怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
若い洋画家
お気に入り
1749
38
0
短編2分
コピー
「若い洋画家」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
子供の頃、うちに時々ヤスオさん(仮名)という 若い洋画家が遊びに来ていた。 ヤスオさんは父の旧友の次男で、 親の反対を押し切って画家を志したため勘当され、 いよいよ食い詰めるとうちに食事に来たり、 お金を借りたりしていたのだという。 ヤスオさんはいつもお金を返すことができず、 さすがに心苦しく思ったのか、ある時 「お世話になってるお礼に」 と、父の肖像画を描いて持って来てくれた。 が、その絵は父に似ていないうえ、 ひどく陰鬱な雰囲気だったので、 両親はそれを納戸の奥にしまい込み、 そのまま忘れてしまっていた。 数年後、ヤスオさんは日の目を見ないまま、 30歳で自ら命を絶ってしまわれた。 すると、彼の父親が 「息子のアトリエにこんな絵があったから形見に受け取ってくれ」 と、なんと以前もらったのと同じ父の肖像画を持ってきたのだ! 家族中でビックリして、 父の友人が帰ったあとに納戸の肖像画を探したが、 どうしても見つからない。 以前のヤツは捨ててしまったのかも…… これはきっとその時の習作だねと皆で言い合って、 とても飾る気になれないその暗い肖像画を、 母は再び納戸にしまい込んだ。 ところが、それから我が家には急病や姉の破談などの不幸が重なり、 とくに姉の破談を気に病んだ母が評判の霊能者に見てもらったところ、 「1階の奥にしまってある絵が飾ってくれと強く訴えている」 と言われたそうだ。 霊能者は、 「その肖像画は最初から1枚しか描かれていない。 それを書いた男性は、 生前からその絵が飾ってもらえないことを内心ひどく悲しんでおり、 死後にその絵を父親に託し、形見としておたくに運ばせたのだ」 と語ったという。 まっさかあー(;´∀`)と言い合いながら、 母は菩提寺に事情を話してその絵を預けた。 ヤスオさんには申し訳ないが、 飾るのが不吉に思えるほど暗い雰囲気の絵だったからだ。 (ご住職はその絵が嫌ではないらしく、有難く飾らせていただくと言ってくれたそうだ) 以来、悪いことは起きていないので、 ヤスオさんも納得してくださったのかなと思う。 私の記憶にあるヤスオさんは、 物静かで優しいお兄さんだった……心から哀悼。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった38
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Switch売れ筋
前の話:【ほん怖】いわくつきの物件を紹介して欲しい
次の話:【ほん怖】湿気
怖い話 No.3418
【ほん怖】ベジボン
1506
中編4分
怖い話 No.10936
【ほん怖】じいちゃんが入院した
1267
48
怖い話 No.11532
【ほん怖】何でもいいから食べ物は一口残せ
1964
53
怖い話 No.3805
【ほん怖】死ぬ順番
1928
35
短編1分
怖い話 No.21611
【ほん怖】お隣さんの異変
1070
23
長編5分
怖い話 No.21672
【ほん怖】アイヤー!ホイヤー!
朗読 G級戦犯
1887
55
1
怖い話 No.11480
【ほん怖】焚き火をしながら魚を焼いている男
1613
41
怖い話 No.11600
【ほん怖】「たまし」の炎
1149
22
怖い話 No.10850
【ほん怖】朽ちかけの祠
1589
44
怖い話 No.2952
【ほん怖】朝と夜の出来事
1743
29
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着ほん怖
でっかいカエル
古びたフランス人形
信号待ち
家への電話
ヘアピンが落ちてる
友達の家に電話
笑い声
缶けり
義理の姉
サンタとトナカイ
極限状態の意識
白黒おじいさん
新着コメント
ここにいる理由
弟はチンピラだった
夏休みの習慣
おばの話
毛の無い犬
赤目
報い