怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
かつて運営していたサイトの話
お気に入り
1265
30
0
中編4分
コピー
「かつて運営していたサイトの話」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
五年以上前に閉鎖しましたが、かつて僕が鬱病の総合サイトを運営してたときの話です。開設当初は、僕が常連だった他の鬱病サイトで知り合った人達がゲストで訪れる程度で人数も少なく、内輪でこじんまりやっている程度のサイトでした。それが二年経ち、三年経ちと年月が経過すると、知り合いの知り合いとか、リンク先の常連なども集まるようになり、チャットや掲示板も複数確保して、次第に大所帯になってきました。 そうなると、今度はサイトに付きもののトラブルも時々起きるようになりましたが、そういう時には、力不足の僕に代わり、トゲの立たない問いかけなどを駆使して丸く収めてくれる、古くからの常連で、かなりの人格者の方々がいらっしゃいました。僕自身、人見知りが激しく、若干無気力気味な所があるので、オフとかもやったことがないのですが、「こんな優しい方々が身近にいれば、さぞ心が安まるだろうなあ」と、いつも思っていました。そんなある日から、何が発端か未だによくわからないのですが、僕のサイトで猛烈な荒しなどの悪戯が増えました。自動でやっている事もあるらしく、無意味な長文が延々と貼り付けられたり、鬱病の方同士で何か会話しようとすると、『お前のような社会的弱者は生きている資格ゼロ』とか、『クズだから鬱病なんかなるんだ自殺しろ』等々、見るに耐えないような罵倒を繰り返すような人が張り付き、とても荒んだ状態になっていました。過去の内容を見るに、どうやら二人の人が何か仲違いして罵倒合戦が起き、それが色々と波及しているようでした。対策を取ろうにも、その人達はネットの高度な専門知識が豊富らしく、ハッカーがどうとか、あまり聞き慣れない専門用語を並べて脅迫めいた事までする始末で、正直、僕のような素人には全く太刀打ちできそうもありませんでした。(というか、怖くて干渉できませんでした)それを見かねた古くからの常連の人は、『ああいう方は放っておけば過ぎ去りますよ。』『構って欲しいだけなんだから相手にしないのが一番!』とメールしてきて、僕を励まし続けていました。ある時、サイトの設定に少し手を加えると、書き込んだ人のIPアドレスや、使ったパソコンの環境が判るようになると知り、四苦八苦して設定を変えて、様子を見る事にしました。すると、特定のIPアドレスの二人が延々と荒らしを行っているのがほぼ確認でき、「本当にしょうがない人達だなあ…」と思いながら、更にIPアドレスをログで見て行くと、人格者の常連二人と全く同じでした。なにかの拍子に途中でアドレスが変わると、その直後の荒らしもアドレスが同じ物に変わっていたりして、明らかに同一人物だと思います。物は試しと思い、別人を装って、『もしかしてあなた××さん?IP同じなんだけど…』と書き込んだら、『うるせーよ!死ね!死ね!』と延々と連呼の書き込みがされる始末。勇気を出して、その人格者(だった)方へ『人違いかもしれませんが…』と前置きして直接メールを出しても、普段ならすぐ返信来るのに、何日経っても全く来ない事で、確証を得ました。もうサイトを運営していく気が完全に失せて、特に何も言葉を残さず、サイトは閉鎖しました。表面上はあんな人格者を演じていても、実際にはかなり荒んだ方がいらっしゃるんですね…。そのお二人、普段は鬱病に悩む新顔の方へも優しくアドバイスしたり、二人で親身になって鬱病の回復には何がよいかを平和に論じ合ったりしていて、荒らしが酷かった時期にも、普段通り私や他の方とも会話されていました。二人とも、お互いに荒らしの相手が誰なのかすぐ気付いていたのでしょうが、それにしても…。メンタル系のサイトって、こんなケース多いのでしょうか…。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった30
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
ひっそりと話題になってる心霊系の本
会社を辞めてバイクにまたがり今日も会いにいく 日本一周心霊ノ旅
訳アリ心霊マンション 4巻【電子特典付き】 (バンチコミックス)
あかりとシロの心霊夜話 36巻
邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚 (集英社文芸単行本)
心霊探偵八雲1 完全版 赤い瞳は知っている 心霊探偵八雲 完全版 (講談社文庫)
心霊リスクマネジメント事例集2: ビジネス専門の霊能者「霊視経営コンサルタント」が教える「心霊リスクマネジメント」の事例をまとめた続編|前作1巻とは異なる事例が満載でビジネス上の心霊リスクや霊的なリスクヘッジの事例を知りたい時に辞典や辞書としても活用できる便利な事例集|ビジネスに必要なリスクマネジメントの一つである心霊リスクを知れる専門書|心霊リスクをビジネスに活かすヒントが知れる一冊 ... (霊視経営出版)
前の話:【じわ怖】祖父の無念が家族を襲う
次の話:【じわ怖】ミーヤ
怖い話 No.15134
【じわ怖】近所にいわゆる幽霊屋敷があった
1559
32
短編2分
怖い話 No.4068
【じわ怖】不思議な力
1346
43
中編3分
怖い話 No.21783
【じわ怖】SOSやめてください
3243
35
長編6分
怖い話 No.5393
【じわ怖】リサイクルの着物
1842
37
1
怖い話 No.13747
【じわ怖】右腕から始まり、左腕、右足、左足
1714
38
短編1分
怖い話 No.12291
【じわ怖】二人の女の子
1032
50
怖い話 No.12941
【じわ怖】雪解けの時期
1345
45
怖い話 No.13111
【じわ怖】電波塔や中継局などがある山
1778
31
怖い話 No.12635
【じわ怖】貸し
1365
25
怖い話 No.4175
【じわ怖】サンタとトナカイ
1864
46
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着じわ怖
S奈のお父さん
カーナビの示した位置
ベランダに女の影
国産うなぎ
マンションの屋上
占い師
窓に立つ男
幽霊の正体
自殺頭痛
友達からの葉書
医学は万能じゃない
嫁の日記を読んだ
新着コメント
元恩師にストーカーされていた
家鳴り?
幽霊のいた家
公衆電話ボックス
子供がうるさい
蛆が落ちてくる
寂しい岩場道