1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

親父が死んだ前日

お気に入り

• 親父が死んだ前日の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「親父が死んだ前日」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 親父が死んだ前日とは

  怖い都市伝説 (ミリオンムック)

• 数年前、親父が死んだ。
  食道静脈瘤破裂で血を吐いて。
  
  最後の数日は血を止めるため、
  チューブ付きゴム風船を鼻から食道まで通して膨らませていた。
  
  親父は意識が朦朧としていたが、
  その風船がひどく苦しそうだった。
  その親父がかすれた声で、
  「鼻を入れ替えろ、鼻の名前を入れ替えろ」
  と言った。
  
  名前？俺や家族は、
  『チューブを通す鼻の穴を入れ替えろ』
  という意味だと思ったんだが、
  『名前』というフレーズの意味が分からない。
  
  結局、
  「意識も混濁してるようだから、言い間違えくらいあるだろう」
  という結論になった。
  
  親父はその次の日亡くなった。
  
  慌しく葬式の用意。
  
  その用意中、
  献花の配置がおかしいことにお袋が気づいた。
  
  遠縁の親戚からの花が真ん中にあって、
  親父の勤めてた会社社長からの花が端っこに追いやられてたのよ。
  
  そして葬儀屋に言った訳だ。
  
  「すいません、あの二つの花を入れ替えてください。
  大変でしたら、花に付いてる名前を入れ替えてください」
  
  その時、俺と祖母が同時に気づいた。
  
  「お袋・・・今、なんて言った？」
  
  「『鼻』の名前を入れ替えろ」
  
  「『花』の名前を入れ替えろ」
  
  親父はこのことを言いたかったのだろうか？
  
  お世話になった会社社長に失礼を働くのが嫌で、
  こんな予言を残したのだろうか？
  
  もう真実は分からない。
  
  その社長はとてもとても良い人で、
  母子家庭になった我が家を助けてくれた訳だが、それはまた別の話。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• 1人が登録しています

  お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった21

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談 Amazon
  • 【ほん怖】学生服姿のお兄さん 短編2分
  • 【ほん怖】入居者向けのメルマガ 短編1分
  • 【ほん怖】ゲアー！！ 中編3分
  • 【ほん怖】見えない客 短編1分
  • 【意味怖】仲良し一家 中編3分
  • 【じわ怖】A日新聞奨学生 長編11分
  • 【じわ怖】呪いの方法を知っている者 中編3分
  • 【じわ怖】通学でいつも通る橋の上から 短編2分
  • 【洒落怖】夢だと思いたい 中編3分
  • 【じわ怖】友達と電話 短編2分

  Switch売れ筋

  • 

    Pokémon LEGENDS Z-A（ポケモン レジェンズ ゼットエー） -Switch

  • 

    鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2 - Switch

  • 

    スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2 -Switch

  • 

    マリオカート8 デラックス -Switch

  • 

    ペルソナ5 ザ・ロイヤル - Switch

  • 

    Minecraft (マインクラフト) - Switch

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  親父が死んだ前日 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】おかーさん、いますか？

  次の話：【ほん怖】他人には見える

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.3698

    【ほん怖】小説家だった祖父

    予知夢といえば…。 戦前に亡くなった私の祖父は小説家で、 祖母と母は終戦後～母が結婚するまで20年余、 その印税で生活していました。 今はもう亡くなった祖母がよく聞かせてくれた話なのですが、 印税入金の知らせが入る前

    1743

    28

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.10539

    【ほん怖】神社の掃除に行った

    何年か前のある朝。 学校が休みで田舎に帰っていた俺は、 早朝から親戚が神主をしている神社の掃除に行った。 鎮守の森に囲まれた境内を掃き、 箒目を付けようと一本の木に基準を決め、 その木に向かって行った。 そしたら

    1987

    37

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11331

    【ほん怖】半年前に亡くした愛兎

    半年前に亡くした愛兎がまだ部屋にいるっぽい。 盲腸便っていう独特のうんこの匂いがしたり、物音がしたりで、 こりゃペットロスひどすぎてどこか相談行った方がいいかねと思ってた。 しかし、家に来る人までその匂い嗅いでたり、

    1761

    23

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11634

    【ほん怖】パイプラインの内部点検

    俺は以前、海運会社の航海士だった。 入社してすぐのこと。 乗ってた船が定期点検で造船所に入り、 普段入れない場所を色々開放して、内部を点検してた。 当時乗ってた船は、 全長が300メートル以上ある、 超大型タン

    1408

    39

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.3491

    【ほん怖】おれがあいつであいつがおれで

    俺がまだ小さい頃、近所によく遊ぶ女の子が居たのよ。 その子はちょっと不良っぽくて、実際口も悪いし、 すぐ「あぁん？」みたいに言う様な子だったんだけれど、 何だかんだで面倒見が良い感じで、 （最初は文句言うけれど、落とし

    1328

    30

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.3070

    【ほん怖】獅子舞が盛んな地域

    私が小学２年の時に経験した ちょっと不思議だった事を思い出したので書いてく。 私の実家がある地域は獅子舞がとても盛んで、 祭りが近づくと青年団が獅子舞の練習を公民館で始めて、 祭り当日は一軒一軒の家の前で獅子舞を舞って

    2482

    52

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.3626

    【ほん怖】古い家の仏間

    俺の実家は古い木造で、仏間がなんだか妙だったんだな。 そこだけ妙に空気が重かった。 窓がなく四方をふすま戸で、開けたままにしてたらやけに怒られた。 他の部屋の戸なら怒られないのに、何故仏間だけ？と不思議に思った

    1583

    29

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.21710

    【ほん怖】二回目

    中三の頃の話なのですが。 それぞれクラスは違うけど、 仲良し五人組でいつも一緒でした。 当時、 僕等は学校が終わってから一度家に戻り、塾へ行くまでの間、 順番に誰かの家に集合して、 マンガ読んだりアニメを観たりして過

    846

    13

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.3328

    【ほん怖】おっさんから婆ちゃんへのラブレター

    怖いっつーか不思議な話。 俺の家はけっこうでかい店をやってて、 当時も従業員が１０人くらいいた。 夏のある日、俺が店の前で遊んでたら、 おっさんが話しかけてきた。 「この家の子？」 俺が頷くと、お

    1795

    39

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.3334

    【ほん怖】学校祭の前日

    俺が中学校のときのことだから数十年前の話。 俺らのところの夏祭りでは大きな山車を町中引き回すんだけど、 その年は事故があって、同級生の中学生の女の子が 山車と民家の塀にはさまれて亡くなった。 見ていた人の話では、 法被

    1585

    38

    1

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 親父が死んだ前日

  ふっかつの呪文

  でじきずく　へせちろろ　てかべがら　ぃょよでぇ　
  もらどいへ　ぞきぬにが　ばつぅがだ　おみぺやさ　
  ぞぐでかて　ぞかざせじ　ゆわりぞび　かそかねふ　
  ぞちぜぁや　をべぁけが　やねほぱる　ゎぢやぽこ　
  まづそぼぞ　ぃぱふぢる　てぺぎえぬ　ぃうそふょ　
  ミネネヘヘ　ヘャガゼゲ　ナセスコゼ　ゲァオルァ　
  ゲホィッド　ペォリザケ　パザギワド　ヮヌピェミ　
  ユァアベネ　ケンンャス　テプヶオナ　パゥゲスタ　
  ュナヒァフ　オユホッル　サヲウヴプ　ニギビノィ　
  ゥベトボヶ　ニキワヮデ　ヘクセマェ　プヲロヌゾ