怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
逆三角形の三ツボクロ
お気に入り
862
35
0
短編2分
コピー
「逆三角形の三ツボクロ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
50歳の親父が子供だった時の話。当の親父はオカルト全否定派なうえ、何も覚えてないそうで、この話は親父の母親である祖母ちゃんから聞いた。親父には姉が1人いるのだが、実はその姉の上に4歳の時に不慮の事故で亡くなった男の子(長男)がいたそうだ。長男は親父より7歳年上だから、彼が亡くなった3年後に親父が生まれたことになる。長男と親父には首の後ろに逆三角形の三ツボクロがあったので、「生まれ変わりじゃないか」と家族は冗談半分で言っていたらしい。だが、家族が本当にびっくりしたのは親父が2歳の時。 夕食時、親父が突然「ダンボ、ダンボ」とゴネ出したのだ。ダンボとは、長男が大好きだった『でんぶ』のことで、長男は何故かでんぶをいつも「ダンボ」と言っていたらしい。この時、親父はまだでんぶというものを見たことも食べたこともなかった。それからも、祖父ちゃんに「パタパタ行く」とねだったり、(公園の足漕ぎボートのことを長男はこう呼んでいた。長男のお気に入りだったが、親父はまだ見たことがなかった)散歩の途中で長男がよく行っていた駄菓子屋の方向を指さし、祖父ちゃんを引きずるようにして一度も行ったことのないその店に直進したり、長男が好きだった絵本『まいごのチロ』を見たがって、祖母ちゃんにいきなり「チロは?チロは?」と聞いて来たり。どう考えても、生まれ変わりとしか思えないような言動が多々あったそうだ。親父のこうした言動は4歳に入ってから徐々に少なくなり、5歳の頃には全くなくなって、親父独自の好みや性格がハッキリしてきたという。「最初は長男がまとわりついていたけど、満足して自然と離れていった感じがする」と祖母ちゃんは言ってた。俺としては、祖父ちゃん祖母ちゃんの悲しみを癒すために、長男が2、3年だけ戻って来てくれてたような気もしてる。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった35
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Switch売れ筋
太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル -Switch
マリオカート8 デラックス -Switch
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL - Switch
十三機兵防衛圏 - Switch
Minecraft (マインクラフト) - Switch
世界のアソビ大全51-Switch
前の話:【じわ怖】突然来る来客
次の話:【じわ怖】守り神を連れ歩いてる
怖い話 No.5735
【じわ怖】鴨川のちょっと大きめのホテル
1251
28
短編1分
怖い話 No.3985
【じわ怖】水源
1168
47
1
怖い話 No.3982
【じわ怖】子供が絵本を読んでいる
1751
怖い話 No.5785
【じわ怖】刀のパワー
1348
15
中編4分
怖い話 No.15440
【じわ怖】タバコの吸殻
1071
37
怖い話 No.11777
【じわ怖】大婆ちゃん
1294
30
怖い話 No.5133
【じわ怖】一軒屋の離れ
1662
42
怖い話 No.4205
【じわ怖】発作
1646
怖い話 No.4887
【じわ怖】丸くて黄色い光
1082
19
怖い話 No.12321
【じわ怖】酋長の娘
962
46
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
壁から200本の手が出てくる
山を登ろうとする夢
蝗の大群
取り囲まれた家
時空のお姉さん
遠泳実習
私の娘
知らない方が良いこともある