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アメリカに住んでた頃の話
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アメリカに住んでた頃の話。よく映画で見るようなフツーの住宅街。うちは玄関の前になんていうのかな、こうベンチみたいなブランコがあったんだよ。ちょっとしか揺れないやつ、年寄りがマターリ子供が庭で遊ぶのを眺めるためのやつだよ。夕方、友達ん家から帰ってくると、子供がベンチで横になってる。知らない子供。 オレも子供だったけど、学校でも見たことのない(つまりこの近所にはいない)子供だった。金髪で青い目の普通の子。でも顔色は悪かった。人んちの玄関の前で横になってるなんてなんか変だったし、顔色も悪かったから、(もちろん英語で)「そこでなにしてるの?」って聞いたら、「気分が良くないんだ」悲しそうな声だった。「病気なの?」「わからない」救急車呼ばなきゃ!って玄関開けて、「ママー!」って叫んで、母ちゃんがなんだなんだと焦って駆けてくる足音がして、ふっとまたベンチのほうを見たら、もう誰もいなかった。道路へ続くコンクリートを歩く音も、芝生を踏む音も、ベンチが揺れる音もなかった。ベンチもまったく揺れてなかった。ベンチに触れてみた。子供心に、体温が残ってるはずだと思った。それらしいぬくもりは感じられなかった。母ちゃんが来て「どうしたの?」って聞かれたけど、「なんでもない」って言っておいた。日本に帰る前に一度だけまたこの子見た。同じように友達の家から帰った夕方、またベンチに寝てた。遠くから金色に輝く髪の毛が確認できた。2回目はやばっと思って、一度友達の家に戻ろうと家に背を向けて…なにを思ったか好奇心で振り返ったら、誰もいなかった。
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