怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
引っ越してから両親が喧嘩をしてることが増えた
お気に入り
1067
47
0
中編4分
コピー
「引っ越してから両親が喧嘩をしてることが増えた」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
私の父親は2年毎に転勤のある仕事で、両親と姉、弟の5人で、姉が高校受験を迎えるまで引っ越しは続いた。大抵は県庁所在地のマンション住まいだったが、一度だけ回りが田んぼに囲まれて、柱が黒光りするような古民家に住んだことがある。『愛しの座敷わらし』って映画を放送してたけど、まさにあんな感じの家。当時私は小学4年生だったけど、初めて自分だけの部屋を貰ってすごく嬉しかった。でもそれも束の間で、その家に来てから夜中に両親が喧嘩をしてることが増えた。 うちの両親は割と仲良し夫婦だと思ってたけど、母は東京の生まれの人だったから、ああ、こういう田舎には来たくなかったのかもなーと思ってた。時々夜中に目が覚めると階下から怒鳴り合いが聞こえて、でも朝になると父も母も普段通りだから、子供の前では喧嘩を見せないようにしてるんだなと思ってた。ある日、思い切って姉に聞いてみた。「パパとママ、もしかして仲が悪いの?リコンとかしないよね?」って。そしたら姉も夜中の喧嘩に気付いてたらしくて、同じように心を痛めていた。それで思い切ってふたりして母に言ったんだ。どうして喧嘩してるの?2階まで聞こえるような喧嘩は止めてほしい。聞いてるのが辛いって。そしたら母はキョトンとしてて、こっちに来てから夫婦喧嘩なんてしたことないよって言った。こっちに来てから家庭菜園やってるし、スーパーまで遠いし、家が大きいから掃除も大変だしで、毎日クタクタだからそんな気力ないわーって言われた。その日から私と姉は夜は一緒に寝ることにした。それから何十年も経って、私も偶然転勤族と結婚した。ある街でアルバイトをした時に、同じように親が転勤族だった女性Aさんと仲良くなり、色々話をしていたら、住んでた都市がかぶってるのが何ヶ所かあった。同じ田舎に住んでたことで話が盛り上がっていたときに、ふとその古民家のことを思い出して、こんな不思議なことがあって・・・と話をしたら、Aさんがビックリしながら「それって○○って村じゃない?」って言って、それが大当たり。こんな偶然があるのかって驚いたが、全く同じ家にAさんも住んでいた。そしてAさんもその声を聞いて、Aさんは一人っ子だったから怖くて怖くて、泣いて両親に頼んで引っ越したそうだ。お互いにもうすぐ40歳になろうかって年だったし、今更怖いってのはないけど、好奇心に駆られてふたりで調査の旅に出た。両親に覚えてる限りの情報を貰って出掛け、現地ではふたりの記憶を頼りに。その古民家はわりとあっさり見つかったが、かなり廃屋っぽくなってて誰も住んでなかった。周辺の人に聞いて回ったりしたけど、さすがに不審者扱いされたのか口は堅く情報なし。ただ、ひとりだけ話し相手になってあげたら喜びそうなじーさんがいるよって教えてくれて、そのじーさんに聞きに行った。そうしたところ、昔、古民家の裏の竹林で遺体が見つかったことがあったそうだ。借金の返済を巡って争って、撲殺されたらしい。確証はないけど、もしかしたらその返済を巡る争いの声だったのかなぁ・・・と。一応それなりに納得して帰ってきた。子供の頃の不思議な体験が、思わぬことから同士(?)が見つかり探偵ごっこの末に一応解決。姉に電話して一部始終を話したら、『何故私を誘わない!』と無茶苦茶怒られたw
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった47
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
会社を辞めてバイクにまたがり今日も会いにいく 日本一周心霊ノ旅
訳アリ心霊マンション 4巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
あかりとシロの心霊夜話 36巻
邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚 (集英社文芸単行本)
心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている 心霊探偵八雲 完全版 (講談社文庫)
心霊リスクマネジメント事例集2: ビジネス専門の霊能者「霊視経営コンサルタント」が教える「心霊リスクマネジメント」の事例をまとめた続編|前作1巻とは異なる事例が満載でビジネス上の心霊リスクや霊的なリスクヘッジの事例を知りたい時に辞典や辞書としても活用できる便利な事例集|ビジネスに必要なリスクマネジメントの一つである心霊リスクを知れる専門書|心霊リスクをビジネスに活かすヒントが知れる一冊 ... (霊視経営出版)
前の話:【じわ怖】モンシロチョウが飛んでた
次の話:【じわ怖】当時チワワを飼ってた
怖い話 No.4833
【じわ怖】バレーボールの練習試合
1318
36
短編1分
怖い話 No.20650
【じわ怖】辰眼童さま
2055
53
2
1
長編8分
怖い話 No.4198
【じわ怖】私は誘拐(拉致監禁?)されたことがあります
1857
28
中編3分
怖い話 No.20762
【じわ怖】三つ折れ人形
1873
57
長編7分
怖い話 No.19178
【じわ怖】暗い日曜日
1850
49
怖い話 No.18572
【じわ怖】非常階段鬼ごっこ
1426
30
怖い話 No.13756
【じわ怖】書斎の電話で友達とおしゃべり
1556
45
短編2分
怖い話 No.13325
【じわ怖】Vサイン
1842
41
怖い話 No.3976
【じわ怖】魔の金曜日
1606
31
怖い話 No.12041
【じわ怖】当時は変な風習のある田舎が多かった
1744
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
元恩師にストーカーされていた
家鳴り?
幽霊のいた家
公衆電話ボックス
子供がうるさい
蛆が落ちてくる
寂しい岩場道