1. ホラスト
2. じわじわ来る怖い話

アカスッポン

お気に入り

• アカスッポンの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「アカスッポン」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• アカスッポンとは

  心霊特捜 <新装版> 心霊特捜 <新装版> (双葉文庫)

• 知り合いの話。
  
  実家の山村へ里帰りした折のことだ。
  
  夜、久しぶりに川へ鰻釣りに行こうとすると、
  祖父に注意を受けた。
  
  「この時期の川はスッポンが出るかもしれんから気を付けろ」
  
  と。
  
  「スッポンかぁ、
  鰻がダメならそっちを食べても良いかな」
  
  などと考えて、
  さして気にもせずに出かけたのだが、
  いざお目当ての川岸に着いたところ、
  何やら水際で蠢く小さな影があった。
  
  
  
  
  
  ライトを向けてみると、
  赤黒い幼児みたいな生き物が二匹、
  何かを探しているような調子で浅瀬の石をひっくり返している。
  
  こちらに気が付いたのか、
  二匹は顔を上げると、
  彼を見て奇声を上げた。
  
  慌てて逃げ帰った。
  
  状況を察した祖父が
  
  「だから気を付けろと言ったろうが」
  
  としたり顔で言うのに、
  
  「アレはスッポンじゃなくて、
  どう見ても河童だったよ！？」
  
  と文句を返していると、
  祖母が苦笑しながら仲裁をしてくれた。
  
  「ここいらでスッポンってのは、
  普通に河童のことなんだよ。
  正しくはアカスッポンって言うんだけど、
  爺ちゃん達は皆スッポンとだけ呼ぶの」
  
  「スッポンとカッパじゃ、
  いくら何でもえらい違いだよな」
  
  彼はぷりぷりと怒りながら、
  そうボヤいていた。
  

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった41

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】ちょっと怖い話5 フォロワーさんのひとこと体験談 Amazon
  • 【じわ怖】違うようにものが見える 短編1分
  • 【じわ怖】九ノ間 中編3分
  • 【じわ怖】猿酒 短編2分
  • 【じわ怖】家の中を石が飛ぶ 短編2分
  • 【意味怖】出産 短編1分
  • 【意味怖】お洒落な窓際の給料泥棒 短編2分
  • 【洒落怖】とてつもなく大きい光る物体 短編2分
  • 【洒落怖】遠い目 短編1分
  • 【意味怖】ダイエット食品 短編1分
  • 【ほん怖】いつもとは違う主人 短編1分

  漫画売れ筋

  • 

    呪術廻戦 30 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    呪術廻戦 29 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    ダンダダン 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 

    メダリスト（１２） (アフタヌーンコミックス)

  • 

    有閑倶楽部 2 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

  • 

    有閑倶楽部 4 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  アカスッポン についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【じわ怖】見覚えのない広場

  次の話：【じわ怖】隠れ里伝説

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.5727

    【じわ怖】生えてた

    高校の友達に聞いた話。 そいつの小学校で、 4人の生徒が居残りで 校庭の草むしりをやらされてたらしい。 すると一人の生徒が地面に長い髪のような物を見つけ、 みんなで引っぱってみたら、 尋常じゃない

    1826

    20

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.19307

    【じわ怖】彼女がいない友人

    友人のもり君には彼女がいない。 もてそうな奴なのに、 と不思議に思っていた。 ある日、二人で飲みに行く機会があった。 気になってそのことを訪ねてみると、&

    2143

    48

    1

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.4839

    【じわ怖】初めての道

    叔父から聞いた話。 三十年くらい前、叔父が車を買って、 ドライブの距離を徐々に伸ばしていくくらいの時期。 その日は海岸線を走っていたのだけど、海の風景に飽きて、 山の車線にハンドルを切った。 そ

    1531

    42

    0

    0

    中編3分

  • 怖い話 No.3977

    【じわ怖】紳士的なナイスミドル

    水商売をしていたあの日。 その夜ついたお客さんはナイスミドル。 にこにこ柔和な笑顔を浮かべながら私の顔を見て、 「かわいいねえかわいいねえ」を繰り返していた。 ほどんどの客が酔いに任せて下品なこと

    1023

    50

    0

    0

    短編1分

  • 怖い話 No.13092

    【じわ怖】切り立った崖の上に置かれたグランドピアノ

    昔、冬の雪山登山をしていた時の話。 その年は例年よりも風雪が酷く、 その日も例によって猛吹雪だった。 仲間とはぐれないように気をつけながら、 途中の簡易ロッジを目指していた時、 ふと斜め右上に目をやると、

    1209

    45

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13766

    【じわ怖】天井裏から降りてきた白っぽい人影

    高校の時に友人の家に泊まったら、 天井裏から降りてきた白っぽい人影が、 部屋の中うろうろ歩き回ってた事がありましたよ。 金縛りとかはなかったけど、 そいつが暫く部屋をうろつい

    1270

    37

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12402

    【じわ怖】長い登り坂

    俺が通ってた中学って山の上にあったのね。 長い長い登り坂を毎日チャリを押して登ってたの。 夏休みだったか、とにかくかなり暑い日に、 部活行く為に一人汗だくで、 いつ

    1020

    32

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13017

    【じわ怖】山頂の古寺

    人Ｋの話。 その寺の存在を知ったのは 小学校の社会の授業で、 町の地図を見て現地まで行く、 という課題を与えられた時だったという。 Ｋは町の東端にある、&#

    1636

    46

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.13094

    【じわ怖】俯く女

    昔、友人の家に遊びに行くために、 駅からその友人と２人で 夜の山道（とは言っても舗装されてる道路）を歩いていた。 最終に近い電車だったので、 駅を出た時には辺りに人も居なく、

    1022

    29

    1

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.12290

    【じわ怖】いい香り

    小さい頃から、寂しかったり、悲しかったり、困ったりすると、 なんだかいい香りに包まれるような気がしていた。 場所や季節が違っても、 大勢の中にいても一人っきりでもいつも同じ香りだから

    1339

    33

    0

    0

    短編2分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• アカスッポン

  ふっかつの呪文

  びすひぜぶ　くちばけぐ　ぢひすちむ　ぁしそさま　
  どぽたばぅ　ぅぴびぁろ　ぱりがわひ　ぜゃぁまょ　
  もひょなゃ　ぢりえりべ　にめくどね　あゎそうる　
  じげむゅぉ　をぃぷおる　のょううい　ねふおぽぞ　
  ぼぷくねこ　よけなばさ　ぇぁぁぱふ　ひぴがゅめ　
  ミァョガザ　ッソデテョ　ウッレヂシ　シインネュ　
  ドプルヘュ　ォゥサモド　ラワラゲル　ハアカヨザ　
  メメキベユ　ヮギダペギ　ハビオツエ　ホゲチヒコ　
  ゥズケゼリ　キピユゼシ　ケペピオジ　ミワェユキ　
  ロャロベマ　カレピポニ　ッスサメッ　タァギボヅ