1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

影の数

お気に入り

• 影の数の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「影の数」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 影の数とは

  KILLER'S HOLIDAY 1 (コミックELMO)

• 俺が大学生だったころの話。
  
  ある居酒屋でバイトしてたんだけど、仕事が終わるのは夜の１１時過ぎだった。その日も１１時過ぎに終わりさー帰ろうと思っていたらバイト仲間のＡ子とＴ夫が「近くの公園で花火しないか」と誘ってきた。
  
  俺はその時疲れていたので早く帰りたかったが花火なんてもう何年もやってないしたまにはいいかなと思い承諾した。公園に着くとＴ夫の友人Ｓ吉とその彼女のＮ実が花火を購入し準備していた。
  
  その公園は真夜中にきたのもあるけど少し寂しいとこだった。周りに家らしいものはないし、たくさんの木に囲まれている感じだった。
  
  おまけにその公園の名前が書いてある大きな石がおいてあるけど墓石みたいで少し怖かった。そんな俺とは裏腹にみんなのテンションは高かった。
  
  特にＳ吉は面白い奴でみんなを笑わせながら打ち上げ花火に火を付けていた。俺も仕事の疲れと公園の不気味さのことを忘れ楽しんだ。
  
  それからしばらくしてチャポンと妙な音がした。何だろうと思い音のするほうをみるとゴミ捨て用の水を張ったバケツが倒れていた。
  
  「誰だ倒したの」と俺がいうとＡ子が「きっと風で倒れたのよ」と、風は吹いてない全く無風だぞ・・そう思った瞬間何か嫌な予感がした。するとＴ夫「どうでもいいじゃん。
  
  それよりＫ（俺のこと）何か面白い話しろ」俺「はっ？何で俺が・・」と言った瞬間Ｎ実「どうしたのＳ吉具合でも悪いの」見てみるとさっきまでテンションの高かったＳ吉が静かになっていた。Ｓ吉「そうじゃない、妙な事に気づいたんだ」俺「え？何」Ｓ吉「ここにいるのはみんなで５人だよな？」「そうだな、だから何？」とＴ夫がイライラしながら言うとＳ吉「花火つけるとさ明るくなるだろう？そしたら明るいとこに影ができるよな。
  
  よく見たら影が６体見えるんだよ」全員「！！」「やめてよ！怖い話しないで！」Ａ子がかなり怖がっていた。するとまたチャポンとバケツが倒れる音がした。
  
  風は吹いてない。バケツの近くに誰もいない・・「誰だ！」Ｔ夫が倒れたバケツの方へ叫ぶが返事はない。
  
  けれど耳を澄ますと何かブツブツ言ってる。「よしこうなったら・・」というとＳ吉がネズミ花火に火をつけバケツの方に投げるとそこは明るく照らされた。
  
  勇気を振り絞ってそこを見ると子供がたっていた。その子供が普通でないことはすぐに分かった。
  
  正確に言うと子供に見えたのは小学生ぐらいの背丈で顔は皺だらけで目が白く光った白髪の老人そのものだった・・・。そいつがこっちのほうをジーと見てくる。
  
  そして何かブツブツ言っている・・。ねずみ花火がパン！と鳴った。
  
  Ａ子とＮ実の悲鳴が響き渡ると同時に俺達は一目散で車まで走った。そして大急ぎで車に乗り公園を後にした。
  
  後日Ｓ吉と俺とで例の公園に行ってみた。昼間でもやはりとても寂しく薄暗い雰囲気はあった。
  
  あの時放置した花火のゴミは綺麗に片付いてあった。ちゃんと管理されているようだ。
  
  なぜか少しほっとした。Ｓ吉「本当は黙ってようと思ったけどさやっぱり話すよ」俺「え？なんだい？」Ｓ吉「あの時影が６つ見えたって言っただろう。
  
  本当は６つどころかたくさんあったんだ」俺「！」Ｓ吉「車へ逃げた時とき振り向いたら無数の手が手招きしてたんだ・・」俺はまたその公園から逃げ出した。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった26

  
• • #中編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】真夏の夜に読んではいけない怖い話３: 心に残る本当の怖さを知っていますか？ 真夏の夜シリーズ Amazon
  • 【洒落怖】赤が好き 中編3分
  • 【洒落怖】古くてでかい仏壇 中編3分
  • 【洒落怖】クラス替えアンケート 長編5分
  • 【洒落怖】離れ 長編5分
  • 【ほん怖】人通りの少ない夜道 長編5分
  • 【じわ怖】トイレでの密室殺人 短編2分
  • 【意味怖】幽霊を信じてる 短編1分
  • 【ほん怖】拾わなくていい 短編2分
  • 【じわ怖】お母さんだと名乗る人 短編2分
  • 【じわ怖】亡くなった人物語 短編1分

  いま注目されてる怖い話

  • 

    怖い話名著８８　乱歩、キングからモキュメンタリーまで

  • 

    フォロワーさんの本当にあった怖い話

  • 

    本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談

  • 

    実際にあった怖い話 2025年11月号

  • 

    コワい話は≠くだけで。　1 (ＢＲＩＤＧＥ　ＣＯＭＩＣＳ)

  • 

    忌み地　怪談社奇聞録 (講談社文庫)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  影の数 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】豹変

  次の話：【洒落怖】リンフォン

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.8825

    【洒落怖】野太い男の声

    中学生の頃、 学校にも習い事にも行きたくなくて 一日だけグレてやろうと神社に行ったことがあった。 特に目的は無かったが、 気が付いたら神社に行ってたんだ。 夕方になるまでずっと石段に座り続けて、 突然

    1028

    23

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.7713

    【洒落怖】微妙な予知夢つきの金縛り

    高校生の時 居間で昼寝してたら金縛り？っていうか 不思議な夢を見た。 目があいてて、 居間の風景とかは見えてるんだけど 体が動かない。 でもまあ怖いとかは感じなくて、 ぼーっとしてたのね。

    1326

    29

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.1637

    【洒落怖】洞窟の中の絵

    俺にうっすらとある小学生ぐらいの時の記憶。 友達数名とガケの近くで遊んでて、そのガケには子供ならギリギリ入れるぐらいの穴が開いてた。で、友達の一人がそこに入っていった。 俺や他の友達はなんとなく怖かったから入らないで

    1907

    36

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.7667

    【洒落怖】腹の鳴る音

    おれは体験がないが 妹があったらしいので聞いた話を書きます。 妹が部活の遠征で古い旅館に泊まったときの話。 妹は女子９人で広い和室だったらしい。 １１時頃にみんな布団に入り眠ろうとしたときだ

    1521

    51

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.9285

    【洒落怖】てくれ

    Ｓさんという女性から聞いた話です ある夜ベッドで寝ていると、 金縛りに襲われてたそうです。 ベッドのすぐそばに黒いスーツのような服を着た男が立っていて 「…てくれ、……てくれ」 と

    1532

    48

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.17426

    【洒落怖】ミア

    我が家には小さいながらも庭がある。 人は怖がって入ってこない。 昔の話になるが、 ある晩寝苦しさに目覚めると、 井戸ポンプを動かす音が聞こえた。 さては水泥棒だなと、 縁側の雨戸の隙間から見

    1469

    42

    1

    0

    長編6分

  • 怖い話 No.7921

    【洒落怖】追い抜くバイク

    まず最初に、 私には「霊感」という物が全く無く、 またそういった類の物も信じてはおりませんでした。 「見える」という友人から霊の話を聞いていても、 自分に見えないと存在が分からないし、 また友人が私を怖がらせよ

    1780

    30

    0

    0

    長編5分

  • 怖い話 No.9551

    【洒落怖】新聞屋さん

    小学生の頃風邪を引いて学校を休んだのね。 両親は仕事にいった。 まだ朝だったか薬を飲んで 2階の自室のベッドでずっと横になっていたんだけど、 誰かがやって来た音がして、 家のドアをノックしたんだ。 &

    1571

    47

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.8114

    【洒落怖】懐かしい重み

    飼っていた猫が死んだ ペットの火葬場で見送ってから 誰もいない家の中で変な音を聞くようになった コロン・コロン・ゴロン。 動物が床で寝返りをうっているような音 蒸し暑い日にはいたる

    915

    31

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.1284

    【洒落怖】息を吹きかけるもの

    1976年から1978年。 京都北区に後輩の前田（仮名）が下宿していました。2階建ての木造下宿アパートは玄関を入ると両側に4畳半の部屋が６部屋ずつ並び、２階も同様の作りで、部屋ごとに植物の名前がつけられていました。

    1618

    55

    0

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 影の数

  ふっかつの呪文

  とゎゃみぷ　ぢもせらく　こけぬぬあ　るしこけぅ　
  ごずぺやぎ　ぴきたつえ　ぺぼげぢぁ　ちぞぃぬゎ　
  ふたぜさだ　らいににへ　すじづちく　けぺたそど　
  ぞょねばろ　よとはべざ　にんぬたみ　すづるいろ　
  むいみぞつ　たぱとおう　ろんねほと　そせぞちろ　
  ヤヌテダコ　ベメェゲヌ　ガロゴュホ　セドヂマダ　
  ソソノデシ　グヮタゾノ　ワヴロツヒ　ソザソアヌ　
  テヂキュノ　ニョホスポ　ヘワルキブ　ァプケイベ　
  ムヴスォゴ　レシザシモ　ケセザエス　ヅピエベノ　
  ストチビジ　ホデノサセ　プピィイル　ババュジソ