怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
ばあちゃんが語る話
お気に入り
1836
53
1
0
中編4分
コピー
「ばあちゃんが語る話」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
絶対にばあちゃんが教えてくれなかった怖い話。 俺は怖い話が好きでよく 「ばあちゃん怖い話して」 って子供の頃しょっちゅう言ってた。 ばあちゃんはまた話し上手で たくさん怖い話をしてくれた。 ある時俺が 「ばあちゃんが知ってる中で一番怖い話を教えて」 って言ったら 「それはだめだ」 って言われた。 俺は、 ははあ怖がらせようとしてるんだな、 と思ってねだったら 「話したくない事だってあるんだよ!」 と怒鳴られた。 ばあちゃんが怒鳴ることなんてあんまりないから 俺ちょっとびびってそのままになってたんだ。 でついこの間ばあちゃんがふと 「怖い話、してやろうか」 ってぼそっと言うんだよ。 俺のばあちゃん、 昔、某ホテルの支配人だったんだ。 あんまり名前は出したくないが、 火災、で有名なとこな。 火災前夜に夜のシフトがはいってて、 ばあちゃんと3人の男の人がフロントで話してたら キィってドアが開く音を聞いたんだって。 でもそれは音だけで ドアも開いてなければ人もいない。 しょうがないから3人が見回りにいって ばあちゃん1人がフロントに残されたんだ。 ばあちゃんは怖がる様なタチじゃないし、 霊感とかそういうのも無いけど 勘が恐ろしく優れてる。 ばあちゃんはなんとなく違和感を感じていたそうだ。 しばらくフロントで仕事をしていると ある事に気がついた。 そのホテルのロビーにはソファがおいてあるのだが、 ばあちゃんを背にするようにソファに腰掛けている女性がいたんだ。 子供のように背の低い女性だった。 少し頭がちょこりと見えるぐらいの背だったらしい。 女性の髪形について書くのは難しいのだが、 ロングヘアーでサイドに2つ持ち上げたみたいな感じ。 ただ髪の毛には白髪が混じっており、 首元は皮がたるんでいるような感じで 子供の様な老人のような女性だったと言っていた。 その女性が振り向くんじゃないかと思って 怖くて声をかけられなかったって言うんだ。 黙ってどこを見ているのか。 そんな事を考えたら怖くて逃げ出したくなった。 しょうがなく、ばあちゃんは仕事を続けていた。 「足らないの、これじゃあ足らないの、足らないの」 女性はしわがれた声でぼそぼそと そんな事をつぶやきながら 何か書いているように見えた。 そこにあの3人が何事も無かったと帰ってきた。 ばあちゃんは胸をなでおろし、 あの奇妙な女性の事を告げようとした。 「ねえ、あの人変じゃない?…あっ!」 女性は本当に忽然と姿を消していた。 ばあちゃんが 「おかしいわね」 と言いながらソファを見ると そこには小さな紙切れがおいてあったそうだ。 紙切れに書いてあるのは いくつもの数字とぐるぐると赤鉛筆で囲まれた丸。 まったくでたらめな数字の羅列に思えた。 その後の事だ。 ホテルで火災が発生した。 ばあちゃんはここをあんまり語ろうとしない。 宿泊者が火災に気付いた時は 既に避難が困難を極める状態であったというから 相当火の回りが速かったんだろう。 ばあちゃんは正義感で 消防団員に止められながらも宿泊客の救助をしようと 燃え盛る建物に無理やり入っていったらしい。 燃える建物、 ガスや熱さで窓から飛び降りてしまう人達、 木に刺さった死体を見て ばあちゃんはこの事件について語ろうとしないのだと思っていた。 でもばあちゃんがこの事件について語ろうとしないのは それだけじゃなかった。 ばあちゃんは燃え盛る建物を前 に何も出来なかったことを悔やみ、 火災事件死者のお葬式に参列した。 ある時ばあちゃんは あの紙切れの事を思い出した。 あれは、一体なんだったんろう。 ばあちゃんは並んだ数字を囲む円を見て はっと気がついた。 それぞれ囲まれた数字が 死者を出した部屋の番号である事。 921,910,822,922,923,845といった具合にだ。 実は俺その紙切れ見せてもらったんだ。 ほんとうに普通の紙なんだが、ぞっとしたよ。 異様なまでにぐるぐると赤鉛筆で囲んだ円とか。 ばあちゃんはその紙をぱっと化粧台の下に入れた。 俺もそれ以上は詮索しないが、 ばあちゃんにはまだ何かあるんじゃないかと思うんだ。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
1人が登録しています
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった53
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
資産億越えの女帝が作った世界一やさしいFXの教科書 (ワンスマイル出版)
ネトゲ廃人の異世界転生記 拳王とよばれた最強の拳が使えないので、1日8時間こん棒を振ることからはじめた(1)
姉貴のカス旦那④
Google検索では、見つからなかった旅: 4話 あかんわ家族
姉貴のカス旦那③
姉貴のカス旦那①
前の話:【洒落怖】本当の心霊写真
次の話:【洒落怖】鳴りやまない目覚まし時計
怖い話 No.9374
【洒落怖】無数の手形
2840
25
2
長編5分
怖い話 No.1856
【洒落怖】手の焼き物
1454
31
短編2分
怖い話 No.20946
【洒落怖】赤いサイフ
1506
21
中編3分
怖い話 No.2467
【洒落怖】窓に映る男
2012
40
怖い話 No.21056
【洒落怖】カキュン
1355
13
短編1分
怖い話 No.548
【洒落怖】呪いの儀式
1945
怖い話 No.254
【洒落怖】愛想笑いをする女
2606
34
怖い話 No.17766
【洒落怖】取材
1760
52
3
怖い話 No.21181
【洒落怖】お嫁さん
1173
22
怖い話 No.14660
【洒落怖】嫁と親父のガン
1157
39
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
集団ストーカー
配水管の点検
はいってるよ
爆発事故
鍋島君の話
やたらと背の高い女
三文字の言葉
どうする?
なぶり殺し