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迫り来る予言の日

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  訳アリ心霊マンション　3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)

• ８年位前、友だちとよく当たるという占い師の所にいった特に占いたい事があるわけではなかったのだが、占い師にみてもらった事がなかったので興味本位で友だちに付き合った形だったその占い師は、手相と霊感を使った占いをする人だった。
  
  まず、友だちが見てもらった。片思いの人に想いを伝えたい。
  
  って話だったいま、近くにいる人とうまくいくから大丈夫。こんど二人でいらっしゃい。
  
  と言われたそうで、友だちは大喜びだった。しかし、友だちは片思いの人とではなく、遊び仲間と１年後に結婚した。
  
  近くにいる人というのはあたったかもしれない・・・微妙私の番になった。とくに聞きたいこともなく、ありがちだが、付き合ってる彼氏と結婚するまでうまく行くかを聞いてみた。
  
  以下、占い師の話したこと「あなたは、今の人とはうまくいかない。そうだねぇ・・・いろんな人をとっかえひっかえだね。
  
  道にはずれた恋もするね。一回りも違う人と付き合ったりでも、その人たちとは幸せにはなれない。
  
  いろいろな恋愛をするけど、２８歳で結婚するよ」１６歳の時に最初の彼氏ができて、それから４年間、彼一筋だった私には受け入れられない占い結果だった。これは見た目で判断してる・・・そう思ってショックだった。
  
  さらに占い師は言った「・・・赤ちゃんどうした？」占い師の鋭い目に鳥肌がたったことを覚えている「どうしたもなにも・・・・なにもしてないです」事実である占い師は照れたような笑いをしながら「あら、おかしいわね。確かにここに水子が見えるのよ。
  
  お母さんにいるとか聞いたことない？」左の手の平。親指のつけねの膨らんだ上の部分を指差しながら言って来た。
  
  親から、そんな話を聞いたことはなかったし、やっぱり見た目で判断してこんなことを言ってくるんだと思い、なんだか、泣きたくなってそれ以上、占い師になにか聞くつもりはなかった家に帰って親に水子についてきいてみたが、どこの家もそーゆう話はあるんじゃないの？とはぐらかされてしまったそして、いま２９歳になりそうな私。２８歳で結婚している。
  
  あの占いから８年間。占い師の言ったとおりの人生を歩んできた。
  
  あの頃の私では想像できないような出会いと別れそうゆう運命だったのか、自分が無意識に占いにあわせてしまったのかわからないけど・・・・ただ一つ、当たってないことがある。水子だ。
  
  いま、私のおなかには赤ちゃんがいる。無事に生まれてくることを願っている・・・

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