怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
ムラサキ
お気に入り
1057
30
0
短編2分
コピー
「ムラサキ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
厨房の夏休み。 家族でおばあちゃんちに泊まった時のはなし。俺が目を覚ますと、もう皆は廊下を挟んだ居間で雑談をしている様子。 「俺も~」って感じで起き上がろうとした瞬間、初体験の金縛り。起き上がろうと右肩を上げて体をよじった体制のまま、ゴロッと布団の上にうつぶせに固まってしまって・・・。 (この後、今日に至るまで、こんな金縛りの入り方は一度もなし。普通は目が覚めた瞬間、そのままあお向けにかたまる。 )で、パニクりながらも必死にあお向けに体を反転させた瞬間、またパニック。なんと部屋全体がムラサキ色。 丁度、濃い紫のグラサンをかけた時の様なかんじ。寝る前につけた豆球までムラサキに光ってた。 で、部屋(やっぱり紫のまま)を必死でキョロキョロと目だけで見渡すんだけど、おばけらしきモノは見当たらず、ちょっと冷静になった。すると、それまで聞こえてた隣室の雑談がとつぜんフッととまった。 と思ったら、「チーン!」と仏壇の鐘の音が聞こえて、誰かがとりつかれた様にお経をあげる声が・・・。おばあちゃんだと思った俺は、「おばあちゃん!おばあちゃーん!!」と声の限りに呼ぶのだが、何か発声した瞬間に何処かに声が吸い込まれていくような、不思議な感覚。 気付いてもらえた気配は無く、お経が延々と続くばかり。再び半パニックになっている俺は、「とりあえずムラサキをどうにかしなきゃ」と何故か照明の紐(延長の紐?が付いてて、手を伸ばせば届く距離)を引っ張ろうと懸命に体を起こそうとした。 少しずつだが体を動かせることに気付き、もう少しだ・・と思った瞬間。お経のこえが突然聞いたこともない男の声に。 しかも、耳を塞ぎたくなるような大声量で。全身に鳥肌が立つような感覚の直後、どうやら失神。 次に目を覚ますと、部屋は普段通り。ハッと隣室の方をみると、おばあちゃんが食卓に昼食を並べてるところで、他の家族はテレビに夢中。 飛び起きた俺は、「さっき部屋がムラサキだった!お経、大声で読んでたおじさん誰!?」と、まくしたてるが、みんな「なに寝ぼけちょーだ?」と相手にしない。頭に血が昇った俺が更に続けようとすると、視界に入ったテレビ画像に違和感が。 改めてテレビを注視すると、例の航空機事故の中継をやっていました。なんとなく、「金縛りの原因はこれか。 」とおもいました。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった30
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Switch売れ筋
スーパー マリオパーティ ジャンボリー - Switch
ドンキーコング リターンズ HD - Switch
Minecraft (マインクラフト) - Switch
世界のアソビ大全51-Switch
HUNDRED LINE -最終防衛学園
Pikmin 4(ピクミン 4) -Switch
前の話:【洒落怖】オタ
次の話:【洒落怖】風呂の「それ」
怖い話 No.1269
【洒落怖】戦友の部屋で
1656
39
1
怖い話 No.2401
【洒落怖】秀吉の首
1348
42
怖い話 No.1140
【洒落怖】ALL100円の自動販売機
1861
32
3
短編1分
怖い話 No.9138
【洒落怖】ホテルの一夜
1047
29
怖い話 No.2579
【洒落怖】骨ではない本物の恐怖
1915
43
中編3分
怖い話 No.790
【洒落怖】憑かれた恋人
朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】
1721
21
長編8分
怖い話 No.21388
【洒落怖】会うと良くないことが起きる
1174
28
怖い話 No.10195
【洒落怖】何かが動く音
1552
40
怖い話 No.22658
【洒落怖】変な人
590
11
怖い話 No.7493
【洒落怖】カーブミラーに映ったモノ
1562
31
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
剣鉈
これまで3回ほど異世界に行ったことがある
エレベーターの女
井戸の中
犬と外国人の幽霊
一番奥の個室
セールス先
消えた彼女