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アパートが倒壊
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あん時の地震(※阪神淡路大震災)はホンマ悲惨やった。その当時、俺はひきこもりやって朝方、寝ようとして地震にあった。うちの隣のアパートが倒壊して、そこに住んでる友達の妹が俺に「中に子供がおるの!お願い、助けて!」って叫んだんやけど、アパートの一階部分は既に崩れていて二階部分も崩れる寸前やった。 内心、マジかよ?と思った。大家さんが「やめとけ!今、消防呼んだから!」って怒鳴った。俺は既に窓枠に手をかけていた。小さな窓枠やったけど当時、ガリガリに痩せていたんで余裕で中に入れた。中はホコリが凄く、真っ暗でこの中に子供がいるなんて信じられへんかった。一体、どこにおるんや!?その時、外から大声がして、続いてガッターン!とメチャクチャでかい音がして部屋が少し傾いた。でも、自分は死なないような気がしてた。その時、ニャーと猫が鳴く声がして、奥の方に目を凝らすとタンスの上に猫が座って俺を見ていた。俺が急いで近寄ると猫はタンスの横に降りた。タンスの下から布団に包まったような泣き声が聞こえた。タンスを引き起こすと、でかいスヌーピーと布団の隙間に子供が埋まっていた。急いで子供を抱え、窓枠から外に出ようとしたが出れるわけがない。おい、どうしたらええんや!すると、さっきの猫が襖の前にいて、襖からは光が漏れ、「こっちや、こっち!」と怒鳴る声が聞こえた。襖を開けるとなぜか朝日が!部屋がないやん!下には大勢の男が布団を積んで待っていて、みんな、はよ、飛べ!って叫んでいた。俺が猫は?と聞くと、「猫なんて、どうでもええ!はよせー!」と怒鳴られた。俺は子供を抱えたまま、布団に飛び込んだ。俺が脱出した三分後にアパートは完全に崩れた。俺は友達の妹に「猫おったんやけど、ごめん」と言うと、「いや、うちの猫は先月死んでん」え?あの猫は?よく話を聞くと、彼女の猫は黒猫で俺の見たのは白猫だったから、別に幽霊って訳でもなさそうやけど。うちは下町なので異常な程猫がいます。今、母親に聞いたところ、アパートの大家さんが俺の見た猫を猫の神様だといって、近くの神社に寄付して小さな社を建てたそうです。当時ガリオタだった俺も今じゃ70キロオーバーの社畜です。
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