1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

アパートのトイレ

お気に入り

• アパートのトイレの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「アパートのトイレ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• アパートのトイレとは

  コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ)

• 今年の春、いまのアパートに移り住んだころの出来事です。
  
  安さだけで選んだ1Kの部屋は笑えるほど70年代テイストでした。台所や風呂には手が入っているもののトイレは昔ながらの和式便器。
  
  でもぼくが気になったのは後づけされたトイレの鍵でした。ライフルのガチャガチャやるレバーみたいな造りの鍵です。
  
  それがどうしたわけか内側ではなく外側にネジ留めされていました。4月のある晩、爆笑オンエアバトルを見終えてトイレに立ったときのことです。
  
  ふいに背後で小さな金属音がしました。鍵です。
  
  あの鍵をかけられたのです。確かめなくてもわかりました。
  
  ドアを隔てて人の気配を感じたからです。とにかく息を殺しました。
  
  そうすることでドアの外に立っている何者かが去ってくれると思ったからです。しかし気配は消えません。
  
  根競べをするようにそこに留まっています。極度の緊張からか耳鳴りがしてきました。
  
  ぼくの精神はもう限界です。「たーくん、なんで閉じ込められたかわかる？」声をかけられました。
  
  女です。ぼくが硬直していると、女はドアを打ち鳴らしながらわめき出しました。
  
  「聞いてるのたーくん！言いなさい！たーくんはなんで怒られたの！」そのときのぼくは泣いていたと思います。大の大人が怖くてべそをかいたのです。
  
  狂ったような怒声とノックはしばらく続くと、スイッチを切ったように静かになりました。「たーくん、わかればいいのよ。
  
  今度から気をつけなさいね」再び金属音です。もうだめだと身構えた直後、外の気配は消え去っていました。
  
  ぼくは30分ほどトイレに籠っていたでしょうか。1時間だったかもしれません。
  
  いまでもこのアパートに住んでいます。でもトイレの鍵だけは外しました。
  
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった23

  
• • #短編
  • #トイレ

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ) Amazon
  • 【洒落怖】扉の向こう側 短編1分
  • 【洒落怖】起動音 長編5分
  • 【洒落怖】エビぞり 中編3分
  • 【洒落怖】黒い玉 中編3分
  • 【意味怖】ブラックコーヒー 短編1分
  • 【ほん怖】深夜のコンビニ客 短編2分
  • 【ほん怖】墓地での露営 短編1分
  • 【意味怖】3つの扉 短編1分
  • 【じわ怖】俺が話したのと違うやん 中編3分
  • 【ほん怖】スピリチュアル的な集まりに出かけた 短編1分

  ひっそりと話題になってる心霊系の本

  • 

    訳アリ心霊マンション　3巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)

  • 

    週刊実話 増刊　発禁！ 最恐の心霊現象2025夏 [雑誌]

  • 

    怖い都市伝説 (ミリオンムック)

  • 

    心霊スポットでセックスする！

  • 

    心霊探偵八雲４　完全版　守るべき想い 心霊探偵八雲　完全版 (講談社文庫)

  • 

    最恐心霊スポット コンプリートガイド

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  アパートのトイレ についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】実家の犬

  次の話：【洒落怖】夜勤警備員

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.880

    【洒落怖】未だに不可解

    今から10年ほど前のこと。 当時20代前半だった私は、友人に誘われ、地元では結構有名な心霊スポットなる場所につれて行ってもらいました。そこは所謂「公園墓地」で、その中に小さな池がありました。 その池のそばはちょっとし

    1937

    26

    0

    0

    長編7分

  • 怖い話 No.1101

    【洒落怖】グラマン

    今から3.4年前のこと。 その日はあまりにもひどい頭痛で会社を休んだ。その夜、定期的にくる頭痛に悩まされなかなか寝付けなかった。 定期的というのは、頭痛・休み・頭痛・休みと交互に多分何十秒という間隔だったと思う。それ

    1930

    33

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.2632

    【洒落怖】捜し物

    俺、アパートの２階に住んでるんだけどさ、一ヶ月くらい前から隣の部屋に女が来てるんだ、夜中に。 しかも俺がちょうど眠りに落ちそうになった時に、カンカンカンってヒールのような靴で音を鳴らしながら毎日のように階段を登ってくる

    2078

    47

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.518

    【洒落怖】閉鎖病棟

    夫から聞いた話です。 昨年、夫は秋田県にある私立の精神病院にパート勤務しておりました。ご存知の方も多いでしょうが、精神病院には開放病棟と閉鎖病棟と2つの病棟があります。 閉鎖病棟の出入りには鍵を必要とし、患者さんも一

    2864

    19

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.215

    【洒落怖】かわいいですね

    自衛隊に入隊している友人が語ってくれた悲話である。 以前、彼はＮ県の駐屯地に駐屯しており、山岳レンジャー（特殊部隊）に所属していた。この話はその上官（Ａ氏）の身に起こった事である。 十数年前の夕方、付近の山中において

    2188

    55

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.398

    【洒落怖】落とした物

    夜。 雨の降る深い闇の林道で、１人の女が傘も持たずに佇んでいる。それを見たタクシーの運転手は、その様子を気味悪く感じながらも女の前にタクシーを停車させ乗っていくように勧めた。 女は黙って運転手を一瞥すると、後部座席に

    1537

    34

    2

    2

    中編4分

  • 怖い話 No.1540

    【洒落怖】赤服おばさん

    この話は、その発端から判っているので、そこら辺から書くが、前半が本当で後半が噂だと予め言っておく。 Ａさんの家は、川沿いに広がる雑木林の中に古くからある一軒家で、ブロック塀と林で囲まれている。その脇には、幅2ｍ程度の細

    朗読 アマネコ【怖いハナシ女声朗読】,りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】

    2482

    35

    1

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.7260

    【洒落怖】大きな笑い声

    記憶が曖昧なところも有ると思いますが、 誤字脱字と並んでご容赦下さい。 その時は年上の従兄弟が 長年付き合っていた恋人と結婚することが決まり、 その結婚式に出席するために旅行したときの話です。 結婚式

    1881

    34

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.8245

    【洒落怖】かなり広い工事現場

    小学生の頃、 いつも使う通学路の近くで、 新たに道をつくって橋を架ける工事をしていた。 俺たちは学校の先生から危ないから 近付いちゃいけないといわれていたのだが、 ある日曜日に友達とその工事現場に入り込んだ。

    1445

    35

    2

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.7432

    【洒落怖】ぶり返した記憶

    数ヶ月前に突然子供の頃の記憶がよみがえったんだ。 3歳くらいの俺が、じいちゃんの家の茶の間で、 一人で泣きながらご飯を食べている記憶。 外は良い天気で人の話し声も聞こえるのに、 家の中はひんやりとして

    1125

    14

    1

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• アパートのトイレ

  ふっかつの呪文

  をあれざね　いぢぐしい　つほがぶい　ぱぼそなぜ　
  ぐびちよほ　さっねくぎ　のかすなと　ゎづいがそ　
  んすつにほ　とどそぼつ　おうはつを　てっぶいづ　
  げっだむや　ぽをごふぉ　ふそぃもょ　ぺゎやべさ　
  ぬへふがし　もまつばな　ふなぇれね　ぽぇだょぱ　
  ヮベトヵバ　ィァャピヌ　ァザドィク　リズゼプピ　
  ィュダペッ　ポラハメオ　ヶェケヒサ　ノヵヴメヶ　
  レズゼタネ　ヲデムバヮ　ロンハズエ　ブアネウン　
  ィキパカア　チゥケニコ　ボヌダマネ　ケヅジユメ　
  ヲタィゥェ　ェデコケベ　ルクルニス　ズシカトヵ