みたいな。
  
  マキシマムザホルモンの
  デスボイスみたいな声がずっと響いてる。
  
  これには私もムカついて
  
  「はぁ？ありえない！
  うるさすぎて近所迷惑になるだろ」
  
  と、さすがにキレて
  二階に文句言いに行くことにしました。
  
  リビングから出て廊下を歩き、
  階段を登ろうとした時に、
  ふ…と、おかしいことに気がつきました。
  
  廊下の横に玄関があるのですが、
  
  …あれ…？
  私の靴があるだけで…友達の靴どころか…
  …妹の靴もない。
  え？靴がない？
  じゃあ、今、この家に居るのは私だけ…！？
  えっ？じゃあ…さっきの笑い声は…？
  
  と、そこまで気づいた時に、
  顔をあげてしまったまま
  金縛りになってしまいました。
  
  さっきまでの笑い声が消えて、
  家の中は静まりかえっています。
  
  目の前には、
  真っ暗な階段。
  
  シーンとした二階は、
  暗くて何も見えない。
  
  一気に恐怖が襲ってきて、
  怖くて早く逃げ出したいのに
  金縛りで動けずにいたら、
  二階の奥（妹の部屋の方）から、
  …ギギ…キィィィッ…と、
  扉を開ける微かな音がしました。
  
  私はもう恐怖で体中から変な汗かいて、
  顎がガクガクしてた。
  
  少ししてから、
  
  …みしっ。………みしっ。
  
  と、誰かが床を踏みしめながら
  歩いてきている音がしてきました。
  
  階段のほうに、誰かくる…！
  
  と思ったとき、
  がくんと力が抜け、
  パッと体が自由になり、
  一目散に階段を離れて
  リビングに駆け込みました。
  
  リビングに入ったら、
  すでに部屋が真っ暗になっていたので
  びっくりした。
  
  いつの間にか日が沈んでいたのです。
  
  慌ててリビングの電気をつけて、
  テレビを大音量でかけて、
  ソファーで丸まってぶるぶる震えながら、
  母の帰りを待ちました。
  
  あの時、
  玄関の靴に気づかなかったら、
  一体二階で何をみてしまったのだろう…？
  
  二階にいったい何が居たのだろう…？
  （因みに、妹が帰宅してからこの話をしたら、
  妹に何故かキレられ、
  妹は二度と二階の部屋を使わなくなってしまいました）

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• 2人が登録しています

  お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった14

  
• • #中編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】どこにでもあるちょっと怖い話 (ホラーエクスタシー) Amazon
  • 【洒落怖】真っ黒いおじいちゃん 短編1分
  • 【洒落怖】更衣室のドアノブ 中編3分
  • 【洒落怖】隣のおやじ 短編2分
  • 【洒落怖】雄蛇ヶ池にいた女 中編3分
  • 【じわ怖】兄との生活 中編4分
  • 【意味怖】部長がようやく最後のマッチに火をつけた 短編1分
  • 【じわ怖】変なカップル 短編2分
  • 【ほん怖】要付き添いの小児科病棟 短編2分
  • 【じわ怖】俯く女 短編2分
  • 【意味怖】心霊スポットの本当の恐怖は後にやって来る 短編2分

  漫画売れ筋

  • 

    ワンパンマン 33 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    カグラバチ 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    愛さないといわれましても ～元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる～（コミック） ： 5 (モンスターコミックスｆ)

  • 

    魔術師クノンは見えている　６ (MFコミックス　アライブシリーズ)

  • 

    無能才女は悪女になりたい 3 ～義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない～ (ＦＬＯＳ　ＣＯＭＩＣ)

  • 

    片田舎のおっさん、剣聖になる～ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件～　6 (ヤングチャンピオン・コミックス)

• コメント

• 1：

  名無し

  2023/10/08(日) 08:11:44

  妹が変な儀式したんだろうな
  多分、恋の呪いみたいな奴

  2：

  名無し

  2023/10/10(火) 00:50:05

  そりゃ「アンタの部屋に化物が居るよ」んて言われれば使いたくなくなるだろう

  キャハハ についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】会話

  次の話：【洒落怖】闇の大魔王

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.10291

    【洒落怖】お釣り

    お昼の出来事。 うちは小さな飲食店をやっています。 見渡すまでもなく店内の様子を見れるくらい小さな、 田舎の定食屋みたいなもんですが、 最近は地元で温泉を掘りだしたこともあり、 ちょっと遠くからのお客

    1637

    41

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.22571

    【洒落怖】九州で拾ったタクシー

    以前勤めてた会社で、 九州に出張行ったときのことなんだけど、 泊まってたホテルの近くの繁華街に、 夕食を兼ねて一人で飲みに出かけたんよ。 で、その帰り。 ほどほどに酔っ払ったから、 ホテルに帰ろうとタ

    882

    20

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.14580

    【洒落怖】なくしても必ず戻ってくるビー玉

    とある万博会場だったとこに 遊園地があったんですが、 そこで買ったビー玉、 なくしても必ず戻ってくるんです。 いくつも買ってもらったんだけど、 その中の一つだけがそうなんです。 大学、就職、転勤、結

    981

    44

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.22210

    【洒落怖】家の中にストーカーがいます

    38歳の弟のことです。 もう7～8年、 定職に付かず家にいます。 以前から、姉である私に対して、 幼稚な嫌がらせをしたりしていましたが、 最近はそれがエスカレートしております。 私の部屋と弟

    朗読 ホラーの泉-洒落怖まとめ【ゆっくり怪談】

    736

    22

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.21022

    【洒落怖】ピンクの時計

    幼少期の頃ハローキティの幼児用毛布 （もしかしたらブランケットかもしれない）を 兄妹お揃いで使っていた。 俺のは青で、妹のは赤。 絵柄は同じだが 色が異なってるやつ。 その毛布には時計が描い

    1197

    32

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.20957

    【洒落怖】合宿所の中庭

    弟の体験なんだが 高校の夏合宿で夜、合宿所の中庭を、 スライムみたいに薄緑色のどろっとした感じで、 人間の形をした何かが歩いていたそうだ。 想像したらなんとなく漫画チックで、 嘘くせえ、とその時は弟の話を聞き流

    984

    43

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.14833

    【洒落怖】スカボロー・フェア

    スキーにいったときの話。 ゴンドラで頂上まで行くと凄いガスってて、 ほとんど視界が無い状態だった。 しょうがないから、 ゆっくり滑って降りようとした。 ゴンドラの降り場では、 たくさんのスキーヤー

    7783

    29

    1

    2

    長編5分

  • 怖い話 No.14672

    【洒落怖】卒塔婆を倒してしまった

    六十年以上も昔、 中学生だった大叔父の話。 野球少年だった大叔父は、 仲間を集めては近所の空き地で野球をやっていた。 夏のある日、 隣の寺まで飛んだボールが ばたばたと卒塔婆を倒してしまった。
    

    2000

    34

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.7801

    【洒落怖】変な匂い

    会社を辞めざるを得なかった時の話。 当方、 今の会社(もう前の会社だが)に勤めて 3年目の女。 特定されるかもしれんが、 もう辞めたし会社がどうなろうが知ったこっちゃないので話す。 建築関係

    2331

    42

    0

    0

    長編9分

  • 怖い話 No.7342

    【洒落怖】夢うつつ

    ある日のこと、 電車でうつらうつらと居眠りをしちゃったんだ まぁ、これはよくあることだと みんなわかると思う 不覚だったのは、 これが最終電車で折り返しの電車もなかったこと 終点で車掌に起こ

    1109

    42

    0

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• キャハハ

  ふっかつの呪文

  づねさずび　じごんゎび　でそぶはく　なぃゎおや　
  ていつぬう　ひばゆむぴ　ほさほまじ　ほやいきぇ　
  ょらばくだ　しうけりず　がつごぽぐ　かゃうびよ　
  ぺぇそげど　つすぼすろ　こぺすみや　じぇぜゎよ　
  じぁやぎだ　そのらぐへ　ぅほぱみじ　ぽんらみで　
  チセヶヅガ　プキヵヮツ　ザァヒヤニ　ワジュタヅ　
  ケアサヌヴ　ウェドマャ　ロギパイパ　グワヴヂゲ　
  ンマェェセ　ニトキヮポ　ネレヲバョ　ヂデピキバ　
  ロピラロチ　ムハズジク　ギダュサュ　ヶソトヂニ　
  ソブピヴキ　ヒワビャド　ゾポグヂユ　クエルェポ