怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
義母の宣言
お気に入り
1327
9
0
中編4分
コピー
「義母の宣言」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
数日前の実体験です。知人のおばあさんが我の強い恐い人だけど、自分の母親の話をする時だけは顔つきが穏やかになる。その人から聞いた昔話が原因。そのおばあさんの母親、(仮にAさんとする)は、おばあさん含め6人の子どもを産んだ。6人目の男の子どもが2歳の頃に、Aさんの実母が病弱で、危篤を報せる電報が来たそうな。けれど直ぐには実家に帰ることが出来ず、結局実家に帰れた時には、実母は亡くなっていたらしい。Aさんは元来気が強く、性格もきつい人だったらしいが、実母の死に目に立ち会えなかったことが悲しくて、夢でも良いから会いたいと願っていたそうだ。 そんなある日、願いが叶って母親が出てくる夢を見た。ところが、夢に出てきたのは実母じゃなくて、旦那の母親、つまり義母(姑)に当たる人。しかしこの義母は、旦那が14歳の頃に既に亡くなっていて、写真でしかAさんは知らない。その義母が夢に出来てこう言った。「もう既に息子の籍(鬼籍?)は此方の世界(あの世?)に用意してあります。49歳になったら息子を迎えに来ますからね」当時Aさんは40代前半で、旦那さんは47歳だったとのこと。子ども6人居て、一番下の子がまだ2歳だったAさんは、「未だ主人を連れて行かれては困ります。どうか下の子が一人前になるまで迎えにくるのを待ってください。私はその為なら、不足を言いません。人に尽くしてこれからは生きます」と誓いを立てて、毎日仏壇に手を合わせながら祈り続け、自分の幸せなんて顧みず、時には訪問販売とかの詐欺に遭ったりしても、人に蔑まれたり、厭がらせを受けたりしても、『人を恨んだらその分自分に返ってくるかも知れない。私の所為で主人の寿命が縮まるかも知れない』と思って、それまでの気の強さが嘘のように慎ましく生きたらしい。当時、子どもが一人前になるというのは、『成人』ではなく『結婚して家庭を持つ』ということ。それから20年後、22歳になった春に結婚した下の子どもを祝った年の秋口に、突然何の前触れもなく、旦那さんは亡くなったという。つまり、67歳まで生きた訳だ。旦那さんが亡くなったのは悲しいことだったが、義母が祈りを聞き届けてくれたのかと思ったAさんは、それからも自分の生き方を変えることもなく、90歳くらいまで生きたらしい。そんな話を突然聞かされて、訳が分からないまま自分は、「はぁそうですか、凄い話ですね」と相槌を打ってただけなんだけど、ぶっちゃけどうでも良かった。で、話を聞いたその後、友人と遊ぶ為に、友人(仮にBとする)の家にそのままの足で行った。友人Bの家は、お婆ちゃんが昔、お祓いする人(?)何だかそんな感じだった人とかで、客間兼仏間にはもの凄く大きな仏壇があるんだけれど、いつお邪魔しても、何だか仏壇が大きすぎて、緊張して落ち着かない。友人Bの母親は気質の優しい人で、霊とかそういうものが目で見える訳じゃないけれど、何かが居るとか気配で敏感に感じる人だという。で、いつものように友人の家に行き、客間(仏間)に勝手知ったるで入っていった時、その和室の敷居を跨いだ瞬間に、身体から力が抜け落ちてしまって、何故かその場に座り込んでしまった。何だこれ?と疑問に思うし、意味が分からないし、でも立ちあがる気力がないしで戸惑っていたら、Bのおばさん(母親ね)が部屋に入ってきて、「○○(私)ちゃん、うちに来てホッとしたでしょう。何処からか沢山引き連れて来てた。全部(Bの)お婆ちゃんが落としてくれたわよ」だってさ。で、おばさんに肩を叩かれた後、いきなり身体が軽くなって立ち上がることが出来た。そう言えば知人のおばあさんと別れた後から、何だか身体が重いなって思ってたことに、その時になって漸く気づいたんだ。しかし、Bのお婆ちゃんはもう亡くなっているんだけれどなー。まさか仏間に居るの?自分は霊感とか一切ないので、何か不思議な体験でした。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった9
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
漫画売れ筋
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 7 ~レベルアップは人生を変えた~ (電撃コミックスNEXT)
薬屋のひとりごと 16巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)
美味しいご飯が食べたくなる漫画: 特別版 誕生日旅行編
じゃあ、あんたが作ってみろよ (4) 【かきおろし漫画付】 (comicタント)
みいちゃんと山田さん(3) (マガジンポケットコミックス)
北斗の拳 11巻 (ゼノンコミックス)
前の話:【じわ怖】山奥のくねくね
次の話:【じわ怖】貸別荘
怖い話 No.3946
【じわ怖】医学は万能じゃない
1102
25
短編1分
怖い話 No.18378
【じわ怖】自称すごい怖がりのA子
1561
54
短編2分
怖い話 No.12584
【じわ怖】祖父の法要
1638
50
怖い話 No.13393
【じわ怖】水が減るエレベーター
1226
36
怖い話 No.3919
【じわ怖】妻を守る話
1722
38
2
怖い話 No.4499
【じわ怖】パラレルワールド
4636
32
1
中編3分
怖い話 No.18549
【じわ怖】音の正体は?
1803
39
怖い話 No.4818
【じわ怖】変な空間
1715
43
怖い話 No.5704
【じわ怖】住んだ人が次々と不幸になるという家
1116
22
怖い話 No.5855
【じわ怖】三半規管が弱かった
1419
23
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
非常階段鬼ごっこ
戦艦長門
若い女子を食う山姥
無灯火の自転車
アンティークのぬいぐるみ(猫)
自称犯人
便所借りる!
父さんが布団に入ってきた