怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
カリカリ
お気に入り
2365
55
0
中編4分
コピー
「カリカリ」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
同じサークルに入っていた先輩その友達A、Bは仲が良くてよくAの1人暮らししているアパートで遊んでいました大学2年になってAのアパートが改築する事になったんですがA以外の住人は1ヶ月程の改築期間の間は、自宅から通う事になりAは自宅から通える距離ではなかったので大家さんにその間、暮らせる場所を紹介してもらいました。 Aは仕送りを誤魔化す為に(差額分を懐にいれようとして)出来るだけ安い所を希望しました。そして、紹介されたのが少し大学からは距離があり、後半年も経たない内に取り壊されるというオンボロアパートでした。 先輩とBは引越しの手伝いがてら、そこに行くと木造○十年といった感じの上潰れた工場のような建物に両隣を囲まれた暗い感じのアパートだったそうです。そんなわけで「幽霊でも出るんじゃね?」とAを脅かしたりしたのです。 Aは幽霊の類は一切信じない男だったので懐にお金が入ったからか明るく「隣にも人が住んでるみたいだし、大丈夫大丈夫」と言いました。そんなこんなでAの引越しも終わり、Aと別れてアパートから出ようとした時調度、Aの隣人らしきオッサンが帰ってきました。 細い路地を通って出なければならなかったので身をよじって擦れ違う時に先輩が「すいません」と声をかけるとオッサンは「いえいえ」と言ってすんなり擦れ違ったんですが擦れ違った後、「あ、ちょっと・・・」と先輩達に声をかけてきました「若いんだから、仕方ないけど夜はもうちょっと静かにしてくれないかな?昨日も夜中、カリカリ五月蝿くてさ。壁が薄いから・・・ははは。 」Aが引越してきたのは今日の朝だったので先輩達は気味が悪くなりましたが、あれだけのオンボロアパートだからデッカイ鼠とかが居るっていう事にしておきました。翌日、翌々日とAはサークルに顔を出してたのでその事を忘れていたのですが、三日目から急にサークルに顔を出さなくなりましたどうしたのかと思い、先輩達が電話してみると、普通に電話口にAが出て「最近寝不足でさ~。 隣のオッサンが夜中、ずっとカリカリうるせ~んだよ」というのです。先輩は反射的に「そのアパート出た方がいいんじゃないか?」と言ったらしいですがAは笑い飛ばして、寝るからと電話を切ってしまいました。 先輩とBは心配しましたが、気味悪いあのアパートに行くのも嫌だったので行きませんでした。それから三日間経ってもAはサークルはもちろん学校にさえ来なかったので流石にヤヴァイと思いAのアパートに行ってみる事にしました。 幸い、三日間とも携帯では連絡は取れていたのでその日の電話で「今日、行くから」と言うとAは気軽に来いよと言ってくれました。先輩とBがアパートに着くと、雨戸は閉まっている上に玄関のドアが少し開いていたのでBが「いないのか~?」と中に声をかけてみると「お~、来たか。 入ってこいよ」と普通にAが応えました。2人が中に入ると、Aは布団に入っていました。 Aは目に大きなクマをつけながらも「大丈夫大丈夫」と笑顔で言っていたので、少し先輩は安心したそうです。結局、一週間ぶりに会ったせいもあって3人とも夜まで話し込んだんですが深夜も良い時刻になって急にAが「眠たい」と言い出しました。 先輩達は寝不足なのに話に付き合わせて悪いなと思いつつ終電も終わり帰れなくなったのでいつも通りAに泊めて貰う事にしました。っと先輩が雑魚寝になると電気を消そうとしたBが馬鹿にしたように「この部屋、どれも開けっぱなしでダラしね~な」と言いました。 横になった先輩が部屋を見回すと確かに押入れやトイレの扉はもちろん、鍋の蓋や雨戸まで蓋や扉の類は全て少しずつ開いていたそうです。それを見た先輩はいい知れぬ恐怖感を感じて、もう眠るどころではなくりました。 それでも瞼を無理矢理閉じて、しばらくすると、何処からかカリカリという何かを引っ掻くような音が聞こえてきました。Aはうざったそうに「また隣の奴だよ。 うっせ~」と言っていましたが先輩にはどう聞いても部屋中から聞こえていました。Bもどうやら同じようで先輩に小声で「この部屋やべ~よ」と言いました。 先輩は絶えきれなくなって、暗がりの中瞼を開けてみると、押入れやトイレの隙間から何やら、白っぽいモヤモヤしたものが見え、そこからどうもカリカリと音がしているようでした。先輩は目を凝らして、それが何か確認しようとしたその時、Bが急に先輩に目隠しをしてきたのです。 先輩はびっくりして「な、な・・・・手をどけろよ」と言いました。しかし、BであってBでない声で「ダメダ・・・」と。 それっきり何を言ってもBは応えず先輩は目隠しされたまま、恐怖の時間を延々と過ごしました。いつの間に眠ってしまったのか、先輩はチュンチュンという鳥の鳴き声に目を覚まして目隠しを取ると朝になっていました。 傍らにはAとBが何事もなかったようにスヤスヤと眠っていました。先輩は夢だったのかと思いましたが、昨日と同じように押入れやトイレの扉が開いている事に恐怖が甦り、アパートを飛び出してしまいました。 そして、その日以来、AとBはサークルや大学にも顔を出さなくなり携帯はおろか自宅電での連絡もつかなくなったそうでそのアパートが取り壊された今となっては、あのカリカリという音と白いモヤモヤがなんだったのか確認のしようもありません。皆様も押入れや扉の隙間にご注意を・・・
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった55
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 (竹書房怪談文庫)
実際にあった怖い話 2026年9月号
本当にあった怖い話集1 本当にあった怖い話集【1】
実際にあった怖い話 2026年7月号
座ったおじいさん: その7 フォロワーさんの本当にあった怖い話
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
前の話:【洒落怖】深夜の無言電話
次の話:【洒落怖】髪の長い女の顔
怖い話 No.8441
【洒落怖】うちに何かいる
1488
24
短編1分
怖い話 No.8151
【洒落怖】信じざるを得ない
1621
43
1
怖い話 No.22926
【洒落怖】自称霊が見えるDQNな友人
1191
18
怖い話 No.10492
【洒落怖】トイレに入った男の子
1932
38
短編2分
怖い話 No.14515
【洒落怖】常連の婆さん
2490
47
長編6分
怖い話 No.10080
【洒落怖】おさっしゃ
2362
2
怖い話 No.9655
【洒落怖】適性試験
1718
45
中編3分
怖い話 No.10126
【洒落怖】兄の威厳
1193
31
怖い話 No.7785
【洒落怖】子供の客
1218
29
怖い話 No.17427
【洒落怖】通学路のバス
1638
54
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
井戸の神様
ホテルにて
鬼を祭った首塚
何かがベットの下に何か落ちていました
いきなり求婚してきた
年寄りの夫婦
死ぬ程恥ずかしい墓参り
不動産屋さんの悲鳴
お母さんはここにいるよ