怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
千葉の某旅館
お気に入り
1890
21
0
長編6分
コピー
「千葉の某旅館」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
千葉の某旅館にて 死ぬ程怖い思いをした話を聞いてください。 12月の話なんですが、 田舎に住んでる俺は友人A、Bと3人で、 東京へ弾丸ドライブ旅行へ行くことになったんです。 運転約8時間東京観光に男3人で回ってた訳なんですが、 日帰りの予定だったんですが、 知らない土地なのもあって3人すごい疲れてたんです。 もう夜23時回ってるしどこかに泊まろうと思い、 温かいお風呂に入ってぐっすり眠りたいという事で、 マン喫やカラオケではなく ちゃんとしたホテルや旅館に泊まりたかったんですが、 土日なのもあって都内じゃ駐車場料金も高いしホテル代も高いので、 たまたま千葉付近にいたので千葉で探そうという事になりました。 晩ご飯食べたのもあって 深夜1時は回ってたと思います。 『○○旅館』という看板を見つけました。 A「お!ここええやん!やっと寝れるわ~」 という事で即行。 B「ここホンマに営業してんの? なんか真っ暗やん。潰れてんちゃうん」 俺「ま、とりあえず。行ってみようや」 という事で、 看板の指示している方向へ向かう事にしました。 街灯一つなく、 車のライトがなければまったく見えないくらい 真っ暗な道に入りました。 木| 道 |木 木| 道 |木 木| 道 |木 こんな感じの道が 1kmはあったような気がします。 すごい不気味だったんですが、 やめとこうという気持ちよりも、 疲れてたので早く寝たかった気持ちの方が大きかったんです。 なんか薄暗い電球切れかけの看板が見えました。 玄関には小さい電気がぽつり。 やっと着いたとホッとした俺らは、 駐車場を探したのですが、 駐車場がなかったので、 旅館の裏に少し空き地みたいなところがあったので、 そこに駐車する事にしました。 B「めっちゃ暗いやん」 俺「勝手にここ車とめていいんかな」 A「とりあえず中はいって聞いてみよ」 という事で旅館の中へ入って行きました。 旅館の中は真っ暗。 すごく気味が悪かったです。 販売機の光でロビー?を照らしている感じ。 夜中なのもあって 受付時間が終了しているんだなと思い、 スタッフを説得して泊めて頂こうと思い、 「すみませーん」 と声をかけたんですが、 誰も来る気配はありません。 なんどか声をかけたあと、 背筋が凍る程変な光景を目にしました。 真っ暗なカウンターを見ると、 何者かが振り向いたのです。 人間が歩きながら振り向くように上下に揺れず、 ロボットのように一定の立ち位置で、 ウィーン…というような感じで振り向いたんです。 よく見ると、 真顔で背が低めの腰の曲がったおじさんが 低く暗い声で 「何か」 と。 すごい不気味で 3人びびりすぎて硬直。 A「い…一泊いくらですか? 3人同じ部屋でいいです。 車、裏に泊めたんですが大丈夫ですか?」 おじさん「…」 A「今日泊まりたいんですけど! 素泊まりで良いので部屋空いてますか?」 おじさん「3000円」 と言い、 あまりもの安さにビックリしながらも、 おじさんに部屋の鍵を渡されました。 B「喉かわいたからジュース買うわ」 と言って、 販売機の方に一人でいきました。 ジュースを取る瞬間、Bが 「わ”っ…」 みたいな声を出して尻餅をついてたので、 Aと俺はBの方へ行きました。 販売機の隣に びしょ濡れの父、母、6歳ぐらいの女の子3人(家族?)が、 「いらっしゃいませ~」 と不気味な笑みを浮かべながら言ってきたのです。 なので俺はとっさに 「あ…の… お体拭いたほうがいいんじゃないですか」 と言いました。 ですが、沈黙…。 Aが俺とBの手を無理矢理引っ張って 部屋へ向かいました。 部屋は普通に古い旅館という感じで、 交代に風呂に入って寝ました。 寝てる間、 Aのいびきがすごくて俺だけ起きてたんですが、 いびきじゃない変な声が聞こえてきたんです。 うめき声のような声です。 男性が一人で話してるような声が聞こえてきます。 「う…うお…おぉお…」 「お…おうおぉおお」 俺は寝たふりをして、 霊には俺が起きてる事気づいてるんやろなぁ …なんて考えながら布団に潜って怯えてました。 するとAが小さい声で、 A「きこえるやんな?」 俺「うん」 A「やばいな。どうする?」 時計を見れば3時過ぎ。 警察か誰かに助けを求めようとして携帯を見れば圏外。 あまりもの怖さにパニックになっていました。 怯えてる俺とAは冷や汗がだらだら… 俺はあまりもの怖さに Aの手首をつかんでました。 Aは霊感があるので、 震えながら目をぎょろぎょろさせて怯えてました。 俺は聞きたくなかったけど、 小さい声で聞いてしまいました。 俺「どんなん?」 A「お風呂の入り口みて」 黒い陰が何かをぶつぶつ言いながら 少しずつ少しずつ近づいてきます 俺「あれなんなん」 A「ヤバいやつ。 とにかくヤバい。 俺もう無理。 どうしたらええん!」 もう一度霊の方を見てみると、 俺たちのすぐそばにきて、 黒い陰なのに なぜかニヤリとしながらこちらを睨んでました。 俺は死にたくない! と思って勇気を出しました。 俺「帰ろ。 Bを叩き起こしてそのままダッシュで車な」 布団をバッとまくり、 俺「B!!このままダッシュまで車や!起きろ!」 Aは震えすぎて過呼吸みたいになってました。 急いで部屋を飛び出てロビーに着くと、 カウンターのおじさんが こちらを真顔で目で追ってました。 旅館に出ようとした瞬間、 ドアの前でびしょ濡れの家族3人が急に左から出てきて、 「あ…ありがとうございましたぁぁぁぁぁあ!!!!」 と、すごく叫んでいるような 狂っているような声で叫んでました。 車まで急いで走り、 エンジンをかけようとしたらかからないのです。 なかなかエンジンがかからなくて、 ほんとに 「もうアカン。死んでまう」 と思いました。 A「俺たち、死ぬんかなぁ」 B「なんか黒い陰みたいなん近づいてきてない?」 だんだん俺は、 「なんでこんなとこで死ななあかんねん! なんで俺が死ななあかんねん」 と思うようになってきました。 俺「腹立つわ!なんやねん!」 と言った瞬間、 シーンとなり普通にエンジンがかかりました。 ダッシュで真っ暗の道をぬけ、 出口にさしかかったところで、 あのびしょ濡れの家族が狂い叫ぶように 「ありがとうございましたぁぁぁぁぁあ」 と助手席の真横にいたんです。 どう考えてもおかしいんです。 先ほど館内にいた家族が、 1km以上ある道を こんなに早い時間で移動できる訳がないんです。 もうすぐに飛び出ました。 その後はとにかく早く帰りたいので帰りました。 帰った後、 普通の生活に戻り普通にすごしてます。 あの出来事はなんだったのでしょうか? 千葉県にある怖い旅館、 だれか知ってる方いませんか? 旅館名は3人とも覚えてなくて。 もし知ってる方がいましたら情報を聞きたいです。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった21
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
心霊探偵八雲(12) (あすかコミックスDX)
訳アリ心霊マンション 4巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
訳アリ心霊マンション 3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
会社を辞めてバイクにまたがり今日も会いにいく 日本一周心霊ノ旅
訳アリ心霊マンション 1巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
心霊スポットの漫喫でバイトしてた話 パチ美のWeb漫画まとめ
前の話:【洒落怖】砂浜で変なものを見つけた
次の話:【洒落怖】川でなにか見た
怖い話 No.22601
【洒落怖】葬祭場
860
10
短編2分
怖い話 No.22989
【洒落怖】一緒に寝ている
朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】
723
11
長編7分
怖い話 No.1794
【洒落怖】黒尽くめの二人組
1784
34
1
短編1分
怖い話 No.20209
【洒落怖】ちょっとだけ異空間に行った
1202
44
怖い話 No.1258
【洒落怖】ここでいんですよ
1535
33
怖い話 No.20454
【洒落怖】びにーるてーぷ
朗読 G級戦犯
1955
48
中編3分
怖い話 No.20969
【洒落怖】閉鎖されていた部屋
1143
38
怖い話 No.7158
【洒落怖】座敷女にそっくり
3097
30
怖い話 No.10118
【洒落怖】ビルの屋上
1416
怖い話 No.1588
【洒落怖】笑い声と読経
1800
60
中編4分
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
どうか呪わないで。 空き巣より
逆吸血鬼と存在しない町
一年に一度村を無人化
普通の彼女じゃない
あんた死ぬよ
降って沸いた心霊現象
好奇心
タヌキ
赤猫