怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
たましの炎
お気に入り
1217
43
0
短編2分
コピー
「たましの炎」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
昭和最後の年、息子夫婦の帰省の時の話です。混雑する列車と夜行バスに揺られ町の駅についたのは、夜も11時を回った頃でした。町の知り合いのタクシーの運転手にお願いをし、迎えに行って頂きました。息子夫婦の到着した駅からは、タクシーで峠を越えて40分ほどかかります。運転手さんを含む3人は真っ暗な山道を進みました。 途中、細い川にかかる橋の袂で、息子は不思議なものを目にします。それはオレンジ色に揺れる『炎』でした。まるでキャンプファイヤーのようなゴウゴウとした炎が、川沿いに揺らめいていたそうです。「こんな時間に誰か焚き火でもやっているのか?それとも山火事か?」タクシーを橋の欄干に停め、「気味が悪い」という妻を残して、運転手さんと2人で、欄干から30メートルほど離れたところに揺れる炎を観察しました。炎の高さは身の丈ぐらいあったと言います。しかし目を凝らしても、火の番をしていると思われる人もおりません。(焚き火には付き物の火の粉も舞っていなかったそうです)山火事なら無線で連絡をしなければならないと、2人は車に戻ろうとしました。すると突然炎はスゥーと横に動き、フッとかき消すように消えたそうです。3人が家に戻った時「狐火を見た!!」とかなり青ざめた様子でした。その話を翌日町外れの薬屋のおじいさんにすると(50年以上ここで商売をしている)、「その炎はどんな色だった?」と聞いたそうです。息子夫婦は丁度その箱のような・・とオレンジ色のカゼ薬のパッケージを指差しました。「あぁ、だったらそれは、たまし(魂?)の炎だ。狐火は青い」と、さらりと答えたそうです。そしてその炎を見たあたりの話をしてくれたそうです。なんでも昔から落人伝説等の曰くのある土地柄で、昔から現代に至るまでいろいろな怪異を体験した人が多いのだそうです。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった43
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま話題のホラー漫画
憑きそい (扶桑社コミックス)
サユリ 完全版 (バーズコミックス スペシャル)
禍話 SNSで伝播する令和怪談
変な家: 1 (HOWLコミックス)
ゾゾゾ変 (1) 【電子限定カラーイラスト収録&電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)
小松左京の怖いはなし ホラーコミック短編集
前の話:【じわ怖】その山で鏡を見てはいけない
次の話:【じわ怖】天気
怖い話 No.19052
【じわ怖】人柱
1230
45
中編3分
怖い話 No.12508
【じわ怖】幽霊はいる
1303
42
怖い話 No.4060
【じわ怖】一人で留守番
1231
47
怖い話 No.19056
【じわ怖】家宝の刀
1154
41
長編8分
怖い話 No.20664
【じわ怖】地元の怪トンネル
1720
56
中編4分
怖い話 No.13383
【じわ怖】鉄道を使う
1088
怖い話 No.13457
【じわ怖】柳の木
1278
短編1分
怖い話 No.12653
【じわ怖】魚の鳴き声
1377
15
怖い話 No.12427
【じわ怖】ボロアパートに出た幽霊
1424
29
怖い話 No.12616
【じわ怖】犬の親子と女の子
1412
54
1
長編12分
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
壁から200本の手が出てくる
山を登ろうとする夢
蝗の大群
取り囲まれた家
時空のお姉さん
遠泳実習
私の娘
知らない方が良いこともある