1. ホラスト
2. 洒落にならない怖い話

祭壇のようなもの

お気に入り

• 祭壇のようなものの朗読動画

• 朗読動画を投稿する▼

  「祭壇のようなもの」の朗読動画を探しています。YouTubeでこの話の朗読動画を見つけたらぜひ投稿していってください。

  ※YouTubeのURL必須

  例：https://www.youtube.com/watch?v=*********** 例：https://youtu.be/***********

  開始時間

  00時間00分00秒

  再生開始の時間を指定する場合は入力してください

  投稿する

• 祭壇のようなものとは

  新　心霊探偵八雲　赤眼の呪縛

• 俺が小学5年の夏
  弟と山に虫取りに行った時の話
  
  その山はそこそこカブトとかクワガタとか
  いろいろ取れる山やったんや。
  
  でもいつものポイントで取り尽くしてしまったのか
  その日はコガネムシやらカナブンやらハチしかおらんかった。
  
  俺と弟は
  今日は違うところに行こうと言って山を出た。
  
  その山の普段は行かない所に
  一ヶ所獣道みたいになってる所があるのを思い出した俺は
  弟とそこへ向かった。
  
  
  ある程度場所が特定されるかもしれんが、
  俺の地元は夏場は大体35〜37度は毎日で
  一度40.9度を記録したこともある。
  
  その獣道みたいなところについて弟と山に入った瞬間、
  冷凍庫の中にいるかのような寒さを感じて
  全身に鳥肌が立った。
  
  元々霊感があった俺は一瞬、
  ここやばいかも、と思ったが
  小学5年の俺はカブトやクワガタの方が大事だった。
  
  弟と山の奥へ行こうとして
  ふと違和感を感じた。
  
  山に入った時にも感じていたが
  何かが普通の山と違う。
  
  太い木もあるが
  大半が幹が20センチくらいの細めの木ばかりで、
  その木の下全部に祭壇のようなものが置いてあった。
  
  1こ2こじゃなく数十個って単位で。
  
  その祭壇のようなものは、
  箱だったり石だったり台は様々だが、
  共通して朽ちた花が活けてあり、
  盛り塩があったであろう小皿におちょこが置いてあった。
  
  田舎の山に入った時、
  そこで亡くなった人の供養の為にそう言ったものを置いたり
  石の塔を作ったりするのは知っているが
  それにしては量が異常だった。
  
  ちょっとほんとにやばいかも、と思った時、
  前の木から灰色の年配の男がこちらを見ていた。
  
  例えるならひょっこりはんみたいな感じ。
  
  でもおかしかった。
  
  本来見えるはずの体が見えなかった。
  
  さっき言った通り
  幹の太さは大体20センチくらいだ。
  
  あーいるわ、と思った俺は弟に
  
  「山出ろ、はやく」
  
  と言い弟を山から出し、
  自分が出る瞬間、
  何を思ったのか振り返ってしまった。
  
  そこには見渡す限り
  視認できる木全てから老若男女たくさんの人が
  こっちを睨んでいた。
  
  怖くなって俺は弟と家へと急いだ。
  
  後日談だが、
  昔俺の地元のその町は戦時中大空襲を受けたらしい。

  怖い話を読んでいると霊が寄ってくる？不安な方はこちらがおすすめ

  ▶幽霊が近くにいるか分かる

• お気に入り

• 

  感想や考察があればぜひコメントで教えてください ↓コメントする

• この話は怖かったですか？

  怖かった17

  
• • #短編

• 次はこちらの話なんていかがですか

  

  続きを読む

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  怖い話セレクション

  • 【怖い本】アパシー　学校であった怖い話1995　vol.１ Amazon
  • 【洒落怖】従弟がおかしくなった 短編2分
  • 【洒落怖】怪談の下の男 長編6分
  • 【洒落怖】ききょうの間 中編3分
  • 【洒落怖】やめろー 短編2分
  • 【ほん怖】合格おめでとう！私も頑張るよ！ 短編1分
  • 【意味怖】コミュニケーション 短編1分
  • 【意味怖】自転車のカゴ 短編1分
  • 【ほん怖】井戸の埋め立て 短編1分
  • 【じわ怖】彼女は時を超えて見守ってくれていたんだ 長編5分
  • 【意味怖】三回忌 短編1分

  Amazon無料でスグに読める本

  • 

    美味しいご飯が食べたくなる漫画　13: お泊まりの朝編 美味しいご飯が食べたくなる漫画【にしみつ】

  • 

    「才能の器」で目指す迷宮最深部 スキル横伸ばしのはずが、万能チートだった！ (3)

  • 

    無職の英雄　別にスキルなんか要らなかったんだが -才能ゼロの成り上がり-　2 (アース・スターコミックス)

  • 

    玄関の鍵穴に接着剤詰められた話【４】 ぼめそのエッセイ漫画集

  • 

    無職の英雄　別にスキルなんか要らなかったんだが -才能ゼロの成り上がり-　1 (アース・スターコミックス)

  • 

    異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。　1 (アース・スターコミックス)

• コメント

• コメントはまだ投稿されていません
  

  祭壇のようなもの についての感想や意見を自由にコメントしていってください
  • 本文：
  • 
    半角文字列だけの入力はできません。
  • 名前（省略可）：

• 前の話：【洒落怖】薄っぺらい穴

  次の話：【洒落怖】名前を繰り返す

• この話を読んだ人はこちらも読んでいます

• ※既読の話はオレンジ色の下線が灰色に変わります

  • 怖い話 No.22994

    【洒落怖】エレベータの故障

    つい先週の話なんだけど、 友達の家で遊んだ帰りにエレベータの故障に遭遇した。 ドア横のボタン押したら即扉が開いたんだ。 エレベータの足場が来てないのに。 一瞬「おぉっ？」ってなったけど、 そ

    897

    11

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.9227

    【洒落怖】おっぺけ様

    おっぺけ様って知ってる人いますか？ これは友人の実家に泊まりに行った時に 友人（Aとします）のお爺さんから聞いた話です。 友人の実家は山奥の集落にあって、 小さい頃から夏休みになると一緒に泊まりに行っ

    1621

    31

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.7552

    【洒落怖】２つのトンネル

    長距離トラックの運ちゃん （名前をAとしておく）から聞いた話。 真夜中の峠道。 ・・・普段からよく通る道だったそうだ。 その道の途中のトンネルに差し掛かった時、 Aはある異変に気付いた。 &

    3091

    53

    0

    0

    中編4分

  • 怖い話 No.8195

    【洒落怖】連れていった

    数年前、 当時仲の良かった同僚と旅行に行ったときの話。 メンバーはＡ子、Ｂ子、私の三人。 行き先は結構有名な温泉地で、 初日は楽しく過ごしてた。 昼は買い物と温泉、 夜は安宿でカラオケとお酒

    2164

    53

    0

    1

    短編1分

  • 怖い話 No.2831

    【洒落怖】物音

    これは父が体験したのを聞いた話です。 私の父はいわゆる霊感が強い方で、しばし金縛りや霊的なものを感じるらしいです。とは言っても年中感じるわけでなく、たまにらしいですが。 父以外の家族は、私も含めて鈍感なんです

    1597

    23

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.21325

    【洒落怖】女性の綺麗な足

    電車の座席に本を読みながら座っていた時のことです。 日曜の昼で、 あまり混んでいませんでした。 本を読み終わり、ふと目をやると、 向かい側の座席に座っている女性の綺麗な足がありました。 何気

    1211

    25

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.1760

    【洒落怖】テントを囲まれる

    京都の北のほうにある山でキャンプした時の事。 俺と友達のＡとＢの2人の計3人でそこへ行った。小川の傍で開けてるところがあってそこにキャンプを張った。 昼間は釣りとか水浴び。んで、夜はBBQ。 周囲は膝くらいの高さの

    1503

    43

    4

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.1402

    【洒落怖】真夜中のFax

    毎年家族で旅行をしていたのですが、去年は大学受験を控えていたので、一人家に残りました。 家族が帰ってくる前日、黙々と勉強をこなす私。部屋はデッキから流れる音楽で満ちていました。 喉が渇いたし、休憩もしたいと思い、キリ

    1549

    31

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.22417

    【洒落怖】猫の様子がおかしい

    僕は喫茶店を経営していて、 とあるパートさんを雇ったときに聞いた話です。 そのパートさんは猫が好きで、 何匹も飼っているそうです。 そのパートさんから恐ろしい話を聞きました。 飼っている猫た

    847

    11

    0

    0

    短編2分

  • 怖い話 No.469

    【洒落怖】旅館の求人

    丁度２年くらい前のことです。 旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。 ところが、何故かどこもかしこも駄目，駄目駄目。擦り切れた畳の上に大の字に寝転

    朗読 りょりょの怪談チャンネル【作業用かいだん朗読】

    1745

    36

    2

    0

    長編8分

• このページの監修者

  

  心霊サイト運営者

  全国心霊マップ

  ghostmap

  プロフィール

  

  Twitter

• 祭壇のようなもの

  ふっかつの呪文

  せすきぜゃ　みたわはぃ　ひざゎだば　ゎくでざの　
  しがどけべ　がびぺあそ　ゃょそゃげ　けかぬやり　
  びすめてゆ　ひゃなびい　てげれやめ　やずもぶそ　
  むけをゅっ　なぎむょけ　ぃぉどあぼ　ぃぢふみは　
  しみょほぉ　ずごずぷれ　けくあぁた　ぇるひかつ　
  ドメジダペ　キアケレュ　グヘズォチ　ミユナスメ　
  カキネプボ　ヒドミゴヌ　ポヴェヨョ　マゴッリブ　
  ドグマヵガ　ベネキホソ　ワワゴンミ　ヌボプデシ　
  ヴジヘテイ　ヤホイケフ　ザプチガビ　グネニヨカ　
  ャグリリザ　ラニカミク　ミギピヅエ　ョオガボジ