怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
逆三角形の三ツボクロ
お気に入り
987
35
0
短編2分
コピー
「逆三角形の三ツボクロ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
50歳の親父が子供だった時の話。当の親父はオカルト全否定派なうえ、何も覚えてないそうで、この話は親父の母親である祖母ちゃんから聞いた。親父には姉が1人いるのだが、実はその姉の上に4歳の時に不慮の事故で亡くなった男の子(長男)がいたそうだ。長男は親父より7歳年上だから、彼が亡くなった3年後に親父が生まれたことになる。長男と親父には首の後ろに逆三角形の三ツボクロがあったので、「生まれ変わりじゃないか」と家族は冗談半分で言っていたらしい。だが、家族が本当にびっくりしたのは親父が2歳の時。 夕食時、親父が突然「ダンボ、ダンボ」とゴネ出したのだ。ダンボとは、長男が大好きだった『でんぶ』のことで、長男は何故かでんぶをいつも「ダンボ」と言っていたらしい。この時、親父はまだでんぶというものを見たことも食べたこともなかった。それからも、祖父ちゃんに「パタパタ行く」とねだったり、(公園の足漕ぎボートのことを長男はこう呼んでいた。長男のお気に入りだったが、親父はまだ見たことがなかった)散歩の途中で長男がよく行っていた駄菓子屋の方向を指さし、祖父ちゃんを引きずるようにして一度も行ったことのないその店に直進したり、長男が好きだった絵本『まいごのチロ』を見たがって、祖母ちゃんにいきなり「チロは?チロは?」と聞いて来たり。どう考えても、生まれ変わりとしか思えないような言動が多々あったそうだ。親父のこうした言動は4歳に入ってから徐々に少なくなり、5歳の頃には全くなくなって、親父独自の好みや性格がハッキリしてきたという。「最初は長男がまとわりついていたけど、満足して自然と離れていった感じがする」と祖母ちゃんは言ってた。俺としては、祖父ちゃん祖母ちゃんの悲しみを癒すために、長男が2、3年だけ戻って来てくれてたような気もしてる。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった35
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
フォロワーさんの本当にあった怖い話
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで
実際にあった怖い話 2026年1月号
実際にあった怖い話 2025年11月号
身近で起こった怖〜い話①
前の話:【じわ怖】突然来る来客
次の話:【じわ怖】守り神を連れ歩いてる
怖い話 No.11850
【じわ怖】園芸担当
1179
27
怖い話 No.11700
【じわ怖】自転車の後輪がパンクした
1159
45
1
怖い話 No.11860
【じわ怖】花の香りがした
1630
43
短編1分
怖い話 No.13226
【じわ怖】笑い女っていう化け女がいるんだ
1245
怖い話 No.4373
【じわ怖】某TV局に務めていた父の日記
1490
38
怖い話 No.4780
【じわ怖】マブイ
1898
42
怖い話 No.4568
【じわ怖】ふすま
1092
中編3分
怖い話 No.5555
【じわ怖】事務所の整理
1734
16
怖い話 No.4514
【じわ怖】リビングの物音
1284
33
怖い話 No.5872
【じわ怖】オカルト発報
1215
44
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
戦艦長門
若い女子を食う山姥
無灯火の自転車
アンティークのぬいぐるみ(猫)
自称犯人
便所借りる!
父さんが布団に入ってきた
ぬこは一生に一度だけ人語を話すという