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入ってくるモノ
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俺は工場勤務の28才男。 とりあえず俺のことはXとでもしておくか。 俺が住んでいるアパートは 長方形の2階建てのエレベーター無で、 102号室を使っていた。 両隣の101号室と103号室は俺が入居してきたころから空き部屋だった。 古いアパートで防犯設備もろくになく、 簡単に泥棒に入られそうだったが 別に盗られて困るものもないので 風呂に窓はいつも開けっ放しにしていた。 (いちおう窓に格子のようなものがついているので人間は入れない) 俺は夕飯と風呂を済ませるとすぐに床についた。 仕事かったるかったなーとか、 明日晴れるといいなーとか そんなことを思いながら布団のなかで目を閉じていると いつの間にか眠ってしまった。 そして何時間寝たのか分からないが、 夜中にふと目が覚めた。 だんだん意識が現実に引き戻されていき目を開けた。 携帯電話は省電力のために 既に消灯しているので完全な暗闇になっている。 自分の目が開いているのか閉じているのかもわからないくらいの完全な暗闇だ。 そのときだった。 ガリガリガリガリッ! 突然戸を爪で引っ掻くような音がして、 戸が少し開いたのを感じた。 俺は反射的に戸を閉めたが、 既に何かが戸の向こうから部屋に入って来た気配を感じた。 ゾクリとして身動きできないでいた。 呼吸すらまったくできない。 その数秒後、 「キシキシキシ」 という軋み音が聞こえたかと思うと、 「ぶるる、ぐぅ…、ぐるる…」 というくぐもった苦しげな声が 部屋の隅から聞こえてきたのだ! パニックになって、 誰だ?!とか、おい!とか叫ぼうとしても声が出せない。 「トッ、トッ」 畳の上を歩く音が聞こえて、 気になるもんだから暗闇のなか目を凝らしてみるも 当然誰もいなくてその音も止んだ。 だがまた目をつぶると聞こえるんだ。 「トッ、トッ」 俺は恐怖で目をつぶり、 ひたすら朝が来るのを待つしかなかった。 しばらくすると足元からザワザワなにかが登ってくる感覚があった。 その「何か」は布団の上を一歩一歩登ってくる。 「ぶるる、ぐぅ…、ぐるる…」 そいつは声とも呼吸音ともとれない音を発しながら登ってくる。 もちろん俺は恐怖で目を開けることができないが、 そいつの手足がまるで赤ん坊のように小さいことが 布団の中からでも感じ取れた。 そしてとうとうそいつが頭まで近づいたと思ったら、 毛むくじゃらの何かが俺の顔に覆い被さった。 その後俺は呼吸が苦しくなり全身を金縛りが襲い、 いつの間にか気を失っていた・・・。 深夜3時とか4時くらいになった頃だと思う。 布団のなかで目を覚ますと、 何かが布団の周りを歩く音がした。 うっすらと目を開けて横を見ると、 そこには毛むくじゃらの何かが虚ろに佇んでいた。 暗闇のなかでうっすらとシルエットしか分からなかったが、 異様に小さな体のそれは明らかに人間ではなかった。 ここまで来ると本当に怖くなってパニックになった。 誰か助けを求めようと声を挙げたかったが、 あいかわらず声が出ない。 再び 「ガリガリガリガリ!」 と戸を引っ掻くような音がしたかと思うと、 戸が少し開いてドタドタと奥の部屋に何かが向かう音がして、 その後は静けさだけが残った。 俺はそのまま朝まで布団のなかで動けなかった。 ほとんど一睡も出来ず、 疲労も取れないまま俺は会社に出勤した。 同僚に昨日の話をするも誰も信じてくれず、 なにか訴えたかったんだよなどと 箸にも棒にも掛からないことを言われる始末だったのを憶えている。 あいつが何者かはわからない。 けど、あの姿はどう考えても人間じゃない。 まぁ別にこれまで何か害があったわけでもなし、 病気や事故にもあってないけど、 今でもたまに戸を爪で引っ掻くような音が聞こえる気がするんだ。 ちょうど今みたいに誰かにこの話をした夜とかにさ。 もし幻覚とかじゃなく、 霊的なモノなんだとしたらお払いとか、 盛り塩とかしたほうが良いのかな? 正直、最近寝るのも怖い。 同様の体験者、人体のメカニズム、 にゃんこ関連に詳しい方いたら、 是非アドバイスして欲しいんだ。 俺が体験したのはこんな感じ。 もし同じような体験をしたやつがいたら教えてほしい。
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