怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
こりゃいいや
お気に入り
1506
10
0
中編4分
コピー
「こりゃいいや」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
この前体験したこと書きます。 数ヶ月前にじーちゃんが亡くなった時の話。 俺ん家とじーちゃん家は隣り町で、 ジジババっ子の俺は小さい時は毎週末のように遊びに行って、 サザエさん見てみんなで飯食って帰るのが日曜の楽しみだったんだけど、 社会人になってからは仕事が忙しいのと住んでるトコも離れちゃって、 ここ4、5年は盆暮れ正月くらいしか顔を出さなくなってたのね。 それでもジジババは満面の笑みで迎えてくれたりして、 もっと短い間隔で来れたらなぁとか思ってた。 んである日の朝、 会社行く支度してたら突然ばーちゃんから電話があって、 『朝起きたらじーちゃん突然冷たくなって全然動かない』 って震えた声で言われて、 会社に連絡すんのも忘れて飛んでった。 じーちゃん家についたら、 俺の両親とばーちゃんと親戚の人が先に来てて、 じーちゃんの寝てる布団の周りに座って泣いてた。 最初はいつもと変わらないじーちゃんの顔で布団に寝てる姿を見て、 ぜんぜん実感がわかなかったけど、 そばによってじーちゃんの額をさわったらヒヤッとして、、、 あぁ、ほんとに死んじゃったんだ。と思ったら、 ボロボロ涙が出てきてめっちゃ泣いた。 それから滞りなく葬儀の準備が進んで、 自宅から葬儀場に移動する前日の夜、 じーちゃん家側のイトコ家族がやってきた。 俺と歳の近いイトコの兄ちゃんと奥さん、 2歳になる娘さんの3人で。 線香あげて飯食って、 歳の近いイトコの兄ちゃんとはよくじーちゃんで遊んだりしてたんで、 思い出話なんかして、 また2人してちょっと泣いてってしてたら夜も遅くなったので、 イトコの兄ちゃんは子供寝かせなきゃだから一旦帰るってなった。 俺は手伝いなんかもあるから、 じーちゃん家に寝泊まりしてたんで、 「また明日、斎場で。明日は泣くなや」 なんて言って、 玄関先まで送ってったんだけど、 そのとき2歳の娘さん(Aちゃん)が突然玄関出て2歩くらいの所で、 いきなり「じーじ!じーじ!」と言い出した。 名残惜しいのかなと思って、俺が 「じーじさよならなんだよー」 ってAちゃんに言ったら、 またAちゃんが 「こりゃいいや!こりゃいいや!」 って、 人差し指を立てながら 「じーじ!こりゃいいやー!」 って言いながら笑った。 俺はうんうんと言いながら、 Aちゃんに 「じーじまだその辺にいるのかなぁ?」 なんて冗談を言ってみた。 ちなみに『こりゃいいや』ってのはじーちゃんの口癖で、 子供とか見てて嬉しくなるととすぐ言うので、 やっぱ子供に印象に残りやすいんだなって思った。 俺はAちゃんのおかげで少しほっこりして、 そのままイトコ家族は帰っていった。 次の日はお通夜、 俺と俺の父親と数人の親族は斎場で寝ずの番の役になった。 (寝ずの番てのは俺の地元だけなのか、全国共通か分からんが、 朝まで棺桶の前のロウソクの火を絶やさないようにしないといけないので、 時折様子を見る役、 ゴッツイロウソクなので朝まで余裕で火は消えないけど、 風習として残っている? 寝ずの番と言っても交代で寝る) その寝ずの番の中にはイトコの兄ちゃんもいて、 控室みたいな別室で、 最初は数人で酒を飲みながら談笑したり泣いたりしてたんだけど、 2~3時間くらいしたら親父含む親族は皆寝てしまった。 起きてるのが俺とイトコの兄ちゃんだけになって、 兄ちゃんが突然 「なぁ、昨日はちょっとビックリしたな」 と言ってきた。 は?と思って 「何が?」 って聞き返したら、 兄ちゃん 「そうか、気づいてなかったか。 いや、昨日Aが『こりゃいいや』って言ったろ?」 俺「うん」 兄ちゃん「ウチのAは生まれてから一回も、 じいちゃと会ってねぇんだよ。 『こりゃいいや』なんて普段日常で使わないだろ? それに家でも一回も言ったことねぇんだよ。 だから、びっくりした」 俺はやっぱり、は?ってなって、 そんで、やっぱりじーちゃんは昨日あの時玄関にいたんだ、 いま考えるとAちゃんが指差してたのもじーちゃんだったんだ、 と気づいて、霊的な体験をしたことが無い俺はちょっとゾクッとした。 でもよくよく考えたら、 Aちゃんをあやしてたじーちゃんはきっと笑顔だったんだろう。 そういうじーちゃんだったからなぁ、、、と思ったら、 幸せに逝ってくれたんだなと思って、 先ほどのゾッとした気持ちは吹き飛んで、 またちょっと泣けた。 これが先日初体験した、 俺の心霊体験です。
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった10
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
いま注目されてる怖い話
こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 (竹書房怪談文庫)
本当にあった怖い体験談7: てにくまちゃん。の怖い話 てにくまちゃんの怖い体験談
極めて怖い話 完全版
本当にあった怖い話集1 本当にあった怖い話集【1】
身近で起こった怖〜い話①
怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで
前の話:【洒落怖】夜中に家から外を眺めるのが好きだった
次の話:【洒落怖】3回連続で凶が出た
怖い話 No.8132
【洒落怖】ゴブリンの右手
1961
28
1
怖い話 No.815
【洒落怖】サヨちゃん
朗読 STスタジオ
3011
41
怖い話 No.7604
【洒落怖】触れるモノ
1248
46
短編2分
怖い話 No.9206
【洒落怖】住み着く
1127
24
怖い話 No.1011
【洒落怖】並んでいる位牌
1475
怖い話 No.7936
【洒落怖】ドアを叩くモノ
朗読 めたんの怖い話紹介ch
1167
34
中編3分
怖い話 No.8899
【洒落怖】黒のソファー
1102
35
怖い話 No.1007
【洒落怖】「私、霊感あるよ。」
1639
21
怖い話 No.10092
【洒落怖】背の高い黒ずくめの男
朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】
1677
長編6分
怖い話 No.8680
【洒落怖】三つの墓標
1211
37
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
山の上の廃病院
背中の気配
爺ちゃんがやってくる
爺さんの教え
鋭い目つきの女
テンポポ様
鬼爪
たかし