1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

一週間ぶりの帰宅

お気に入り

• 一週間ぶりの帰宅の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「一週間ぶりの帰宅」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 一週間ぶりの帰宅とは

  となりの怪異談 （3） ～日常に潜む心霊ばなし～ (本当にあった笑える話)

• 俺的に洒落にならない怖い話。
  
  幽霊とかじゃないんだけど。
  
  バイクが趣味で、
  お盆休み一杯帰省もかねてあちこちをウロウロしてた。
  
  で、休みの最終日の夕方、
  また一人暮らしのワンルームマンションに帰ってきた。
  
  一週間誰一人入る者のいなかった独身男の部屋は、
  むわっと蒸し暑い。
  
  クーラーをつけて熱いシャワーを浴びて、
  ビールのカンを空けてソファーに座り、
  ひといきついたその時。
  
  ジジジジジジジジジジジジジジジジ！
  
  部屋の中に大音量で奇妙な音が鳴り響いた。
  
  
  
  
  
  音がした方向を見て、俺は
  
  「え！？」
  
  と固まった。
  
  白い壁に、
  蝉、蝉、蝉。蝉が10匹ほどとまっていた。
  
  そのうちの一匹が、
  人の気配を感じてか急に鳴きだしたのだ。
  
  気持ち悪い。
  
  だが俺も男だ。
  
  別に虫が怖いわけでもなし。
  
  どこから入ってきたのだろう？
  
  換気扇？
  
  などと思いながら、
  壁の蝉の群れに近づいてぞっとした。
  
  その蝉の一匹一匹が、
  壁に虫ピンで固定されていた。
  
  鳴いた蝉以外の他の蝉は既に死んでおり、
  すっかり乾燥していた。
  
  とりあえず警察を呼んだ。
  
  盗られたものなし。
  
  変質者の仕業であろう、と言う結論に。
  
  カギをかけ忘れた小窓から進入した可能性あり、と。
  
  5Fなんだけどね、俺の部屋。
  
  蝉の乾燥の具合の程度が異なることから、
  何日にもわたって変質者が俺の部屋に居座った可能性もある、とのこと。
  
  あらかじめ死んだ蝉を持ち込んだ可能性もあるけど。
  
  生きた蝉もいたことから、
  最悪、その日の朝くらいまで変質者が居た可能性も…。
  
  さすがに気持ち悪かったので、
  冷蔵庫の中のもの、
  飲みかけのウィスキーのボトルの中身、全部捨てた。
  
  蝉と虫ピンは、警察が全部持っていった。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• 1人が登録しています

  お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった52

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】フォロワーさんの本当にあった怖い話 Amazon
  • 【じわ怖】ひろしお兄ちゃん 短編2分
  • 【じわ怖】部屋中に水が流れる音がする 短編1分
  • 【じわ怖】些細な悪戯 中編3分
  • 【じわ怖】なんでかわかんないけど涙でたｗ 短編1分
  • 【洒落怖】犬鳴峠の由来 短編1分
  • 【洒落怖】心霊初体験 中編3分
  • 【洒落怖】和服姿の女中さん 短編2分
  • 【洒落怖】見て見ぬ振り 短編1分
  • 【ほん怖】相手が持たない 短編1分
  • 【洒落怖】賽銭泥棒 長編5分

  いま話題のホラー漫画

  • 

    憑きそい (扶桑社コミックス)

  • 

    サユリ 完全版 (バーズコミックス　スペシャル)

  • 

    N 1 (電撃コミックスNEXT)

  • 

    領怪神犯（１） (角川コミックス・エース)

  • 

    ゾゾゾ変 (1) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

  • 

    僕が死ぬだけの百物語（１） (サンデーうぇぶりコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  一週間ぶりの帰宅 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】色々拾ってくる親父

  次の話：【じわ怖】背後霊が見える

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.4206

    【じわ怖】蛆が落ちてくる

    今から１０年前の話。 ２月なのに、母の部屋の中で蛆が出現。 我が家は父が単身赴任のため、母と私の二人暮らしだった。 気持ち悪いので、すぐにとって捨てた。 しかし、その後も毎日出現する。

    1424

    22

    0

    1

    短編2分

  • 怖い話 No.13651

    【じわ怖】呼ばれてないよ、どしたの？

    当時高校生だった俺は、 学校帰りに友達4、5人と一緒に帰る所だった。 歩いてる状態としては、 前で友達同士で話してて、 その後方2mか3mｍぐらいをついて行ってる状態。
    

    1378

    36

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.5816

    【じわ怖】廃線を走る電車

    廃線を走る電車って見た事ありますか？ 僕の場合は、山奥で道路と廃線が並行していて、 線路側のトンネルが切れてまたトンネルという場所で、 ふと廃線側を見ると、トンネルから列車が出てきて また次のトンネルに入

    2026

    38

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5843

    【じわ怖】荒れ屋敷

    平安時代の話。 田舎から都へ上って来た男が、 途中荒れ屋敷に宿泊する。 ところが、 夜中に部屋の隅にあった箱の中から 目線を感じたので怖くなり、 「馬の様子を見に行こう」 と言って外へ出

    2072

    35

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5516

    【じわ怖】庭で柴犬を飼っていた

    昔、庭で柴犬を飼っていた。 賢い犬で、 人に吠え掛かるということがほとんどなかった。 ある日、同居の祖父が亡くなった。 弔問客やら業者やらいろんな人が出入りするので、 邪魔にならないように彼を家

    1021

    30

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12302

    【じわ怖】オフクロの夢

    俺が大学生だった頃の話です。 念願の志望校に入学したけど、 何か自分の道が見いだせなくて、 ほとんどバイトに明け暮れ、 授業なんか全然受けてなかった。 ある

    1234

    29

    1

    0

    長編7分

  • 怖い話 No.13005

    【じわ怖】ドライブ中の山道

    知人Ｆ夫妻の話 彼らが独身の頃、 ドライブ中の山道で 懸命な身振りで停車を促す男性に逢ったという。 車通りの少ない山の中、 トラブルなら放っておけない。&#

    2147

    36

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.18846

    【じわ怖】友人が夜に遊びに来た

    俺が高1の頃、 よく遊んでた友人2人が夜に遊びに来たんだ。 でもちょうど俺熱出て薬飲んでたから、 インターホンや電話が鳴っても出れなくて、 なかなか出てこない俺を心配して友人

    1213

    25

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.5198

    【じわ怖】ネイリストをしている女性

    友人にネイリストをしている女性がいます。 本来の職業は美容師なのだが、 ネイルアートが得意で、 現在はそちらの依頼が入ることが多いと言っていました。 今でこそネイルアートをしている人は あまり多くは

    1454

    50

    0

    1

    短編2分

  • 怖い話 No.5439

    【じわ怖】マクラさん

    誰にもいってないけど。 小学三年のとき、 よく遊んでた友人Mちゃんの部屋に、 「小さいおじさんが出る」 とのことだった。 誘われて見に行ったが、 私が行くとでてこない。

    1774

    41

    1

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 一週間ぶりの帰宅

  ふっかつの呪文

  つあるいぷ　っっかずど　ゅまわずへ　むぁくこて　
  ゃげひづす　しとてぎぜ　ずぽわぇと　おのわぞへ　
  ずぶぎるが　ぞなやてわ　ぇねばるら　ざゅんぶぼ　
  かゆわぅゅ　だゅよどろ　じだどつお　くぎぅょげ　
  ぅすくぃま　びわもぃべ　つっぉゅか　りぷのぱれ　
  ブググコピ　ケガソアダ　ロベパレペ　ホメトウゼ　
  ウトヨオニ　エャルァユ　ニィプホガ　ドゾユポユ　
  アウメケヲ　タイニノォ　ョズソクポ　ンサリスケ　
  ユゴァヶヵ　グョァパジ　デムウウユ　ズマヵイベ　
  ヵガヮュミ　ァゼゼカア　ゲブヮウテ　カズォドェ