公園の女の子

公園の女の子の朗読動画
朗読動画を投稿する▼

「公園の女の子」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

※YouTubeのURL必須
例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********
開始時間

00時間00分00秒
再生開始の時間を指定する場合は入力してください

投稿する
公園の女の子とは
児童相談所の怖い話
私がまだ学生だった頃の話です。

夕食の前に、私は実家の近所にある公園のベンチでタバコを吸っていました。目の前の砂場では数名の子供達が遊んでいて、反対側のベンチには、親と思われるおばちゃん達が座って互いにお喋りをしていました。

おばちゃん達が座っているベンチから少し離れた滑り台があったのですが、その下側、ちょうど滑り面が地面に接する鋭角のあたりに、座っている子供がいました。体のほとんどが影になって見え難いのですが、どうやら女の子のようです。

（なぜ、あんなところに座っているんだろう？）そう思っていると、おもむろに女の子がスッと立ち上がり、影から歩み出しました。砂場を掠めて、こちらの方にゆっくりと近づいてきます。

その時、冷気が背筋を這い上がるのを感じました。近づくにつれ、その子の姿の異様さに気付かされたのです。

丁度秋に差し掛かった頃で、夕暮れ時とはいえ辺りはかなり明るかったのですが、女の子の体は膝上までが影の中にあるように真っ黒で、そこから脛と裸足の足が白く伸びています。全身がぼやけているというか、ピントがずれているような感じだったので、目を細めたりして焦点を合わそうとするのですが、次の瞬間にはフッとブレてしまう。

見るほどに気味が悪く、眩暈を起こしそうなのに、目を逸らすことが出来ません。やがて目の前まで来た女の子が、ポツリとこう言いました「おっちゃん。

私、もう死んでるねんで」ふと気が付くと女の子の姿は無く、そればかりか公園に居るのは私一人で、空はいつの間にか真っ暗になっていました。どうやら夜になってしまったようですが、女の子の言葉を聞いてからの時間の経過が、私の記憶から欠落しています。

不思議なことに、指に挟まれたタバコからは、まだ紫煙が立ち上っていました。家に戻ると、玄関の所で鉢合わせした姉が、私の顔を見て怪訝そうな表情を浮かべました。

「鏡、見といで」洗面所で鏡を覗くと、両の頬に黒い煤のようなもので小さな手形が付いていました。

怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ
▶幽霊が近くにいるか分かる
お気に入り
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか？

怖かった21
- #短編
次はこちらの話なんていかがですか

続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
怖い話セレクション
- 【怖い本】怖い話をしよう(1) Amazon
- 【洒落怖】外から短編1分
- 【洒落怖】上司との一夜長編5分
- 【洒落怖】おじゃま道草長編31分
- 【洒落怖】二枚のカードがあった短編1分
- 【ほん怖】学生服姿のお兄さん短編2分
- 【じわ怖】立ち尽くしてるだけの日本兵短編2分
- 【じわ怖】トラブルメーカー短編1分
- 【じわ怖】音声キーボード短編2分
- 【じわ怖】とんでも無い拾い物長編8分
- 【ほん怖】ちょっとした呪術？が使える短編1分
Switch売れ筋
コメント
コメントはまだ投稿されていません
- 本文：
- 半角文字列だけの入力はできません。
- 名前（省略可）：
前の話：【洒落怖】闇の恐怖
次の話：【洒落怖】角田の森
この話を読んだ人はこちらも読んでいます
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
このページの監修者

心霊サイト運営者

全国心霊マップ

ghostmap

プロフィール

Twitter
公園の女の子

ふっかつの呪文
ぇへがぴな　へゃいくへ　ぉぃぎぜや　ござるえじ　
びかどせざ　づねりはぱ　おじびわぞ　ちずじをぞ　
げみてっぞ　なうほわみ　ばちぺのか　ぢいぺげぐ　
やるとぶひ　めらげぐい　まぱにずを　ぞっぺょる　
げばいっほ　ぱつとぢゆ　どたぬよっ　ちまわんそ　
ハビヘドュ　コピカャレ　カヮゾホウ　ネィリヲエ　
ャェポゾェ　ァミムサオ　イソケイセ　ヶシフュヌ　
ツデガファ　ペアニモフ　ザラロタポ　ヅロパズッ　
ニヅマュヨ　ギドノテッ　ノゼォフョ　クフボアタ　
ルイリヅソ　ュラヵサゴ　ヲウヨマチ　ツスブピテ

公園の女の子の朗読動画

公園の女の子とは

コメント

この話を読んだ人はこちらも読んでいます