1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

坊さんの話

お気に入り

• 坊さんの話の朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「坊さんの話」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 坊さんの話とは

  5分で読める！ 誰かに話したくなる怖いはなし (宝島社文庫)

• 自分には3個違いの兄がいて、
  小さい頃はかなりの暴れん坊だった。
  
  ジャイアンをちょっと陰険にしたような嫌なガキで、
  当然みんなから嫌われていた。
  
  でも喧嘩が強いので何人か取り巻きのような友達がいて、
  力の弱い子を見つけてはイジメていた。
  
  そんな兄を見かねて、
  近所の坊さんがした話。
  
  坊さんの父親（仮にAとする）は、
  かなりいじめっ子体質だったらしい。
  
  学校でも恐れられた存在で、
  気に入らない子がいると速攻イジメ。
  
  
  
  
  
  特にひどかったのは小学4年の時、
  時には暴力を振るったり、
  公園で全裸にしてみたり、
  手首足首を縛ってプールに投げ込むなんてこともやっていたらしい。
  
  そんなことを繰り返すうちに、
  ついには自殺者が出た。
  
  短い遺書を遺したその子は、
  あからさまな信号無視で車道に飛び出したのだとか。
  
  遺書には両親への謝罪と妹へのメッセージ、
  そして最後の願いとやら。
  
  『僕のお葬式は、Aくんのお寺でやってください』
  
  両親はイジメのことは何も知らなかったから、
  その通り息子の願いをかなえてやった。
  
  Aは気味が悪かったけど、
  その子の最後の復讐だろうと考えて鼻で笑ったそうだ。
  
  そして遺族の頼みで、
  まだ修行も満足にしていないAくんも読経に参加した。
  
  遺族は喜んで帰っていった。
  
  それから何十年か経ち、
  結婚して子供が出来、
  寺を継いで幸せに暮らしていたA。
  
  しかし、息子が小学4年になったとき、
  急な脳溢血であっけなく亡くなってしまったらしい。
  
  住職はそれを話すとニヤニヤ笑って、
  
  「これは呪いよ。
  ○○くんも大概にせんと、
  呪い殺されてしまうけえ気をつけんさいや…」
  
  と言った。
  
  兄貴はびびってイジメをやめた。
  
  そして、その後。
  
  住職は、子供が小学4年になった時に事故で死んだ。
  
  兄貴はびびって、
  今までイジメてた子全員に謝った。
  
  そんな兄は現在26歳、
  子供は小学3年生の女の子。
  
  「無事に4年生見れたらええねえ」
  
  とこないだ無駄口を叩いたら、
  本気で嫌そうな顔をされたので、
  多分いまだに怖がっているのだと思う。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった37

  
• • #中編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】「超」怖い話 辰 (竹書房怪談文庫) Amazon
  • 【じわ怖】子猫を拾った 中編3分
  • 【じわ怖】人魚を見た 短編2分
  • 【じわ怖】レントゲン写真 短編1分
  • 【じわ怖】妹と帰宅中 短編1分
  • 【洒落怖】なるほど 短編2分
  • 【意味怖】ついてない 短編1分
  • 【意味怖】立ち尽くす男 短編1分
  • 【意味怖】携帯ショップ 短編1分
  • 【意味怖】バイト行く途中で交通事故の現場にでくわしてしまった 短編1分
  • 【意味怖】バウムクーヘン 短編1分

  Switch売れ筋

  • 

    スーパー マリオパーティ ジャンボリー - Switch

  • 

    ドンキーコング リターンズ HD - Switch

  • 

    Minecraft (マインクラフト) - Switch

  • 

    世界のアソビ大全51-Switch

  • 

    HUNDRED LINE -最終防衛学園

  • 

    Pikmin 4(ピクミン 4) -Switch

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  坊さんの話 についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】馬のような顔

  次の話：【じわ怖】そのうちの一人は遺影を持っていたんです

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.13492

    【じわ怖】これでいい？

    何か白くて輝いてる、 大学の教室か食堂みたいな部屋にいると、 隣に黒髪の綺麗な女の子が座ってきて、 色々書かれたノートを見せながら 「ねえ、これでいい？」

    1254

    21

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.4178

    【じわ怖】泉の広場のところでヘンな女がうろついていた

    三年近く前、泉の広場のところでヘンな女がうろついていた。 通勤の帰りによく見かけた。 三十前後で、赤い色のデザイン古そなドレスっぽい服着てて、 小柄で、顔色悪く目がうつろ。 髪は背中近くまであって、伸

    1663

    34

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.13330

    【じわ怖】山の麓のキャンプ場

    親父から聞いた怖いというよりは不可解な、 まさに狐につままれた様な話。 親父が若い頃、 友人たちと山の麓のキャンプ場へキャンプに出かけた。 テントを張り終えてキャン

    1091

    27

    0

    0

    長編7分

  • 怖い話 No.13398

    【じわ怖】変なお守り

    小学生のとき、 祖父が変なお守りを買ってきた。 色も変だし形も変で、 書いてある字も読めない。 中身は見てないけど、 普通のお守りみたいに固いものが入ってた

    1519

    39

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13547

    【じわ怖】車の運転中に後ろから追突されて失神

    自分の怖かった話。 数年前、車の運転中に後ろから追突されて失神。 病院で目覚めたら数年分の記憶を喪失。 自分の当時の家も分からないし、 迎えに来てくれたの

    1142

    24

    1

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.4737

    【じわ怖】祖母が視力を失うきっかけ

    自分が小学生の頃、 当時一緒に暮らしてた祖母から聞いた話です。 祖母は数十年前から視力を失い、 現在養護施設の盲人フロアにお世話になっているのですが、 その祖母が視力を失うきっかけになったのが、 『

    1463

    41

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.18812

    【じわ怖】老若男女

    後輩ちゃんから、 「普通は何とかしてくれそうな人に憑くけど、 あなたは何もしてくれなくても居心地が良さそうで、 うっかり拾ってくるというか乗っかってくるというか、 しかもキャパが広すぎるので、次から次へと増え

    793

    27

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.19111

    【じわ怖】踏切に立つ女

    3～4年くらい昔の話になる。 ある夜。 （夏の深夜1時くらいだったと思う） 母親に、 明日の朝食のパンを買ってきて欲しいと頼まれた。 自分も小腹が

    1201

    46

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.19335

    【じわ怖】ノブ回し女

    幽霊とかじゃないんですけど、 私が子供の頃（今から15年くらい前）、 夜中になると近所に奇妙な人が出没してました。 私の家って、 住宅街のなかの袋小路にあるんですけど、
    

    1550

    42

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13225

    【じわ怖】人の顔を持つ大蛇

    知り合いの話。 彼はかつて漢方薬の買い付けの為、 中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。 その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。 「とある山

    1570

    27

    3

    0

    中編3分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 坊さんの話

  ふっかつの呪文

  めぐいはぃ　ぶぎねぱね　べばんたぶ　つっとやっ　
  めようびけ　すないごょ　ぇぁむぅず　でらぁっご　
  おのぴぇび　ぃぱでげぴ　ぅぼむひれ　ばはんゃひ　
  るいひぅぬ　ゎのあがざ　かぢはうと　うけきうへ　
  えねほらほ　なみぱいぷ　へっやくぬ　でひぷれけ　
  フャヂヤァ　ゴゼオヤベ　ィイゼヴキ　ウゴマブヘ　
  ハタコザテ　ドタヴロゲ　ゼチビヴシ　ヴグレケギ　
  テツスヌレ　ウヌセヮサ　ヌヲジァカ　スレナゲプ　
  ヨゥボグワ　ウグヮルパ　ヨソツロヮ　チホニオエ　
  メベヘネッ　ロソクヨゾ　アポリオメ　ョパヂピゾ