怖い話登録数18393話
恐怖感アップダークモード
(0件)
▼コンテンツには広告が含まれています
✕
ベンチに一人おばさんが座ってた
お気に入り
757
7
1
0
中編4分
コピー
「ベンチに一人おばさんが座ってた」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。
※YouTubeのURL必須
開始時間
00時間00分00秒
投稿する
正直ほかの人の心霊現象とか恐怖体験とかと比べれば たいしたことないかもしれんが、 生まれてはじめての心霊現象(?)なんだ…… 昨日って言うか、 時間的に見れば今日あった話なんだ。 自分は飲食業に勤めてて、 帰宅時間が午前になることもよくある。 んで昨日は今日が自分が休みであることと、 団体客の予約が入ってたから、 ちょっと一人残って仕込みをしてた。 んで午前1時半ごろを過ぎたあたりで、 さすがに帰ろうと思い帰ったんだ。 んで問題はその帰宅中に起こった。 自分の帰宅路なんだけど、 駅の中を通り抜けて帰ると少しだけ近道になるんだけど、 そこのベンチに一人おばさんが座ってたんだ。 50~60歳くらいで、 ペットボトルのお茶を飲んでた。 その時点では、 普段も一人二人は人が座ってたこともあったから なんとも思わなかったんだ。 でも近くに行くにつれ、 おばさんがこっちをガン見してることに気づいた。 しかもペットボトルを口から一切放さない。 とりあえずかかわらないようにしようと 足早に目の前を通り過ぎたんだけど、 俺が目の前を通ったあと立ち上がって後ろをついてきた。 内心勘弁してくれって思いながらも、 単なる自意識過剰化と思い、 歩く速度を落として追い越してもらおうと思った。 でもペースを落としても追い越されない。 しかも後ろのほうからは 「ガリッ……ガリッ…」 って、なんかを噛む音がする。 そこで、さっきのおばさんが ペットボトルを噛みながら後ろからついてきてると思い、 完全に変質者に目をつけられたと思った。 しばらく進んだ先にコンビニがあるから、 そこまでの我慢だと思い、 いつでも走れる準備をしつつペースを一定に保ち歩いた。 んで3分ほど歩いてあと少しでコンビニだってとこで、 後ろのおばさんがペースを上げたことに気付いた。 そこで俺は全速力でコンビニに逃げ込んで、 これで助かったと思ったら、 おばさんまでコンビニの中に入ってきた。 もう警察覚悟したほうがいいかなって思ったらおばさんが一言、 「大丈夫!?なんかされらなかった!?」 ……?何を言ってるんだと思ったね。 あんたのせいでこっちはビビリまくりだよって感じだった。 んで話を聞くと、 俺の後ろにコンビニに入るまでずっと 後ろから張り付くように人がいたらしいのよ。 おばさんいわく、 駅のそばで迎えを待ってたら、 あなたと後ろから一人、 髪の長い白と黒の服?を着た人が歩いてきた。 そばまで来たら何かおかしい。 前のほうの人は後ろをまったく気にかけないし、 後ろの女性? (おばさんがおそらく女と言っていた。 服の種類も言っていたが、なんて言ってたかわからなかった)は、 後ろをぴったりとつけて歩いてるうえに、声もかけない。 もしかして変質者につけられてるんじゃないかと思い、 後をつけてたらしいんだ。 コンビニの前でペースを上げたのは、 俺を引っ張ってコンビニに避難させようとしてたらしい。 でも俺が突然走り出し、 後ろの女性はそのまま歩いてく。 とりあえず俺のほうが心配になって コンビニに入ってきたらしい。 でもおかしいんだよ。 俺、おばさんから後ろつけられてたとき チラッと後ろを何回か振り向いてるけど、 そんな人絶対にいなかったんだよ。 どうも釈然としないけど、 かかわりたくなかったから、 とりあえず大丈夫だということと、 お礼を言ったんだ。 そしたらすぐにおばさんは駅のほうに向かって帰ってった。 少し怖かったからコンビニで少し時間をつぶし、 早足で家に帰宅したんだ。 んでシャワー浴びてすぐ寝ようって思って服を脱いだら、 そこで背筋が凍った。 背中のほうに長い髪の毛ついてんの。 ぱっと見て10本はあったと思う。 一人暮らしだから家族もいないし、 職場にも髪の長い人はいない。 もちろんおれ自身の髪でもない。 もう気持ち悪くて服を捨ててシャワー浴びた。 朝一のゴミ収集に速攻で捨てきた。 そして眠れない。 あの後、 おばさんは女性はどっかに歩いていったって言ったけど、 もしかして俺の後ろをまたついてきていて、 家までついてきてたらと考えたら眠れなくなってしまった。 誰か助けてくれ…マジで怖いんだ……
怖い話を読んでいると霊が寄ってくる?不安な方はこちらがおすすめ
1人が登録しています
感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする
この話は怖かったですか?
怖かった7
次はこちらの話なんていかがですか
続きを読む
※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります
Amazon無料でスグに読める本
第14集: 「三不粘を作った話」他 川尻こだまのただれた生活
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 1 (ガルドコミックス)
俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者の夢をみる~ 1 (アース・スターコミックス)
夫婦は前世から・3
6巻: 私が歩くがわからなくなった日(後編) くも膜下出血のラブレター
ここからぜんぶ初恋(1) (アシオナcomic)
前の話:【洒落怖】出前のアルバイト
次の話:【洒落怖】大きくて立派な柿の木
怖い話 No.9378
【洒落怖】飢饉
1449
31
短編2分
怖い話 No.9880
【洒落怖】車の屋根
996
20
短編1分
怖い話 No.7680
【洒落怖】かわいい幽霊
1531
29
2
中編3分
怖い話 No.1579
【洒落怖】私のお気に入りの部屋なんです
1550
49
怖い話 No.8323
【洒落怖】怯える黒人
1170
36
怖い話 No.22860
【洒落怖】白い女
朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】
855
6
長編6分
怖い話 No.14647
【洒落怖】貸別荘
1970
33
長編5分
怖い話 No.9292
【洒落怖】事件のあったアパート
1421
44
怖い話 No.7112
【洒落怖】放課後
1926
47
怖い話 No.928
【洒落怖】空間が「ぐにゃり」と歪んだような気がした
1537
48
心霊サイト運営者
全国心霊マップ
ghostmap
プロフィール
Twitter
新着洒落怖
留守番電話
舞台学科による演劇
分譲現場
謎の会話
たけのこ掘り
かんのけ坂
4階のベランダから落ちた友人
林間学校で登山
自転車に乗っている夢
雄別炭鉱
運動会?
坪の内
新着コメント
神様に貰ったチャンス
キャベツの千切り
夜中に服を着替えさせられた
一年に一度村を無人化
夢じゃないよー
怪人二十面相と小林少年
3人の女
油絵