怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
背筋の凍る真顔
お気に入り
1658
55
0
2
中編4分
コピー
「背筋の凍る真顔」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
俺の幼少期のトラウマの話 俺が小学校低学年だったときの話。 俺は父方の祖父母と両親と妹と住んでたんだ。 俺の母親はいわゆるスパルタってやつで、 俺をなんとしてでも某有名大学に入学させたいらしく、 これまた某有名中学をめざし、 小学生なのに塾と家での勉強ばっかりの生活だった。 そんなことで、当然ゲーム類は一切買ってもらえず、 同級生が楽しそうにポケモンをしてるのを見るのが悲しかったのをよく覚えている。 しかし、そんな俺を哀れんでか、 誕生日に祖父母がこっそりとファミコンを買ってくれたんだ。 当然母は怒っていたけど、 なんとか父の説得もあり、 2日で30分までの制限付でゲームをしていいことになった。 もともとおじいちゃんおばあちゃん大好きっ子だった俺は、 これの件でもっと好きになり、感謝の言葉を伝えた。 すると、祖母は 「俺が喜んでくれて良かったよ。 でも約束はしっかり守るんだよ」 と言われた。 もちろん俺は二つ返事で返事をした。 しかし、所詮は小学生だ。 1ヶ月もすると最初は守っていたルールも、 だんだんあと10分、次のセーブポイントまでと、 ルールを守らないようになってきた。 そんな状況を見た母親は、 「ホラみなさい。 あの人たちがあんなもの与えて甘やかすからこうなるのよ」 といっていた。 祖父母はゲームを買い与えた手前、 責任を感じていたのだろう、 祖母がゲームをしている俺を止めに来た。 「30分までってルールだっただろう。 俺は良い子だからわかるだろう。 ね?もうやめるんだよ?いいかい?」 と、優しく諭してくれたのだが、 俺は良いところを邪魔されてつい、 俺「うるさいあっちいけ! おばあちゃん邪魔だ!」 と、言ってしまった。 その瞬間、 おばあちゃんの顔が今まで見たこと無いような冷たい顔に変わり、 感情がないような真顔で、 ぽっかりと黒い点を落とした眼球が俺を見つめていた。 ゾッ、とした俺は ただならぬ気配を感じてゲームを止めたが、 おばあちゃんはなにも言わずに、 音もたてずにそのまま居間に帰っていってしまった。 そしてその深夜、 昼間途中で止めたものだから、 ゲームの続きをしたくなってしまった。 おばあちゃんの件があったから悩んだけど、 誘惑に勝てずに俺はこっそりとゲームをやることにした。 確か深夜12時位だったと思う。 家族を誰も起こさないよう、 抜き足差し足でリビングまでいく。 木製の床がギギギ…となる。 大きい音に感じるが、 誰も起きないだろうか? リビングは畳だ。 今度は足を踏み出す度に、 ミシッ、ミシッ…っとなる。 静かに。 さすがにリビングの扉は閉めると大きい音がなるので 開けたままにしておこう。 そしてファミコンを取り出してテレビに接続。 テレビのスイッチを入れる。 起動。 いつも一回30分という制限をつけられていたからであろう、 その制限が無くなったとき、もう歯止めが効かない。 俺は気付いたらのめり込んでた。 ふとテレビの上の時計を見ると4時半を指していた。 「ゲッ!!もうこんな時間か。 さすがに4時間はやり過ぎたな。 キリの良いところまで進んだし、 もう今日はやめよう」 そう思い、伸びをした瞬間だった。 背筋が凍るような感覚を背中に感じた。 誰かが俺の背中を見ている。 これは前にも感じた気配だ。 どこで?いつ? 動かないからだを無理矢理動かし、 ゆっくりと後ろを振り向く。 祖母がいた。 昼間のあの顔で俺のことを黙って見つめていた。 全く動かない。 冷や汗が流れる。 何分間そうしていただろう。 しばらくすると 祖母はそのままゆっくりと帰っていった。 話はこれだけなのだが、 今になってもこの話は祖母とはしていない。 今思うことは、 あのとき、いったい祖母は何時間俺のことを見続けていたのだろう。 あの背筋の凍る真顔で。 何時間俺は祖母に見つめられながらゲームをしていたのだろう。 今でも夜にゲームをすると後ろに気配を感じでゾッとしてしまうから、 深夜にゲーム出来ない。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった55
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
週刊実話 増刊 発禁! 最恐の心霊現象2025夏 [雑誌]
心霊写真密売マニュアル 1 (HARTA COMIX)
心霊探偵八雲(1) (あすかコミックスDX)
マンガ 下ヨシ子の 実録 ほんとにあった心霊体験
心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)
心霊探偵八雲(2) (あすかコミックスDX)
名無し
この頃はゲーム依存症なんて言葉なかったと思うし 逆の立場で同じ気持ちだったんじゃないかな 人格変わっちゃうもん
多分婆ちゃんのほうも、孫が人格まで変わって依存症になりかかってるのを見てゾッとしてたんだろうな。 我々が麻薬患者を見るような感じで。
前の話:【洒落怖】揺れるモノ
次の話:【洒落怖】様子がおかしい彼氏
怖い話 No.14339
【洒落怖】黒いかたまり
1439
22
短編2分
怖い話 No.1546
【洒落怖】握られた髪の毛
1996
37
1
怖い話 No.2579
【洒落怖】骨ではない本物の恐怖
2029
44
中編3分
怖い話 No.546
【洒落怖】真犯人
2017
41
3
怖い話 No.1203
【洒落怖】廃墟と化した病院
1234
27
怖い話 No.9144
【洒落怖】開かずの仏壇
1585
47
短編1分
怖い話 No.9659
【洒落怖】漫画を貸してくれた
1959
54
怖い話 No.8665
【洒落怖】動物達の試練
1678
45
長編5分
怖い話 No.1754
【洒落怖】本当に怖かったのは・・・
1691
43
怖い話 No.9078
【洒落怖】危険物件
朗読 優美の怪談朗読
4347
63
4
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
嫌な色のマンション
ミニカー
大きな塊のような物
大東亜トンネル
ずっと喋り続ける
ヤカンと髪の毛
濃密な一日
うさぎさん