怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
プリングルスのおじさん
お気に入り
1309
19
0
短編2分
コピー
「プリングルスのおじさん」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
小学生時代の話です。 僕の学校の通学路には プリングルスのおじさんと呼ばれる、 顔がパンパンに腫れたおじさんがいました。 おじさんは少し知恵遅れなのかな?と思われる、 新太君という15歳くらいの子供を連れていました。 おじさんは通りがかる小学生に向かって、 いつもこう話しかけます。 「この子と握手してくれないかな?」 大抵の子は気味悪がって逃げてしまうのですが、 僕は子供心に、 なんとなく新太君に同情して握手をしました。 「いい子だね」 おじさんが本当に嬉しそうな顔をしたため、 僕も良いことをしたと嬉しくなりました。 次の日、 おじさんと新太君はいつもの場所で待っていました。 「この子と握手してくれないかな?」 僕が昨日と同じように手を差し出し握手をすると、 ものすごい激痛が走りました。 新太君は手のひらに、 画鋲のようなものを忍ばせていたのです。 「君のことだけは許せないんだって」 おじさんの冷静な声が響きます。 なんで? 同情の裏の優越感を見透かされたのか・・・ 僕は瞬間的にいろいろな事を考えました。 でも、こんな仕打ちをしなくたって・・・ 助けを求めるような目でおじさんを見ると、 おじさんは申し訳なさそうな顔でこう言いました。 「おじさん新太に、 君が息子だったらよかったのにって、 言ってしまったんだ。 新太~。ごめんな~。ごめんな~」 僕はその後泣きながら学校に駆け込み、 先生たちに一部始終を話しました。 事件はすぐに校内放送で全校生徒に知らされて、 先生達も数人で見回りにあたるなど、 緊張した雰囲気が漂いました。 プリングルスのおじさんは、 それ以来姿を消してしまったのですが、 かわりにこんな噂が立ちました・・・ 「新太君は、病気をうつすために握手してたんだって」 この噂は、 わりと最近まで僕を悩ませました。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった19
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
美味しいご飯が食べたくなる漫画⑦: おばあちゃん編 美味しいご飯が食べたくなる漫画【にしみつ】
追放された元雑用係、規格外の技術で「最高の修繕師」と呼ばれるようになりました~SSSランクパーティーや王族からの依頼が止まりません~2巻 (グラストCOMICS)
勇者パーティから追い出された不遇職【罠士】、ユニークスキル【矢印】で最強になる【電子単行本版】1 (comic スピラ)
スキル【再生】と【破壊】から始まる最強冒険者ライフ~ごみ拾いと追放されたけど規格外の力で成り上がる! ~2巻 (グラストCOMICS)
解雇された宮廷錬金術師は辺境で大農園を作り上げる~祖国を追い出されたけど、最強領地でスローライフを謳歌する~2巻 (グラストCOMICS)
解雇された宮廷錬金術師は辺境で大農園を作り上げる~祖国を追い出されたけど、最強領地でスローライフを謳歌する~1巻 (グラストCOMICS)
前の話:【洒落怖】死相の本
次の話:【洒落怖】着物を着た男性
怖い話 No.8798
【洒落怖】窓の顔
1299
46
1
怖い話 No.7583
【洒落怖】すみれの壁飾り
1457
35
怖い話 No.20414
【洒落怖】お盆の終わり頃
2574
62
怖い話 No.166
【洒落怖】エアガンと野良犬
2035
39
怖い話 No.22270
【洒落怖】田舎の普通の一軒家
932
8
中編3分
怖い話 No.10046
【洒落怖】変な形の雲
1484
49
短編1分
怖い話 No.21245
【洒落怖】うなされはじめた理由
946
18
怖い話 No.1562
【洒落怖】迫ってくる人影
1852
34
怖い話 No.2235
【洒落怖】眼球
2087
怖い話 No.8991
【洒落怖】地下倉庫
965
31
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
消えた彼女
でんわ
でんでん
着信7百回の男
戦中の魔物
オヤジ殺し
笑う女の夢
はいじま駅
団地での新聞配達