1. ホラスト
2. ほんのりと怖い話

焚き火をしながら魚を焼いている男

お気に入り

• 焚き火をしながら魚を焼いている男の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「焚き火をしながら魚を焼いている男」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 焚き火をしながら魚を焼いている男とは

  フォロワーさんの本当にあった怖い話

• 私の体験です。
  
  現在大学3年で、
  それは大学2年になってしばらくした時の話です。
  
  
  久しぶりに地元に帰り、
  家族に近況報告をすませると、
  何となく、昔よく遊んだ近所の山に行って見たくなりました。
  
  
  外は少し寒かったこともあり、
  ウイスキーの酒瓶を片手に、
  軽く飲みながら出かけました。
  山に入ると、
  昔と何ら変わってないことを確認できて、
  非常に嬉しかったです。
  
  
  しばらくそうしてフラフラ歩いていると、
  少し遠くの茂みから、
  
  
  「こっちにきて飲まないか」
  
  
  と誘う男の声が聞こえました。
  
  
  茂みの周りは薄く照らし出されていて、
  焚き火をしている様子でした。
  
  
  酔っていたのも手伝い、
  別に怪しいとも思わず茂みに行くと、
  男が一人で焚き火をしながら魚を焼いていました。
  
  
  ウイスキーを渡すと珍しがり、
  ずいぶん気に入ったらしく、
  私に魚を勧めながらいろんな昔話を話し出したのです。
  
  
  魚は美味しかったし話も面白く、
  とても楽しかったのを憶えています。
  
  
  しばらくすると、男は
  
  
  「そろそろ帰りな」
  
  
  と言ったので、私は
  
  
  「ウイスキーの残りはあげる」
  
  
  と言い、立ち上がりました。
  
  
  すると男は、
  満面の笑顔で魚や山菜などをどっさりとくれました。
  
  
  その時になって、
  はじめて私は男の顔を見たのですが、
  目が一つしかありませんでした。
  
  
  しかし、怖さは不思議と感じず、
  なぜ今まで気付かなかったのかもわかりません。
  
  
  その後、祖母に土産を渡しその話をすると、
  それは山神で、
  
  
  「善いものに出会ったな」
  
  
  と笑っていました。
  
  
  私も
  
  
  「ああ、だから洋酒をあんなに気に入ったのか」
  
  
  と妙に納得してしまい、
  笑ってしまいました。
  
  
  またウイスキーを持って行ってみようと思います。
  
  
  その男の話の内容は、
  昔からその山と周辺を生活圏にしていた人たちの生活の様子でした。
  
  
  山菜取りにきた親子がいて、
  子供が転んで大泣きするのを必死であやす親の様子だったり、
  本当に何でもない事ばかりだったんですが、
  身振り手振りをつけて親や子供を演じ分けたりと、
  中々の芸達者でした。
  
  
  話してる間は全然違和感を感じず、
  普通のおっさんと話してる感覚でしたよ。
  
  
  だからもしかしたら、
  単に光の加減とかで見間違えた可能性もあると思います。
  
  
  酔ってたし。
  
  
  ただ、転んだ子供の話のときに、
  
  
  「着物が破れた」
  
  
  とか言っていたので、
  もしかしたら本当に神様で、
  古い話だったかも知れません。
  
  
  そうだったらいいなあって思います。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった41

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】身近で起こった怖〜い話③ Amazon
  • 【ほん怖】顔半分 短編2分
  • 【ほん怖】赤褐色の珠 中編4分
  • 【ほん怖】サバイバルキャンプ 長編5分
  • 【ほん怖】ホームビデオ 中編3分
  • 【洒落怖】牛時参り 長編6分
  • 【じわ怖】ピンホールカメラ作ったぜっ！ 短編2分
  • 【じわ怖】俺もそう思う 短編1分
  • 【じわ怖】四葉のクローバーは幸福をもたらす意味があるらしい 長編5分
  • 【意味怖】彼らはさいごにはすくわれるだろう 短編1分
  • 【洒落怖】一人百物語 短編1分

  いま注目されてる怖い話

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話

  • 

    実際にあった怖い話 2026年1月号

  • 

    身近で起こった怖〜い話①

  • 

    本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談

  • 

    怖い話名著８８　乱歩、キングからモキュメンタリーまで

  • 

    こどもの頃のこわい話　きみのわるい話 (竹書房怪談文庫)

• コメント

• 1：

  名無し

  2023/11/22(水) 07:52:47

  何だか素敵な話だね。
  一つ目小僧のお父さんなのかな。

  焚き火をしながら魚を焼いている男 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【ほん怖】遊び場にしていた木の穴

  次の話：【ほん怖】近づいてはいけない淵

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.3323

    【ほん怖】イギリスの幽霊屋敷

    俺がオカルトを信じるきっかけになった 婆ちゃんから聞いた話。 文章力が無いのと長文なのはご勘弁を。 イギリスのサウスシールズって所の婆ちゃんが 生まれ育った家の話。 三階建に屋根裏部屋がある大きい家で、 ここで度々お

    1853

    21

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.3260

    【ほん怖】雨の住宅街

    この間、姉夫婦の家からの帰宅の時のこと。 もう終電近い時間で、 雨の中を駅から自宅へ向けて帰ってました。 義兄が出張中、姉と赤ちゃんが同時に熱を出したので看病し、 その帰りで私はだいぶ疲れていました。 路面は雨に濡

    1503

    31

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11590

    【ほん怖】川の中に見慣れないモノが泳いでいる

    山の麓にに住むおじいさんの従兄弟の話。 （大正の終わりごろだとか） ヒグラシ蝉がカナカナ… と夕暮れを告げるある夏の夕暮れ。 川べりの橋で遊んでいた何人かの子供たちは、 橋の欄干の上から、 川の中に見慣れないモノが

    1853

    28

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3886

    【ほん怖】未来の息子

    去年の春頃の話。 家の隣の自動販売機で旦那とジュースを飲んでいると、 突然旦那が「今、（俺の）子供がいた」と言い出だした。 訳が分からず聞きなおすと、 「さっき自分の隣で３、４才の男の子がジュースを飲んでいた。 何

    2363

    41

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.10952

    【ほん怖】まさこ

    友達と外で食事していたら、 いきなり私の後ろらへんを見ながら 「まさこ」と言い出した。 私はそんな名前じゃないし後ろは壁だった。 「どうしたの？」 って聞いたら、 「あれ？なんでだろ？」 と不思議がってた。 とっ

    1602

    42

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.11518

    【ほん怖】2年に1人は飛び降り自殺が出る学校

    高校は結構な進学校だったが、 2年に1人は飛び降り自殺が出る学校だった。 かなり以前からその高校に勤務している爺ちゃんの先生によれば、 「イジメとかじゃなくて、 『生きてる意味が分からなくなった』って死ぬ奴が多い

    2786

    35

    0

    1

    短編2分

  • 怖い話 No.3337

    【ほん怖】古い一軒家の解体

    この間解体の仕事をしていて 奇妙なことがあったんで書いてみるよ。 うちらは建設会社だけど、 その筋ともつながっていてある程度ヤバイ仕事も受ける。 これもそんな方面からあった話で、 要は古い一軒家の解体だ。 ここは地方

    1999

    34

    0

    0

    長編5分

  • 怖い話 No.19840

    【ほん怖】病室の窓

    3年ほど前、 関東のとある古い大学病院に入院したときのこと。 換気のために病室の窓を開けていると、 部屋付きの看護助手（？）のおばちゃんが 「ごめんね～ここ、閉めさせてね」 とバタバタ閉めていく。 暑いよ～と不満を言

    1993

    45

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.3443

    【ほん怖】三宅

    ８月初旬。 夜中に我が家の次男１５歳がリビングでいきなり歌い出し、 私も主人も長男１７歳もびっくりして飛び起きました。 主人が「コラ！夜中だぞ！！」と言い、電気を点けました。 マンション住まいなもので、 深夜の騒音

    1774

    37

    1

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.3050

    【ほん怖】大学進学で一人暮らしを始めた

    ちょっと長いし霊体験なのか微妙な話だけどいいかな？ ちなみに俺は霊感ゼロ。 12年前、大学進学で一人暮らしを始めたんだけど、 その時始めたバイト先に自称霊感があるって先輩（30歳）がいた。 俺は霊感が無いから幽霊

    1731

    49

    0

    0

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 焚き火をしながら魚を焼いている男

  ふっかつの呪文

  だぺきはく　ゆろだどき　ぷてぷをべ　わいひみゅ　
  こばぅむけ　をぐめぶね　んぬわゅぎ　またよぐつ　
  っゃはまん　ついじよど　ぢねぜぜえ　しるぢどど　
  きぐごふぺ　やっざさな　はまあねり　とぷみぺぢ　
  すまぁふつ　おわろどる　のぅぶのへ　ぞらなれぼ　
  ペビゾェゴ　ミズウウョ　ブクァァフ　リブヴグト　
  ヮヘワルン　アブヤゾゾ　ヵドォデエ　ヮレオブプ　
  プネゲヮク　イッソゲル　ゲズエフカ　ラニズヤツ　
  ケェォソリ　ロガガバョ　ヘペゼナビ　レメシワゼ　
  ェトレムビ　ヵオペロブ　グブデキキ　ヮャツクョ